2025年度のシルク募集の分析です!
今回は
・いくら実績があるとどのくらいの頭数を確保できたのか
・いくら実績があると当選確率何%の馬を確保できるのか
・実績ごとに選択肢に入る馬のデータ(測尺や厩舎等)
を見ていき、次年度に活かせるように
したいと思います!
今年度は昨年度と同じ実績額でも確保できる
幅が狭まるケースが多く、これまでよりも
ボーダーが高くなった印象。
今年度の傾向を押さえるために、
持っている実績別で
・何頭確保できたのか
・全体の何%をカバーできたのか
についても過去と比べて振り返っていきたい
と思います!
それでは詳しく見ていきます!
コンテンツ
2025年度募集概要
スケジュール
情報公開・申込受付
■募集馬情報公開:
7/18(金)
■カタログ発送:
7/23(水)
■1次募集申込受付期間:
7/25(金)12時~8/7(木)17時締切
■申込結果発表:
8/13(水)昼頃予定
中間発表
■中間発表①:
8/3(日)
■中間発表②:
8/6(水)
出資者決定方法
割当方法
■総口数500口
①出資実績による決定(300口)
②抽優馬の抽選による決定(①の残口+200口)
③通常の抽選による決定(②の残口)
口数の取り扱い
■1~5口の申込:
申し込んだ口数で当選か落選
■6~10口の申込:
①出資実績 で当選した場合は申し込んだ口数で当選
②③抽選 で当選した場合は5口で当選
※落選の場合は0口となり、4口以下での当選とはならない
頭数制限
申込みは一人当たり最大10頭まで
出資検討記事
中間発表
2025年度募集の中間発表まとめです。
ランクインした馬について、リストの
測尺や厩舎成績等の情報と並べつつ、
申し込み状況を整理しました。
また、昨年度の中間発表で名前が出た
募集馬が
- 最終でどの程度票を集めたのか
- 当選確率はどうだったのか
についても参考で振り返りました。
中間発表②(8/6)
参考として昨年度の中間発表③と最終結果から
・総申込数順位ごとに、最終の必要実績がどうだったか
・実績金額ごとに、どのあたりの順位で勝負になるか
も整理しました。
中間発表①(8/3)
2024年度募集振り返り
昨年度(2024年度)のシルク募集の
実績ボーダー、当選確率等はこちら
の記事でまとめました!
2025年度募集の実績分析
シルクの出資者決定方法は実績制で
あるため、人気馬に何頭も出資したい
なら実績を積みまくる!!
しかないのが現状。
低実績だと人気馬は抽優で1頭確保
できるかどうかといったところで
選択肢は少なく厳しい仕組み。
ただ、その中で試行錯誤するのも
楽しみの1つかと思っていて、
- このくらいの実績だと何頭が選択肢に入ったのか。
- それらの馬はどんな特徴があったのか。
- その後の活躍は…!
といったことを考えたり追いかけたり
する楽しみも味わえたら思います。
また、あと●●万あればここまでいけた!
ということがわかっていれば
追加募集や次年度の立ち回りも
変わってくるかと思います。
例えば追加募集で申し込むかどうか
本当に迷った際に、実績の上積みを
すべきかどうかが判断材料の1つに
なったりと…
その時に情報がないからといって
みすみす手放すのはもったいない!
と思うので…
今年度の結果をあらかじめ分析・整理して
おいて後々の判断に活かそう!
というのが今回の趣旨です( ᐛ )و
実績の金額ごとに
- どんな馬が確保できたのか
- その馬は実績が足りず抽選で狙うと確率何%?
といったことを見ていきます!
※当選確率も出していますが、実際には
抽優に指定した馬が実績枠で確定している場合
があります。
抽優票の票数がそのまま引かれて一般抽選に
回るわけではないため、当選確率は実際には
もう少し高くなります。
過去年度とどう変わったか
2023~2025年度の各年度ごとに、
持っている実績別で何頭確保できたのか
全体の何%をカバーできたのか
を表にしました。

2025年度は確保幅が狭まる傾向、
特に実績51万~160万あたりの層で
大きく狭まる結果となりました。
昨年度と同じ実績額でもカバーできる
範囲は狭まることとなり、2024年度まで
続いていた確保幅拡大のトレンドは
今年度は見られませんでした。
1.実績無し
ここからは2025年度募集において、
実績の金額ごとに確保できた馬の頭数や
各馬の基本情報について見ていきます!
まずは実績が無い場合。
①確保できる馬の数、人気、当選確率


実績無しの場合、無風当選の
19頭(全体の23%)が確実に出資
できる馬でした。
過去の傾向を見ると無風当選は
2021年度:5頭(7%)
2022年度:3頭(4%)
2023年度:11頭(14%)
2024年度:20頭(24%)
でした。
今回は19頭(23%)と、無風当選の幅が
大きく広がった2024度とほぼ同水準と
なりました。
②確保できる馬のデータ


牝馬が多いことが特徴的。
測尺は小さめで馬体重が軽い馬が
目立ちます。
昨年度は20頭中牡馬が2頭、
低価格帯で測尺小さめの牡馬でした。
今年度は19頭中牡馬は5頭。
アルジャンテなど高価格帯の牡馬も
残口が出る結果となりました。
2.実績~50万
①確保できる馬の数、人気、当選確率

50万の実績だと
無風当選の19頭に加えて4頭、
計27頭(28%)が確保できる馬になります。
人気が下位の馬が多いですが
実績無しで一般抽選だと当選確率は
80%ほどと安心はできない数字。
過去の傾向を見ると50万の実績だと
2021年度:無風5頭+実績9頭で計14頭(19%)
2022年度:無風3頭+実績10頭で計13頭(17%)
2023年度:無風11頭+実績12頭で計23頭(30%)
2024年度:無風20頭+実績7頭で計27頭(33%)
が確保できました。
②確保できる馬のデータ

こちらも牝馬が多いことは例年と同傾向。
3.実績50~100万
①確保できる馬の数、人気、当選確率


100万の実績だと計38頭(46%)が
確保できる馬になります。
人気は45~60位あたり。
60位に近いルシルク、シーブルック、
スプリングゲイルは当選確率が50%以上
あったものの、その他の募集馬は厳しい
確率でした。
過去の傾向を見ると100万の実績だと
2021年度:計29頭(40%)
2022年度:計27頭(35%)
2023年度:計42頭(55%)
2024年度:計47頭(57%)
が確保できました。
2022年度までは
・人気下位30頭(35%)くらいを実績で確保する
ためには100万がボーダーになる
という傾向でしたが、
2023年度は広がり、
・人気下位40頭(55%)くらいを実績で確保する
ためには100万がボーダーになる
という傾向に。
2024年度も
・人気下位45頭(55%)くらいを実績で確保する
ためには100万がボーダーになる
という傾向でした。
2025年度は厳しくなり、
・人気下位38頭(46%)くらいを実績で確保する
ためには100万がボーダーになる
という結果に。
人気下位50%を確保するための必要実績は
2024年度は約80万だったところ、
2025年度は約115万となり、
確保幅が狭まる結果となりました。
②確保できる馬のデータ


・測尺に不安が少ない中価格帯の馬
・募集総額が高額なものの、メジャーな
種牡馬で夢を求められる牝馬
が多い印象です。
4.実績100~150万
①確保できる馬の数、人気、当選確率

150万の実績だと計51頭(62%)が
確保できる馬になります。
総申込で比較的上位人気だった
セリユーズの24は実績118.8万、
アルコレーヌの24は実績123.2万
とボーダーはそこまで高くなく、ここを
確保できるのは強いと感じました( ˙ᵕ˙ )
抽優の票数が多めで一般抽選まで
回らなかった
ギルデッドミラーの24や
スイープセレリタスの24なども
実績枠でおさえることができるのも
大きいと感じます。
過去の傾向を見ると150万の実績だと
2021年度:計39頭(53%)
2022年度:計44頭(57%)
2023年度:計54頭(70%)
2024年度:計59頭(71%)
が確保できました。
2022年度までは
・人気下位45頭(57%)くらいを実績で確保する
ためには150万がボーダーになる
という傾向でしたが、
2023年度は
・人気下位55頭(70%)くらいを実績で確保する
ためには150万がボーダーになる
という傾向に。
2024年度も
・人気下位59頭(70%)くらいを実績で確保する
ためには150万がボーダーになる
という傾向でした。
2025年度は厳しくなり、
・人気下位51頭(62%)くらいを実績で確保する
ためには150万がボーダーになる
という結果に。
人気下位70%を確保するための必要実績は
2024年度は約150万だったところ、
2025年度は約200万となり、
確保幅が狭まる結果となりました。
②確保できる馬のデータ

高価格帯の牡馬も見られるように。
5.実績150~200万
①確保できる馬の数、人気、当選確率

200万の実績だと計56頭(68%)が
確保できる馬になります。
この実績帯の馬は一般抽選では
当選確率0%で出資不可能。
過去の傾向を見ると200万の実績だと
2021年度:計49頭(66%)
2022年度:計50頭(65%)
2023年度:計58頭(75%)
2024年度:計63頭(76%)
が確保できました。
この実績帯も過去2年度と比べると
確保幅が狭まる結果となりました。
②確保できる馬のデータ

低~中価格帯で、募集総額と比べて
期待値が高そうな馬が多い印象です。
6.実績200~300万
①確保できる馬の数、人気、当選確率

300万の実績だと計65頭(79%)が
確保できる馬になります。
2024年度は実績200~300万のレンジは5頭
でしたが、2025年度は9頭となりました。
一般抽選では出資不可能、
抽優でも当選確率30%台
となる馬も確保できます。
過去の傾向を見ると300万の実績だと
2021年度:計62頭(84%)
2022年度:計60頭(78%)
2023年度:計64頭(83%)
2024年度:計68頭(82%)
が確保できました。
実績300万で全体の約8割をカバーできる
という傾向です。
②確保できる馬のデータ

7.実績300万~500万
①確保できる馬の数、人気、当選確率

500万の実績だと計72頭(88%)が
確保できる馬になります。
抽優でも当選確率50%以下
となる馬がほとんどです。
過去の傾向を見ると500万の実績だと
2021年度:計68頭(92%)
2022年度:計68頭(88%)
2023年度:計71頭(92%)
2024年度:計74頭(89%)
が確保できました。
実績500万で全体の約9割をカバーできる
という傾向は過去から続いています。
②確保できる馬のデータ

8.実績500万~
①確保できる馬の数、人気、当選確率

②確保できる馬のデータ

まとめ
①確保できる馬の数、全体のカバー率は
<2025年度>82頭
◆実績無:19頭(23%)
◆ 50万:23頭(28%)
◆100万:38頭(46%)
◆150万:51頭(62%)
◆200万:56頭(68%)
◆300万:65頭(79%)
◆500万:72頭(88%)
<2024年度>83頭
◆実績無:20頭(24%)
◆ 50万:27頭(33%)
◆100万:47頭(57%)
◆150万:59頭(71%)
◆200万:63頭(76%)
◆300万:68頭(82%)
◆500万:74頭(89%)
<2023年度>77頭
◆実績無:11頭(14%)
◆ 50万:23頭(30%)
◆100万:42頭(55%)
◆150万:54頭(70%)
◆200万:58頭(75%)
◆300万:64頭(83%)
◆500万:71頭(92%)
<2022年度>77頭
◆実績無:3頭(4%)
◆ 50万:13頭(17%)
◆100万:27頭(35%)
◆150万:44頭(57%)
◆200万:50頭(65%)
◆300万:60頭(78%)
◆500万:68頭(88%)
②低実績で確保できる馬でも
抽優申込が多い場合は
一般当選は厳しい
③無風~低実績帯は牝馬の比率が高い。
測尺不安やメジャーどころではない種牡馬など
の要素があれば牡馬でもワンチャンある
④人気下位42頭(50%)くらいを実績で
確保するためには115万がボーダー
→上位40頭くらいを除けば出資可能
⑤人気下位50頭(60%)くらいを実績で
確保するためには150万がボーダー
→上位32頭くらいを除けば出資可能
⑥人気下位58頭(70%)くらいを実績で
確保するためには200万がボーダー
→上位25頭くらいを除けば出資可能
こんな感じでしょうか( ˙ᵕ˙ )
実績についての感想
今年度は
全体的に確保幅が狭まる
という結果になりました。
実績●万だと下位●頭が確保できる…
という幅が狭まって厳しくなっています。
これまでざっくり思っていた
100万で下位50%、150万で下位70%
という認識は改めないといけない
と感じました。
また、毎度のことですが、仕組み上
実績での確保は強い!
という感想は今年度も同じ。
500口のうち300口が実績、
200口が抽優→残口が一般
となるので、抽優が200口を
超えると一般での当選が絶望的に。
高実績で馬の選択肢が大きく広がるのは
もちろん、低実績で確保できる馬も
一般抽選だと確率が厳しいことが多く、
そこを100%で出資できるのは大きいと
感じました( ᐛ )و
確保幅が狭まったとはいえ、
100万の実績だと全体の45%を超える
38頭が100%出資できる馬となり、
この差は大きいと改めて感じました。
おまけ:最終結果の当選確率、票数等振り返り
最終結果発表後、Xに投稿した
最終結果関連の各種まとめ等を
おまけとして掲載します!
当選確率が低かった順
一般、抽優それぞれで当選確率が低かった順で
最終結果をソートしました。
(当選確率0%と100%は除いています)
厳しい抽選を突破したと確認したいとき等に
ご参照ください( ᐛ )و
当選された方おめでとうございます!
※記載の当選確率は単純計算ですが、実際には抽優に
指定した馬が実績枠で確定している場合があり、
抽優票の票数がそのまま引かれて一般抽選に回るわけ
ではないため、あくまでざっくりした確率として
ご覧ください。
総申込


抽優申込


最後の1日でグンと伸びた募集馬
中間②から最終で票が伸びた順に整理
してみました。
今年度はミッキーオリーブが締切直前に
人気をググっと伸ばしたことが印象的
でした。
他には人気上位ではマイエンフェルト、
中位ではセリユーズ等の伸びが目立ちます。
中間②(締切前日)から票数が伸びた順
総申込


抽優申込


検討数・検討数順位の推移と最終結果
複数口の申込があることから単純比較は
できませんが、参考として
・検討数の推移と最終の票数
・検討数順位の推移と最終順位
をそれぞれ並べてみました!
締切当日お昼の順位と、募集当初の順位を
最終順位と比較した表も掲載( ᐛ )و
検討数の推移と最終の票数
総申込


抽優申込


検討数順位の推移と最終順位
単純比較はできませんが、
ミッキーオリーブが最後に爆上がっていたり
セリユーズが当初の64位から着々と順位を
上げていたりと面白いです( ˙ᵕ˙ )
総申込


抽優申込


締切当日昼の検討数順位と最終順位
総申込


抽優申込


募集当初の検討数順位と最終順位
総申込


抽優申込


シルク募集の感想
シルク1次募集、出資検討、票読み、
申し込みとお疲れさまでした!
個人的には出資検討から結果の検証まで、
楽しい時間を過ごすことができました!
またいろいろと募集に関するデータを
整理したりまとめたりしたいと思うので
ブログ、Xを見ていただけると嬉しいです!
ここまでお読みいただき、ありがとうございました♪
良ければ↓押していただけますと励みになります(*^^*)


にほんブログ村 一口馬主ランキング
コメント