5/29の東京競馬(ダ1400m)に出走した
ユールファーナのレース振り返りです。
ここ最近は厳しい結果が続いていて
続戦で前進を見ることができるか、
期待と不安のある一戦でした。
レース結果を振り返ります！
ユールファーナ
5歳 牝馬
父:ジャスタウェイ
母:ユールフェスト
(BMS:More Than Ready)
(関東)和田勇 厩舎
生産：白老ファーム
5/29の東京競馬
(1勝C・ダ1400ｍ）
に出走しました。
レース後コメント
22/5/29 和田勇厩舎
05/29(日)東京6R
1勝C〔ダ1,400ｍ・16頭〕
10着［12人気］
２９日の東京競馬ではまずまずのスタートを切り、溜めを利かせて中団やや後方のインを進む。
直線へ向いて追い出すとジリジリと脚を使うが前に迫るまでには至らず１０着。
「前走がしっかりと走り切れなかったような印象を受ける内容でもあったので、今回は改めてという気持ちで送り出しました。
馬の状態的には問題なかったかと思えましたし、実際のところ最後はジリジリとは脚を使ってくれていました。
ジョッキーも最後まで何とか伸ばそうとしてくれましたが、タフな展開で堪えたか、最後は脚色が同じになってしまいましたね…。
う～ん…。もう少しやれて良いと思うのですが、もう少し相手関係など恵まれないと苦しいところがあるのかもしれません。
今回連戦させてもらったのですが思うような結果を出すことができず申し訳ございません」（和田勇師）
前走はもう一つ掴みきれないレース内容になったこともあり、改めて同じダート１４００ｍ戦へ向かいました。
いつもは間をあけながら使う馬ですが、今回は回復が見られたこともあり連戦してみましたのでその分の変化も見せてほしいと期待をして送り出したものの、残念ながらグッと迫ってくるほどの伸びを見ることはできませんでした。
体を見ても以前より力をつけて変わってきていると思っているだけになかなか思うような結果を出すことができず歯がゆいです。
連戦後、且つ、思うような走りができなかったことを考えてもこの後は切り替えることになると思いますので、目標につきましては状態を見ながら改めて考えていければと思っています。
22/6/2 引退
「追い切りの動きの良さからもう少しやれて良いはずですが、結果を出すことができずに非常に悩ましいです。
レース後の様子は、連戦した分の疲れは正直見られ、しっかり走ったためカイバ食いが落ちている状況です。
また、緊張が解ければ体の傷みもより出てくるでしょうし、今の疲れ具合からするとすぐの競馬を考えることは難しく、リセットするために時間は必要と感じます。
一番いいと思われる現地滞在でのレースへ向かい、去年は勝鞍のある札幌にも行っていること、また、近走はダートも含めてこの馬にとって考え得るレースにトライしてきましたが、厳しい状況が続いています。
それらを踏まえて相談した結果、このタイミングで判断ということになりました。
大事に使わせてもらってきたことから、弱かった背腰は若いころに比べるとしっかりと見せるようになっていました。
また、具合が良く、相変わらず動きもいいので力をつけてきていると感じられる一方で成績が伴わないとなると、さすがに今以上の成長、好成績を出すことは簡単ではない状況です。
何とかして２勝目、３勝目とつなげていきたかったのですが、思うようにいかず申し訳ございませんでした」（和田勇師）
募集当初は４００キロちょっとの小柄な牝馬でしたから、成長を促すように時間をかけてジックリと育成が進められ、入厩は２歳５月の函館競馬場でした。
そして、ゲート試験合格後の乗り込みも順調に進められ、９月末の中山でデビューを果たすことができました。
粗削りながらも調教で見せる動きが良く、当時騎乗してくれた丸山ジョッキーの評価も高く期待が掛かりましたが、未経験のことに戸惑ったか力を発揮することができず残念ながら７着に敗れました。
２戦目以降もなかなか思うような結果を出せない状況が続いていましたが、未勝利期間残りあとわずかという夏の札幌戦で見事に勝ち切ってくれました。
人馬とも素晴らしい立ち回りを見せてくれ、非常に感激したのを今でも思い出します。
あのような競馬をしていければまたいいレースをしていけるのではないかと考えていましたが、昇級後は高い壁に跳ね返されてしまいました。
小倉や新潟で好走したことはありましたが、その２戦以外は２ケタ着順もしくは勝ち馬から１秒以上離される結果も多く、近走では改めてダートにトライしたものの変わり身を引き出すことができませんでした。
母ユールフェストも洋芝を得意とし、自身も結果を残した札幌開催は昨年もトライして大きく負けており、また、今回のレース後の状態から回復に時間を要し、いい状態で夏番組へ向かえない可能性が高く感じられます。
その状況を踏まえて和田勇介調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。
会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
レースの感想
レースの結果は10着でした。
まずまずのスタートから
控えて道中は中団後方を追走。
直線に入って追い出すも、
差は詰まらずなだれ込んで
10着でゴールしました。
道中は流れに乗って運んで
悪くなさそうに見えましたが、
直線ではジリジリとした伸び。
差を詰めるような目立った脚は
見られず、厳しい結果に…！
大きな不利があったわけでもなく
力負けしてしまった印象で、
続戦で臨みましたが上積みも
見られなかったかな…！
芝で二桁着順が続き、2月からは
続けてダートを使っていますが
結果は伴わず…。
体質は以前と比べるとしっかりして
きて、成長もうかがえる中ですが、
結果が伴わずといった状況にあり
6月2日に引退が発表されました。
今年の夏の札幌開催で、もう一度
良い走りを見ることができれば…
と思っていましたが、昨年も挑戦し
良い結果が出なかったこともあり、
ここで引退の判断となりました。
ユールファーナ、ここまでお疲れさまでした。
夏の未勝利戦で勝ち上がりを
決めてくれたときは本当に
嬉しかった！(*^^*)
その後も好走を見せてくれるときも
あって、ワクワクしながら見守る
ことができました。
終盤は結果が出なくて厳しいレースが
続いたけど、頑張ってくれたと思う！
本当にお疲れ様でした！
今後もケガなく、良い馬生を送って
くれることを願います。
※記載の情報はキャロットクラブの許可を得て掲載しております。
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