キャロットの2歳牝馬、
オーセンティアンの近況です。
12/7の中山競馬
(2歳新馬・芝1600m)
でデビューします!
気持ちが先行して体が追い付かない
状態が続き、今後も体力の構築には
時間がかかる見立て。まずは今の状態で
デビューを模索していくこととなり、
11月に帰厩しました。
課題は残る状況ですが、実戦を交えながら
上手く成長していきたい( ᐛ )و
近況を確認していきます!
オーセンティアン
2歳 牝馬
父:スワーヴリチャード
母:ダイワオンディーヌ
(BMS:クロフネ)
(美浦)高橋文 厩舎
生産:隆栄牧場
近走成績
デビュー前
近況
24/7/20 高橋文厩舎
19日にゲート試験を受けて見事に合格しました。
「木曜日を軽めの調整にとどめて体力、気力の充電に充てたうえで金曜日に試験を受けてみました。
すごく速いというわけではないのですが、ここまでの間に見せていたような課題を強く出すことはなく、無事に合格をもらうことができました。
時間がかかってしまいましたが、ひとまず最初の関門をクリアできてホッとしています。
体力的にあまり余裕があるわけではないので基本放牧に出して体力の構築を図ってからデビューを考えていきたいと思いますが、まずはゲート後の様子をよく見たうえでこの後のスケジュール等を判断していきます」(高橋文師)
24/7/25 高橋文厩舎
24日は軽めの調整を行いました。
25日は美浦坂路で追い切りました(56秒8-42秒2-27秒5-13秒5)。
「基本的には放牧に出して乗り込み期間を設ける考えですが、可能なら何本か乗って、先々の本格的な調教に向けての備えをしておきたいと考えていました。
脚元や体調は問題なかったので、木曜日は2番目の組に馬場入りして坂路にて1本目に16-16、2本目に14-14程度で乗ってみています。
さすがにまだ足慣らしの意味合いが強いものですから、馬なりでジックリと進めていますよ。
まずは無事にこなせたことを評価してあげたいですね。
今後の様子を見てもう少し時計を詰めてみるか、考えていきたいです」(高橋文師)
24/8/1 高橋文厩舎
7月31日は軽めの調整を行いました。
1日は美浦坂路で追い切りました(58秒0-42秒7-27秒5-13秒2)。
「先週の調教後の様子が悪くないことからもう少し動かしてみようと考え、そのまま在厩で調整をしています。
昨日まではジックリと乗るようにして、今朝は少し時計を出すメニューを組みました。
7時くらいの時間帯に坂路下の角馬場で入念にほぐしたのちに坂路へ移り、1本目を普通キャンターで登ったあと2本目へ入って14-13と終いをじわっと伸ばしています。
少し離れた位置を行く2頭を見ながらのもので、問題なく駆けられてはいましたが、まだ気持ちの面でも馬体に関しても頼りなさはありますかね。
こればかりは動かしながら成長を図っていくほかないでしょうから、トレセンならびに牧場で継続して良くしていければと思っています」(高橋文師)
24/8/3 NF天栄
3日にNF天栄へ放牧に出ました。
24/8/6 NF天栄
軽めの調整を行っています。
「ゲート試験合格後、状態の把握と体力構築のために数本時計を出したうえで、先週末に帰ってきています。
天栄で調整するのは今回が初めてになることもあり、まずは軽めの運動から始め、それから少しずつ馬場入りを始めていければと考えています」(天栄担当者)
24/8/13 NF天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15~16秒のキャンター調整を取り入れています。
「先週は入場直後ということもあり軽めの運動に終始し、体調を整えるようにしていました。
そのうえでこの中間より乗り出しています。
坂路にも入り出したところなので、ある程度慣れてくれば徐々に進めていきたいですね」(天栄担当者)
24/8/20 NF天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「先週のうちから坂路にも入り出し、少しずつ前へと進めているところです。
最初なので慣らしの意味合いが大きく軽めにしていますが、少しずつ慣れてきたかなと思えることもあり登坂時のペースを少しだけ速めたりと、前進させたりしていきたいです」(天栄担当者)
24/8/27 NF天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「ひと通り慣れてきてくれたかな…と思えるようになってきましたので、今週登坂する際は15-14と少しだけ速めてみていますよ。
それでもまだこれから本数は必要になってくるでしょうから、地道に取り組んでいきます」(天栄担当者)
24/9/3 NF天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「先週に続いて、今週も日を選びながら坂路入りしています。
ハロンペースはまだ速めることなく15-14くらいを継続して重ねていまして、ベースアップを図るようにしています」(天栄担当者)
24/9/10 NF天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「入場からここまで、時間をかけてジックリと動かしてきました。
体の回復ならびに体力の構築を目指しているわけですが、そろそろ次のステップへと移行していってもいいかなと思っているところです。
馬体重は464キロです」(天栄担当者)
24/9/17 NF天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「これまではこちらの環境ならびに調教施設に慣らし、それから基礎体力をつくっていくようなイメージで動かしてきましたが、これからは14-14や時に3ハロン40秒くらいの時計を出して負荷を求めていきたいです」(天栄担当者)
24/9/24 NF天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「予定通り、この中間より、負荷をかけるようなメニューも採り入れつつ動かすようにしています。
毎日ではなく日を選びながらではありますが、このまま適宜負荷をかけて体力面の強化を図っていきたいです」(天栄担当者)
24/10/1 NF天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「乗り進めているのですが、気持ちが先行してしまいがちです。
体力を構築できるように時間をかけて乗り込んできたものの、気持ちに体が追い付ききれないところも正直あり、もう少し落ち着いて力を上手に発揮できるようになるといいですね…。
そのあたりのことを踏まえつつこの後も丁寧に調整して少しでも良い走りができるように持っていけたらと思っています」(天栄担当者)
24/10/8 NF天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「現状だと気持ち先行型で、体力がどれだけ追いつけるか…という様子なので、継続して乗り込み少しでも体力を養えるようにしているところです。
理想としている状況に持っていけるにはかなり時間を要すかもしれませんが、地道に乗り込んで近づけていけたらと思っています」(天栄担当者)
24/10/15 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「気持ちが先行しすぎて体が対応しきれない現状なので、少しで見合うように体力をつけられるように動かしています。
最初よりはいくらかいいものの、理想からするとまだ時間は必要かな…という感じも否めないので、コンスタントに動かしていきます。
馬体重は458キロです」(天栄担当者)
24/10/22 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「じわりじわりと乗り込みを進めていますが、劇的な変化はありません。
まだこれからと感じますが、まずは現状の中で少しでも体力を養いつつ競馬へ向かっていけるように持っていきたいです」(天栄担当者)
24/10/29 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「様子を見ながらではありますが、入念に乗り込んでいます。
どうしても気持ちばかりが先行して体がついてこないという悩ましい状況ではありますが、何とか体力をつけて、気持ちとのバランスがとれるように持っていければと思っています」(天栄担当者)
24/11/5 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「少しでも心身のバランスを取ることができるよう、坂路一辺倒にはせず、普段のキャンターを周回コースにて長めに行うなどもしながら調整するようにしています。
それでもなお、ペースが速くなり出すと気持ちが先行してしまう傾向にありますが、体力の構築、ならびに成長を遂げるにはどうしても時間は必要になるので、長いスパンで接していきたいです。
ひとまず調整自体はできており、まずはこの感じデビュー戦を模索していければということで高橋文雅調教師と移動の相談をしているところです」(天栄担当者)
24/11/6 高橋文厩舎
6日に美浦トレセンへ帰厩しました。
「ゲート試験合格後天栄へ放牧に出して乗り込んでもらっていましたが、幼さを感じる状況だったと話を聞いています。
実際のところこちらでもそう感じましたし、時間がまだ欲しいと北海道で見たときから思ってはいましたが、そうは言っても時間をかけるだけ必ず変わると言い切れないところもあるのは否めません。
それなので、相談のうえ実戦も交えながら探っていき、成長を促していければということでこのタイミングで戻させていただくことにしました。
明日より少しずつ動かしてまずは体調、そして心身の確認から始めていきます」(高橋文師)
24/11/14 高橋文厩舎
13日は軽めの調整を行いました。
14日は美浦Wコースで追い切りました(69秒2-53秒5-38秒6-11秒8)。
「入厩してきて状態を確認すると体の疲れやすさは確かにありますね。
また、気持ちが先走ってしまうためコントロールに苦労しているということも聞いていましたが、その表れで特に右ですが口も切っていました。
治療しながらではあったのでしょうけれどもこちらでもまずそのあたりを重点的に対応しながら動かすようにしています。
坂路だと気持ちが入り過ぎてしまう感じがしたので、角馬場やダートコースなどフラットなところでリラックスして走れるポイントをつくるように心がけていて、いい感じで走ることができていますよ。
口の傷のほうも先週より今週のほうが良い状態かなと思えます。
今朝は周回コースで時計を出してみたのですが、坂路よりはいいものの、前半はちょっと気持ちが強く出ていましたね。
ハミの取り方がガッチャガチャになることはなかったものの、前半力んだ分、終いの伸びは少し鈍りました。
ゴール後は極端に脚色が鈍ることなく向こう正面の方まで流していけましたから長めに動かして負荷をかけることはできたと思いますが、やはり気持ちのコントロールという点では課題があると確認しました。
今日はまだ無理のない、さらっと動かした内容なのでこれくらいで済んでいるのかもしれませんし、今後進めていくと余計に力んでいってしまう可能性もありますから、引き続きよく見ながら接していきます」(高橋文師)
24/11/20 高橋文厩舎
20日は美浦Wコースで追い切りました(68秒5-52秒6-38秒0-12秒1)。
「少しずつピッチを上げていければと考えながら乗り込みを進めています。
先週は木曜日に追い切りましたが今週は水曜日に行うことにしまして、前半の時間帯で馬場入りして終い重点で動かしています。
まだいくらか体を使い切れず力み加減なところはあるものの、それでも少しずついい方向へ向かってはいるかなと思います。
また、脚長なこともありますが重心が高いため、前へ前へというよりちょっと浮いてしまうような感じでもあります。
軽すぎる感じがあり、現状ではダートより芝かなと思いますがスピード勝負にどこまで対応できるかは何とも言えません。
折り合い面、体力面を考慮すると短距離が無難で1200mなども選択肢に入ってくるのかもしれませんが、理想を言えばマイルくらいから考えるのがいいかな…とも思うので、引き続き様子を見ていきつつレース選択をしていきます」(高橋文師)
24/11/27 高橋文厩舎
27日は美浦Wコースで追い切りました(69秒1-53秒6-38秒7-12秒6)。
「今朝はウッドチップコースにて3頭併せを行っています。
単走でやる分にはスムーズに折り合えることはありますが、今日は3~4コーナーで力みが目立ちましたね…。
先週もお話しましたが、その折り合いを考えると1200m戦でもいいくらいも、走りを考えるともう少し距離があった方がいいですし、ある意味、先々で距離を詰める方が楽ではあるので、まずは指標になりやすいマイル戦を本線に考えていきたいです。
この時期となると除外の可能性も高くなってくるので、今のところは来週から視野に入れていきたいです。
馬は、カイバを食べられていて、腹まわりの肉付きを保てていて悪くない状態ですね」(高橋文師)
早ければ12月7日の中山競馬(2歳新馬・芝1600m)に出走を予定しています。
24/12/4 高橋文厩舎
4日は美浦Wコースで追い切りました(68秒0-52秒6-38秒2-12秒3)。
「今朝いちばんで馬場入りして追い切りました。
先週は併せ馬にして結構力んでしまいましたし、週末は追い切りではなく坂路2本にしたものの苦しさを見せていましたので、今週はリズム重視と思い、単走追いにしました。
少し気持ちは入っていましたが、単走の分、堪えられていましたし、ゴール板を過ぎてからも奥まで伸ばすことができました。
調教負荷という点では時計以上のものを求めることができましたし、十分なのですが、煮詰まってきているのは否めないので、できればサッと競馬へ向かいたいですね。
予定では25頭ほどエントリー予定になっているので、何とか突破してほしいです。
ジョッキーは内田さんにお願いしています」(高橋文師)
7日の中山競馬(2歳新馬・芝1600m)に内田騎手で出走を予定しています。
24/12/5 高橋文厩舎
7日の中山競馬(2歳新馬・芝1600m)に内田騎手で出走いたします。
調教タイム
24/11/14
助手 美浦W・良
69.2 – 53.5 – 38.6 – 11.8 強めに追う
フラワーデュエット(二未勝)馬ナリの外0.7秒先行0.1秒遅れ
24/11/20
助手 美浦W・稍
68.5 – 52.6 – 38.0 – 12.1 強めに追う
24/11/24
助手 美浦W・良
44.8 – 14.3 馬ナリ余力
24/11/27
助手 美浦W・重
69.1 – 53.6 – 38.7 – 12.6 一杯に追う
フラワーデュエット(二未勝)馬ナリの内0.2秒追走0.6秒遅れ
24/12/4
助手 美浦W・良
68.0 – 52.6 – 38.2 – 12.3 馬ナリ余力
感想
12/7の中山競馬
(2歳新馬・芝1600m)
でデビューします!
7月にゲート試験に合格。
気持ちの面も体力面も頼りなさが残る
状態であり、時計を出した後に放牧へ。
放牧後は体力の構築を目指してじっくりと
進め、負荷をかけるメニューも採り入れつつ
動かしていきます。
時間をかけて乗り込んできたものの、気持ちが
先行して体が追い付かない悩ましい状態に。
その後も劇的な変化は見られず、体力の構築、
成長には今後も長いスパンで向き合っていく
ことになりそう。
ひとまず調整自体はできていて、今の状態で
デビュー戦を模索していくこととなり、11月
初旬に帰厩しました。
帰厩後も気持ちが先走ってしまう面が見られ、
追い切りは前半に力み、終いに伸びが鈍る
という内容。
その後も力みが目立ち、また、推進力が
上に向いてしまう課題も。
折り合い面、体力面を考えると芝短距離
となりますが、スピードに対応できるか
気がかりなところ。
先々で距離を詰める方が楽ではあるとの
ことで、まずは指標になりやすいマイル戦を
本線に考えていくこととなり、12/7の中山
マイル戦を目標に設定しました。
在厩で煮詰まってきているのは否めないので、
できればサッと競馬へ向かいたい…との状態
だったところ、まずは抽選を突破して目標の
レースに向かうことができたのは良かった!
近況からはあまり強気になれないですが、
まずはデビュー戦、無事に走り切って次に
繋がるような内容を見せてほしい!
※クラブ公式情報・画像はキャロットクラブの許可を得て掲載しております。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました♪
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