シルクの2歳牝馬、
エンブロイダリーの近況です。
11/16の東京競馬
(2歳1勝C・芝1400m)
に出走します!
前走のサフラン賞では人気を集めましたが
出遅れて最後方を追走することとなり、
最後は脚を伸ばすものの届かず5着でした。
期待が大きかった分ショックでしたが、
今回は距離短縮に対応しての巻き返しに
期待したい!
近況を確認していきます!
コンテンツ
エンブロイダリー
2歳 牝馬
父:アドマイヤマーズ
母:ロッテンマイヤー
(BMS:クロフネ)
(美浦)森一誠 厩舎
生産:ノーザンファーム
近走成績
近況
2024.10.02
在厩場所:美浦トレセン
森一誠調教師「馬場入りや返し馬はスムーズに行えたものの、パドックでは前走よりも気持ちが入っていましたね。
また、ゲート内では他の馬が煩かったことに影響されて駐立が悪くなり、スタートの反応が遅れてしまいました。
その結果、前走は気分良く運ぶことが出来ましたが、今回は後方からとなってしまいましたし、ペースも遅くて周りに馬がいる状況でエキサイトしてしまいました。
最後は良い脚で伸びてくれたものの、道中は何度も手前をコロコロと替えていましたから、自分のリズムで走れていなかったのだと思います。
その分、上位の馬達を捕らえることが出来なかったですし、今回は若さを出してしまい、力を発揮できなかったことが敗因だと思います。
ジョッキーも1,600mは問題ないと言ってくれたように、私も問題無く対応できると思っていますが、現状は広いコースでリズム良く進めることが、力を発揮できる条件なのかなと思います。
ですが、レースではいつもリズム良く進められるとは限りませんから、これからの調教で馬込みの中でしっかりと折り合って脚を溜めるということを教えていきたいと思います。
レース後は、ジョッキーが止め際に少し違和感があったと話していましたので確認したところ、検量室前では問題無かったものの、厩舎地区に戻った際に右前脚を跛行してしまいましたので、すぐに獣医師に膝・球節・蹄のレントゲン検査を行ってもらいました。
骨に異常は無かったものの、右前脚の挫跖と診断されました。
それからトレセンに戻り、改めてこちらの獣医師にも診てもらったところ、右前脚の内側の蹄踵に痛みが出ているとのことでした。
現在は4分の3蹄鉄に変更し、蹄鉄による圧迫を緩和する処置を行いながら治療しています。
昨日は1日休ませており、今日は曳き運動を行って様子を見ていますが、常歩だと歩様には出ないものの、速歩だと痛みが出るようで歩様に出してしまいます。
この状態では次走に向けて調整することは難しいので、近日中にノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただき、脚元の回復を待ちつつ、牧場での状態を確認しながら次走について相談させていただければと思います」
2024.10.04
在厩場所:ノーザンファーム天栄
4日(金)に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。
2024.10.11
在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「こちらに戻ってきて状態を確認しましたが、厩舎サイドから聞いていた右前の蹄については、少し気にする素振りを見せていました。
しばらくは軽めの運動で様子を見ていましたが、それも段々と良化してきていたので、今週半ばから乗り運動をスタートしています。
現在は周回コースでのハッキングを行っており、状態に合わせてメニューを組んでいきます。
馬体重は490kgです」
2024.10.18
在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「その後は周回コースでの軽めのキャンターを行っていましたが、歩様に問題が出てくることは無かったので、坂路コースでの調教へ移行しています。
現在は週2回15-15ペースで駆け上がっており、これくらいであれば手応えはしっかりとしていますので、この調子で徐々に負荷を強めていきたいですね。
馬体重は496kgです」
2024.10.25
在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「今週は週3回坂路コースでの乗り込みを行っており、全日14-14ペースで駆け上がっています。
先週よりも登坂回数・ペース共に上げることが出来ていますし、動きの方もしっかりとしています。
厩舎サイドとは出来れば第5回東京開催で使っていきたいと話していますし、このまま上手く態勢を整えていきます。
馬体重は489kgです」
2024.10.30
在厩場所:美浦トレセン
30日(水)に美浦トレセンへ帰厩しています。
森一誠厩舎「ノーザンファーム天栄で順調に乗り込めていたようですし、本日の検疫で戻させていただきました。
まずは、前回痛めてしまった右前脚の蹄も含めて状態を確認させていただき、特に問題ないようなら、明日より乗り運動を開始したいと思います。
次走は第5回東京開催での出走を予定していますが、具体的な番組については、追い切りの動きを見てから決めたいと思っています」
2024.11.07
在厩場所:美浦トレセン
森一誠調教師「7日にWコースで併せて追い切りを行いました。
道中は3頭隊列の2番手から進め、直線では真ん中に進路を取って脚を伸ばすと、最後は各馬と馬体を並べてゴールしています。
前走では囲まれたことで引っかかってしまったので、今日は馬が近くにいる状況で競馬をする練習も兼ねて、3頭隊列の2番手から進めるようにしました。
道中は折り合いを欠くことは無かったですし、リズム良く走ることが出来ていました。
両サイドの馬に騎手が乗っていたこともあって、直線での手応えは少し見劣ってしまいましたが、ラスト1ハロンは11.2秒としっかり動けているので問題無いですし、コンディションは良好ですね。
今回帰厩してからはスクミの症状を見せていないですし、前回痛めてしまった右前の蹄も状態は安定しています。
ただ、先週末の追い切りの影響なのか、右トモに少し疲れを感じますが、動かす分には問題無い範囲です。
今日の追い切りである程度負荷を掛けたので中身の方も上向いてくると思いますから、次走に関しては来週の東京・芝1,400m戦を視野に調整していく予定です。
これ以上疲労を溜めないように右トモのケアをしっかり行い、来週に向けて態勢を整えていきたいと思います」
2024.11.13
在厩場所:美浦トレセン
森一誠調教師「13日に坂路コースで併せて追い切りを行いました。
この中間も普通キャンターや追い切りで馬の間に挟んで折り合いの練習をしてきましたが、今日も3頭併せの真ん中に入れて追い切りました。
折り合いは問題無く、自分のリズムで走ることが出来ていましたから、これが競馬に繋がってくれればと考えています。
今日の追い切りでは全体で54.3秒のラスト1ハロンは12.1秒という時計を計測していますが、このタイムも最後まで抱えて楽な感じでマークしていますから、良い状態で競馬に臨めると思います。
前走後には右前脚の蹄を痛めてしまいましたが、すぐに回復してくれて今では問題ありませんし、右トモの状態もしっかりとケアしながら進めているため、レースでの走りに大きな影響は無いでしょう。
冬場に突入して若干冬毛は伸びてきていますが、しっかりと調教量を積むことが出来ていますから、良い走りを期待しています」
調教タイム
2024.11.03
助 手 美浦坂重
56.4 – 41.0 – 26.3 – 13.1 馬ナリ
ホワイトビーチ(古馬1勝)馬ナリと同入
2024.11.07
助 手 美浦W良
66.5 – 51.8 – 36.4 – 11.2 位置[6] 強め
スティルディマーレ(古馬2勝)強めの外0.2秒先行同入
2024.11.10
助 手 美浦坂良
55.8 – 40.6 – 26.1 – 12.9 馬ナリ
スペキオサレジーナ(古馬2勝)馬ナリに0.1秒先行同入
2024.11.13
助 手 美浦坂良
54.3 – 39.4 – 24.9 – 12.1 馬ナリ
サフランヒーロー(古馬2勝)強めを0.1秒追走同入
感想
11/16の東京競馬
(2歳1勝C・芝1400m)
に出走します!
前々走の7月の未勝利戦はノーステッキで
レコードタイムの完勝。
前走のサフラン賞では人気を集めました。
出遅れて後方から、幼さも出てしまい
最後は脚を使うも届かず5着と厳しい
結果となりました。
レース後は右前脚を跛行し挫跖と診断。
トレセンに戻った後に診てもらったところ
右前脚の内側の蹄踵に痛みが出ているとの
ことで、治療を施し放牧に出ることに。
放牧後は歩様に問題が出ることはなく、
坂路入り。その後も異常なく、10月末に
帰厩しました。
帰厩後の追い切りは、前走囲まれて
引っかかってしまったことも意識して
併せていくことに。
動きは良好で、蹄の状態も安定。
右トモに疲れを感じるとのことですが
ケアしつつ進めていただき、現状問題は
無さそうです。
今回は距離短縮で1400m戦への挑戦。
前走以上に出遅れは致命的になりそう
なので、上手く出て速いペースにも
対応していきたい!
鞍上はルメール騎手で、引き続き騎乗
いただけるのはありがたい!
前走も踏まえつつ、上手くエスコート
していただければ!( ᐛ )و
期待が大きかった分、ショックもあった
前走から巻き返しを狙うレース!
ここで改めて力を示して、今後の躍進に
繋げていきたい!
※クラブ公式情報・画像はシルク・ホースクラブの許可を得て掲載しております。
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