シルクの3歳牝馬、
エンブロイダリーの近況です。
2/15の東京・クイーンC
(G3・芝1600m)
に出走します！
前走は2歳1勝Cを勝利。
レース後は左前蹄に少し痛みが見られた
ようですが、大事には至らずでひと安心。
明け3歳の初戦は重賞のクイーンカップへ
臨むこととなりました！
クラシックに繋がる重要な一戦！
相手も強いですが、エンブロイダリーも
力を発揮して切符を掴んでくれることに
期待のレース！( ᐛ )و
近況を確認していきます！
コンテンツ
エンブロイダリー
3歳 牝馬
父:アドマイヤマーズ
母:ロッテンマイヤー
(BMS:クロフネ)
(美浦)森一誠 厩舎
生産：ノーザンファーム
近走成績
近況
2024.11.20
在厩場所：ノーザンファーム天栄
20日(水)に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。
森一誠調教師「今回は勝つことが絶対条件だと考えていましたから、まずは無事に結果を出すことが出来てホッとしています。
調教から取り組んでいた効果もあり、道中の折り合いに問題は無さそうでしたし、スムーズなレース運びから直線はしっかりと脚を使ってくれましたね。
この馬本来の力を発揮することが出来れば、必ずこのクラスも突破できると思っていましたから、勝たせてあげられて良かったです。
今後はもっと長い距離でも今回のような競馬が出来るように、また改めて調教から取り組んでまいります。
レース後は、右前球節に浮腫みがあることに加えて、左前蹄にも少し痛みがある様子です。
また、歩様にも少し硬さがあって、全体的に頑張って走った疲れがあるようでしたので、今日ノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきました」
2024.11.29
在厩場所：ノーザンファーム天栄
天栄担当者「こちらに戻ってきて状態を確認しましたが、厩舎サイドから聞いていた左前蹄については、少し指動脈に張りが見られる状況です。
ただ、治療を行わないといけないほどでは無いですし、軽めに動かす分には問題ないので、現在はトレッドミルでの軽めのキャンターを行っています。
馬体重は490kgです」
2024.12.06
在厩場所：ノーザンファーム天栄
天栄担当者「引き続きトレッドミルで動かしつつ蹄の状態をチェックしていましたが、歩様に出したりせず、獣医師からも次のステップに移っても大丈夫そうだと言われたことから、今週半ばから乗り運動を行っています。
現在は周回コースでのハッキングをこなしており、身のこなしにも良い意味で変わりはありません。
馬体重は496kgです」
2024.12.13
在厩場所：ノーザンファーム天栄
天栄担当者「その後は周回コースで軽めのキャンターを行っていましたが、蹄に痛みが出てくることは無かったので、今週半ばから坂路コースでの調教へステップアップしています。
週2回15-15ペースで駆け上がっていますが、手応えはしっかりとしていますし、歩様にも問題は無いので、この調子で徐々に負荷を強めていければと思います。
馬体重は490kgです」
2024.12.20
在厩場所：ノーザンファーム天栄
天栄担当者「この中間は坂路調教を週に3回行いました。全日14-14ペースで登坂し、先週よりも負荷を上げています。
少し疲れが残っているのかなという印象もあったのですが、それも取れてきたようで、コンディションが上がってきたように思います。
蹄の状態も落ち着いていますし、様子を見ながら徐々にピッチを上げていきたいですね。
馬体重は492kgです」
2024.12.27
在厩場所：ノーザンファーム天栄
天栄担当者「今週も先週と同様に、週3回坂路コースを14-14ペースで駆け上がっています。
良い頃に比べると馬体の使い方が良化途上ですが、このまま乗り込んでいけば自然と上向いてくるでしょう。
蹄の状態も引き続き安定していますが、油断しないように気を付けつつ調整していきます。
馬体重は498kgです」
2025.01.10
在厩場所：ノーザンファーム天栄
天栄担当者「今週は週3回坂路コースでの乗り込みを行っており、その内の1回は14-13ペースで、残りの2回は14-14ペースで駆け上がっています。
この中間から終いハロン13秒まで脚を伸ばしていますが、動きは悪くありませんね。
このまま14-13中心で乗り込みつつ、状態アップを図っていきたいですね。
馬体重は496kgです」
2025.01.17
在厩場所：ノーザンファーム天栄
天栄担当者「この中間も週3回坂路コースでの乗り込みを行っており、その内の2回は14-13ペースで、残りの1回は14-14ペースで駆け上がっています。
今週は14-13の登坂回数を増やして更に負荷を強めていますが、脚元を含めて疲れが出てくることはありません。
今のところ、2月15日の東京・クイーンカップ（GⅢ）を視野に入れて調整していく方針となっています。
馬体重は499kgです」
2025.01.22
在厩場所：美浦トレセン
22日(水)に美浦トレセンへ帰厩しています。
森一誠調教師「ノーザンファーム天栄で速めのところを交えながら順調に乗り込むことが出来ていたようですし、今日こちらに戻させていただきました。まずは健康状態を含めてよく確認させていただき、問題なければ明日から乗り運動を行って、2月15日の東京・クイーンカップ（GⅢ）への出走を目標に調整していきたいと思います」
2025.01.30
在厩場所：美浦トレセン
森一誠調教師「30日にＷコースで併せて追い切りを行いました。
道中はエンブロイダリーが追走して、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は1馬身程遅れてゴールしています。
当初の予定では併せ馬を行う予定でしたが、騎乗したスタッフが少し抑え過ぎてしまい、追い付くことが出来なかったですね。
しかし、手応えが無かった訳ではなく、エンブロイダリーも余裕を持って走れていましたから、決して動きが悪かった訳ではありません。
今週末から来週の追い切りにかけてしっかりと負荷を掛けて仕上げていければ、今日の遅れも問題にはならないでしょう。
左前蹄の状態を含めてコンディションに問題は無く、健康状態は良好なため、良い状態でレースを迎えられるように今後もしっかりと乗り込んでいきます。
なお、クイーンカップの鞍上は前走に引き続きＣ．ルメール騎手に依頼しています」
2025.02.06
在厩場所：美浦トレセン
森一誠調教師「6日にＷコースで併せて追い切りを行いました。
道中はエンブロイダリーが追走する形で進め、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は2馬身ほど先着してゴールしています。
先週の追い切りが控えめな内容となってしまったので、今日は5ハロンから時計を出してラスト1ハロンまではしっかり併せ馬を行い、最後は抜け出すように指示をしており、概ね予定通りの追い切りを消化することが出来ました。
小林凌大騎手に手伝ってもらいましたが、ラスト1ハロンを過ぎてから合図を出すと反応良く伸びて行きましたし、動きはとても良かったですね。
蹄の状態に関してもこれと言った問題は無く、脚元の浮腫みもありません。
追い切り後の息の入りも良くて前走から間隔が空いていますが、休み明けとしては良い状態で調整することが出来ています。
来週の追い切りで十分仕上がると思っているので、次は重賞で相手も強くなりますが、力を発揮できる状態で送り出せるように取り組んでいきたいと思います」
2025.02.12
在厩場所：美浦トレセン
森一誠調教師「12日に坂路コースで併せて追い切りを行い、全体で53.8秒のラスト1ハロンは12.0秒というタイムをマークしています。
先週までにしっかりと負荷を掛け、1週前までに十分な乗り込み、及び仕上がりにあったため、今日はこれまでと同様に競馬の前は坂路で追い切りを行えば十分だと考えました。
併せ馬で後ろから追い掛ける形を採りましたが、他の厩舎の馬が前を走っていたため、それを抜かすためにギアを上げることに少し時間が掛かりました。
しかし、全体を通して見れば時計的にも内容的にも良い最終追い切りを消化出来ましたね。
状態的には前走よりも一段階上のレベルでレースに臨むことが出来そうですから、今週のレースをとても楽しみにしています」
調教タイム
2025.01.26
助 手 美浦坂良
57.1 – 41.6 – 26.8 – 13.2 馬ナリ
ベリタバグス(三歳１勝)馬ナリに0.2秒先行同入
2025.01.30
助 手 美浦Ｗ良
84.9 – 68.5 – 53.6 – 39.0 – 12.7 位置[5] 馬ナリ
ダノンアーリー(古馬１勝)馬ナリの内0.6秒追走0.2秒遅れ
2025.02.02
助 手 美浦坂稍
55.4 – 39.9 – 25.6 – 12.9 馬ナリ
タイセイフェスタ(古馬２勝)馬ナリを0.1秒追走同入
2025.02.06
小林凌 美浦Ｗ良
83.0 – 66.6 – 51.5 – 36.5 – 11.7 位置[5] 強め
ダノンアーリー(古馬１勝)一杯の内0.1秒追走0.4秒先着
2025.02.08
助 手 美浦坂良
63.9 – 47.2 – 30.3 – 14.7 馬ナリ
2025.02.09
助 手 美浦坂良
55.3 – 40.3 – 25.8 – 12.5 馬ナリ
パルデンス(古馬３勝)馬ナリを0.3秒追走同入
2025.02.12
助 手 美浦坂良
53.8 – 38.6 – 24.7 – 12.0 一杯
ダノンアーリー(古馬１勝)末強めを0.3秒追走0.2秒遅れ
感想
2/15の東京・クイーンC
(G3・芝1600m)
に出走します！
前走は2歳1勝Cを勝利。
レース後は左前蹄に少し痛みが見られた
ようですが、治療が必要なほどではなく、
獣医師の判断のもと乗り出しを開始。
その後は痛みが再発することなく、
順調にペースアップ。
1月の中旬にクイーンカップへの出走を
視野に帰厩しました。
追い切りは抑えすぎたり前に馬がいる等
あって遅れとなったところもありますが、
理由があってのものだからそこまで心配は
いらないかな。
全体としては時計も内容も良く、状態も
前走よりも一段階上のレベルで臨むことが
できそう…とのことで楽しみです。
勝てば大舞台に繋がる重賞への挑戦で、
とても楽しみなレース！
ルメール騎手の継続騎乗も嬉しい( ᐛ )و
相手も強いですが、エンブロイダリーも
力を発揮して、実力を示してほしい！
クラシックにも繋がる重要な一戦、
今後の飛躍に向けて良い走りを期待
しています！
※クラブ公式情報・画像はシルク・ホースクラブの許可を得て掲載しております。
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