11/12の東京・ユートピアS
(3勝C・芝1800m)
に出走したラクスバラディー
のレース振り返りです。
気の強さが悪い方に出る厳しい
レースが続いていますが、今回
は短期放牧を挟み、距離延長で
変わり身に期待の一戦でした！
レース結果を振り返ります！
ラクスバラディー
4歳 牝馬
父:ドゥラメンテ
母:リッチダンサー
(BMS:Halling)
(栗東)清水久 厩舎
生産：ノーザンファーム
レース前近況
23/11/9 清水久厩舎
８日は栗東坂路で追い切りました（５５秒９－４０秒０－２５秒３－１２秒１）。
９日は軽めの調整を行いました。
「水曜日は坂路で追い切りました。
先週コースでしっかりやっていますので、終いを伸ばす程度の内容ですが、スムーズに動けていました。
このところは自分でブレーキをかけるようなところを見せるなど実戦で難しさが出ているので、いったんブリンカーを外して、距離を延長し道中気分良く走らせてみたい思い、１８００ｍのユートピアＳの方へ向かわせていただくことにしました。
なお、当日は京都と福島で重賞が行われるため、なかなかジョッキーの確保が難しかったのですが、関東の北村宏騎手が騎乗できるということで、今回は彼に依頼をしてレースに臨みます」（清水久師）
１２日の東京競馬（ユートピアＳ・牝馬限定・芝１８００ｍ）に北村宏騎手で出走いたします。
レース後コメント
23/11/12 清水久厩舎
１２日の東京競馬ではスタートで躓き中団からの競馬。
後半勝負にかけるが伸びは見られず１３着。
「返し馬の感触で、特に右ですがトモが弱く入ってこなくて伸び切ってしまう感じがありました。
それが競馬へ行ってどうかを探るように臨みました。
前へ行くことも考えてはいたのですが、スタートで大きく躓いてしまい、その戦法は採れなくなり腹を括る形に専念しました。
やはりトモは流れてしまう感じだったので、出来るだけ抱え、支えるように乗りました。
直線も放すと良くないと思い、手綱を絞って支えながらステッキを使って追うようにしましたけれど決め手が長けているわけではないですからね…。
上がり勝負となりやはり苦しかったです。
初めて乗っただけに安易なことを言えませんが、ブリンカーを着けていたのを外していたように気持ちの面でも探りながら何とかと苦労されているのでしょうし、トモ含めてこの血統の共通点でもあるように思うので何とか少しでも変わってきてくれたらと思います」（北村宏騎手）
試行錯誤して復調の兆しを探っているところですが、残念ながら今日はスタートで大きく躓き前目からの競馬はできず後半勝負になりました。
残念ながら前との差を大きく詰めることはできず、この血統をよく知る鞍上も悩ましく思わせるほどの走りになってしまいました。
何とか心身ともに良くし、良い走りを引き出せるようになってくれたらと願っています。
このあとはレース後の状態をよく見てから判断していきます。
レースの感想
今回は現地観戦。
ラクスバラディー初めましてでした！
結果は13着でした。
スタートで躓き、中団から運ぶ
こととなりました。
道中は無理せず後方で運び、
直線に賭けますが最後も良い
伸びを見せることはできず、
上位争いから離れた13着で
ゴールしました。
躓いてしまったこともありますが
今回も厳しい結果に。
北村宏騎手のコメントによると、
右トモが弱く流れてしまう感じ
とのことで抱えて支えながら進め、
最後も支えながら追うこととなり
上がり勝負では苦しかったとの
ことでした。
ラクスバラディー、お疲れさまでした。
これまでは気性面の悩ましさが
ありましたが、今回はトモが流れて
しまうという新たな課題も。
結果が出ずに苦しい時期が続いて
いますが、心身ともに良い状態へ
持っていきつつ、試行錯誤する中で
チャンスをものにしていきたい！
復調へ向けて、まずは異常なく
進めていけますように( ᐛ )و
※クラブ公式情報はキャロットクラブの許可を得て掲載しております。
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