キャロットの4歳牝馬、
サーマルウインドの近況です。
6/25の東京・パラダイスS
(リステッド・芝1400m)
に出走します！
前走は3勝C昇級初戦の春興Sで
見事に優勝！
その後は放牧に出て、変わらず
歩様などに不安を見せる中ですが
調整を進め、パラダイスSを目標
に帰厩。
モヤッとした状態が続きますが、
OP入りしての初戦、どこまでやる
ことができるか楽しみです( ᐛ )و
更新内容を確認していきます！
コンテンツ
サーマルウインド
4歳 牝馬
父:ドレフォン
母:ラフィエスタ
(BMS:スペシャルウィーク)
(栗東)奥村武 厩舎
生産：ノーザンファーム
平地：OP(4-1-0-3)
近走成績
近況
23/3/29 奥村武厩舎
２９日は軽めの調整を行いました。
「２走前よりいい状態で競馬に臨めたことは大きいですが、あの馬場でも気持ちを切らさずに人馬ともに頑張って走ってくれました。
脚元や馬体に負担が掛かりやすい馬なのでレース後は念入りにチェックしていますが、いつも負担の掛かりやすい左前脚ではなく、今回は右前脚が少しモヤつきました。
結果的に問題はなかったのですが、レース前から右前脚の球節にかさぶたがあったので、あの馬場を走った影響による傷腫れの類と思えますね。
念のため撮ったエコーで腱や靭帯の状態も問題ないことを確認できています。
歩様はさすがに全体的な疲れからコトコトと見せていますが、現状で局所的なダメージは感じませんので、通常通りリフレッシュ期間を設けて、また次走について相談していきたいです」（奥村武師）
23/3/30 ＮＦ天栄
３０日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。
23/4/4 ＮＦ天栄
ウォーキングマシン調整を行っています。
「無事に勝つことができてホッとしましたね。
会員の皆様おめでとうございました。
オープン入りを果たしてくれましたし、これからもまたいい走りができるようになってくれたらと思っています。
先週のうちに帰ってきまして、今は様子を見ているところです。
脚元そしてトモと、負担が出やすい馬なので慎重に確認していますが、今のところは悪くなさそうです。
ただし、時間が経って変わる可能性もあり得る馬なので引き続き慎重に探っていき、乗り出し等を考えていくつもりです」（天栄担当者）
23/4/11 ＮＦ天栄
トレッドミル調整を行っています。
「１週間前はマシン運動にとどめていましたが、今では次のステップとしてトレッドミルでの調整へ移行しています。
まだ何とも言えませんけれども歩様に関してはとりあえず反動が目立ってくることはないので、何とかこのまま立ち上げていきたいですね。
馬体重は５５１キロです」（天栄担当者）
23/4/18 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。
「トレッドミルでの調整を課していっても脚元の様子に変わりはありませんでしたので、この中間より今度は乗ることを採り入れ始めています。
今のところ問題はないように映りますから、このまま少しずつ上げていきたいですね」（天栄担当者）
23/4/25 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン１５～１６秒のキャンター調整を取り入れています。
「左前脚の肢勢が良くない馬なので、左前脚と対角線の右トモを特に注意して見ていますが、今回は右前脚の球節に若干張りが見られます。
また、首や腕も張りやすく疲れが見え隠れしているので、ウィークポイントと共によくケアしていきます」（天栄担当者）
23/5/2 ＮＦ天栄
ウォーキングマシン調整を行っています。
「馬の様子を慎重に見ながらジックリと乗ってきていたのですが、左前脚の歩様が気になりました。
どうも蹄が痛いようで、接着蹄鉄に替えたところ大丈夫そうなので、数日様子を見て安定していればまた乗り出していこうと考えています」（天栄担当者）
23/5/9 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。
「先週に引き続き、左前脚の蹄の様子を見ているところです。
今のところは大丈夫かな…と見ているものの、無理は禁物なので昨日今日は軽めにしています。もうしばらく経過観察にあて、進めていけそうであれば進めていきますし、もう少しと思えれば慌てずに対応していきます」（天栄担当者）
23/5/16 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン１５秒のキャンター調整を取り入れています。
「今週も蹄の不安がぶり返さないか慎重に見ていますが、今のところは変わりありません。
安定してきたかな…と見えるので、このまま落ち着いてくれたらと思いますし、それに伴い徐々に負荷を高めていければと考えています。
馬体重は５５４キロです」（天栄担当者）
23/5/23 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン１５秒のキャンター調整を取り入れています。
「楽をさせた期間もあってか正直毛ヅヤなどを見るといい頃に比べると物足りなさがあるのは否めません。
これから進めていくにつれてどれだけ良化してくるかにかかってくるので、よく見ていきます」（天栄担当者）
23/5/31 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン１４～１５秒のキャンター調整を取り入れています。
「気候が良く代謝もあがりやすくなってきているのもあって、肌ツヤに関しては一時によりはいいかなと思えるようになってきています。
歩様に関してはいくらか心もとない時もあり、より気にしながら見てきましたけれど、今のところは悪い方へ行くことがなかったので、このまま進めていければ…と思っているところです。
適鞍を考えると来月中もしくは夏の新潟などになってくるので、ギリギリまで様子をよく見て最終的に相談していきたいと思っています」（天栄担当者）
23/6/6 奥村武厩舎
６日に美浦トレセンへ帰厩しました。
「体調ならびに歩様に関しては正直心もとなく、不安定に思うところもあったのですが、そのような状況のなかでも少しずついい方向へ向かってきているのかな…と思えました。
時間的にはちょっと足りないかもしれませんけれど、適鞍を思うと選択肢が限られている立場でもあるため、調教師と相談した結果、ここでトレセンへ送り出し、現地で見極めてもらうことになりました」（天栄担当者）
23/6/8 奥村武厩舎
７日、８日は軽めの調整を行いました。
「天栄での乗り込み状況を踏まえ、火曜日に帰厩しています。
正直、歩様を含めて慎重にチェックしながらにはなりますが、問題なく立ち上げていければ東京最終週のパラダイスＳを目標に調整を進めていきます」（奥村武師）
２５日の東京競馬（パラダイスＳ・芝１４００ｍ）を目標にしています。
23/6/14 奥村武厩舎
１４日は美浦南Ｗコースで追い切りました（６６秒５－５１秒２－３６秒７－１１秒５）。
「帰厩後の状態を念入りにチェックしていますが、正直、いい時を比較すると毛が長く、皮膚感や筋肉の張りに関してももうひとつに思えました。
それでも一番気になっていた歩様に関しては思いのほか落ち着いていました。
その状況を踏まえ、今朝は北村ジョッキーに跨ってもらいました。
ジョッキーは
『天栄に行った際に、厩舎長から難しさがあって苦労していた話を聞いていたので、今日はいつも以上に気を遣って乗りました。
フラットワーク、キャンター、ギャロップは想像していたよりは悪くなくなかったです。
以前、競馬の当該週に乗った時、知らなかったら正直やめようかと思うくらいの歩様だったので、そのことを踏まえてやった前回は１週前に負荷をかけて当該週整えるというパターンがバッチリハマって競馬のときも良かったです。
今回もその形を採ったけれど、あくまでもやれる範囲でやろうという感じで追い切っています。
先行馬の蹄跡に苦労させるのもどうかと思い、前の馬たちより内目のラインを取り、最後も少し並べるかどうかくらいの距離感で動かして競馬が近いよと教えるような形で伸ばしています。
動きそのものは悪くなかったですが、おそらく今日やった分、時間が経ってガクッと来ると思われるので、上手く乗り越えてほしいですね』
と語ってくれました。
帰厩後の馬体の見た目だけで言えば気になる状態だったものの、今朝追い切るまでの歩様、そして調教の動きに関しては帰厩前に抱いていたイメージより良かったくらいです。
あとは、今朝乗った分のケアと見極めをしっかりして、それが問題なければ来週は整える程度に乗って競馬へ向かっていきたいです」（奥村武師）
２５日の東京競馬（パラダイスＳ・芝１４００ｍ）に北村宏騎手で出走を予定しています。
23/6/21 奥村武厩舎
２１日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８４秒９－６８秒０－５２秒９－３８秒１－１１秒８）。
「先週もお伝えしたように馬体の見た目からは正直まだ良化途上かなとは感じますが、一番注意が必要な歩様に関しては比較的安定しているのはいいですね。
先週はジョッキー騎乗でそれなりにやったので、今朝は状態を整える程度に７０－４０をイメージして動かしています。
実際は６８秒くらいも、元々速くなりやすいタイプでもあって、ある意味予定通りと言える内容でしたね。
追い切り直後の歩きも悪くなかったですし、あとは今日の午後から競馬までに反動が出ないか、しっかり見極めていきます」（奥村武師）
２５日の東京競馬（パラダイスＳ・芝１４００ｍ）に北村宏騎手で出走を予定しています。
調教タイム
23/6/11(日) 助手 美南Ｗ・稍
70.9 – 53.9 – 38.3 – 11.8 馬ナリ余力
23/6/14(水) 北村宏 美南Ｗ・良
66.5 – 51.2 – 36.7 – 11.5 馬ナリ余力
感想
6/25の東京・パラダイスS
(リステッド・芝1400m)
に出走します！
前走は3勝C昇級初戦、不良馬場でも
気持ちを切らさずに頑張って見事に
優勝してオープン入り！
レース後はいつも通りリフレッシュの
期間を設けることとなり、放牧へ。
放牧先では反動がないか慎重に探り
ながら立ち上げ。もともと左前脚の
肢勢が良くありませんが、今回は
右前脚の球節に若干張りが見られる
状況とのこと。首や腕にも疲れが
見え隠れしており、ケアしつつ
進めることに。
その後、今度は左前脚の歩様が気に
なる状態と不安が尽きません。
そんな中でも少しずついい方向へ
向かってきているかな…と思える
状態とのことで、適鞍も勘案し、
帰厩することに。
帰厩後も歩様を含め慎重にチェック
しながら進め、パラダイスSに出走
することとなりました。
帰厩後の馬体の状態はもうひとつで
良化途上とのことですが、心配が
大きい歩様は現状安定で動きも
まずまず良さそう！
鞍上は今回も北村宏騎手！近況コメント
からも、サーマルウインドを気遣って
いただいているのが伝わって嬉しい。
レース当日も力が発揮できるような
エスコートに期待したいです！
状態はスッキリとはいきませんが、
近況で包み隠さず伝えていただいて
ありがたい( ˙ᵕ˙ )
放牧中も帰厩後も慎重にケアを
しながら進めていただき感謝！
サーマルウインドも応えてなんとか
頑張って、良い走りをしてくれたら
嬉しい！
オープン入りしての初戦、ハンデも
54.0kgと少し見込まれた印象が
ありますが、乗り越えての好走に
期待しています！
※クラブ公式情報・画像はキャロットクラブの許可を得て掲載しております。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました♪
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