キャロットの2歳牡馬、
セラトーンの近況です。
11/17の東京競馬
(2歳未勝利・芝1600m)
に出走します!
7月の札幌でのデビュー戦では
緩さが残る状態だったものの3着と
今後が楽しみになる結果でした。
放牧先では疲労感が出て楽をさせる
タイミングもありましたが、ケアを
施しながら少しずつ進めていき徐々に
ペースアップ。
その後は順調に推移し10月に帰厩。
トモの緩さや硬さ等課題もあるものの
状態は上向いている様子。
持っている力を発揮して、良い走りを
してくれることに期待!
近況を確認していきます!
コンテンツ
セラトーン
2歳 牡馬
父:Saxon Warrior
母:シェイリーンⅡ
(BMS:Rip Van Winkle)
(美浦)尾関 厩舎
生産:パカパカファーム
近走成績
近況
24/7/27 札幌競馬場
27日の札幌競馬ではスタートでやや立ち遅れて後方から、じっくり進めて直線に向かうと追ってからはジリジリ脚を使って追い上げたが3着まで。
「まだ緩さが残っていて使いつつと思っていましたが、能力自体は高いので期待していました。
状態は良かったのですが、ゲートでかなり待たされてしまい、スタートが遅れてしまいましたね…。
ただ、直線はジリジリ脚を使って素質の片鱗は見せてくれました。
次はゲートの反応も良くなるでしょうし、今後が楽しみです」(横山武騎手)
「もともとゲートはそこまで速いわけではなく、その上待たされてちょっと落ち着きすぎてしまったようですね…。
他の馬も条件は同じとはいえ、思っていたようなポジションにはならず、厳しい形になりました。
ジョッキーによると少し硬さは感じたとのことで、なおさらリズム重視で進める形になったのですが、その分直線はしっかり脚を使ってくれましたし、内容は悪くなかったと思います。
硬さについてはレース後しっかり確認し、疲れがないかなどチェックしてからこの後のプランを検討します」(尾関師)
スタートでの立ち遅れが響いた格好でしたが、直線の伸びは際立っており、能力の高さは示した格好です。
次に繋がる内容と言っていいでしょうし、次走はさらなる前進を期待したいところです。
この後はまずは馬体をしっかり確認してから検討します。
24/7/31 NF空港
30日にNF空港へ放牧に出ました。
「まずまず順調に行ったかなと考えていましたが、現地に入って硬さが少しずつ出てきていたようで、思うようなパフォーマンスを発揮することができず申し訳ありませんでした。
ジョッキー曰く、事前に乗っていなかったら判断に迷っていたかもというくらいだったそうです。
見た目的にはそう感じないものの、後ろの緩さが特に目立つ分乗っている感触から余計にそう思えたのかもしれません。
レース直後、右前脚にソエの症状が見られ少し気にしていましたが、治療し様子を見ていたところ翌日には落ち着いていたようなので一過性と言えそうです。
硬さやそういったレース後の様子を見ていてもあまり続けて使うのは良くないだろうなと思え、よほど具合が良くなってきたとならない限りは秋にしたほうがいいかなと考えまして、火曜日にNF空港へ放牧に出させていただきました」(尾関師)
24/8/8 NF空港
この中間はトレッドミルでのキャンター、もしくはウォーキングマシンでの調整を行っています。
「レース後の様子をチェックしてもらってから牧場へ戻ってきています。
しばらくは軽めの内容に留め、心身のリフレッシュ期間に充てていこうと思います」(空港担当者)
24/8/14 NF空港
この中間は週2日、屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター2本登坂しています。
また、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。
「変わりなく推移していましたので、坂路でのメニューを再開させています。
様子を見ながら動かしていき、状態次第で今後の予定を定めていければと考えています」(空港担当者)
24/8/22 NF空港
この中間は週3日、屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター2本登坂しています。
また、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。
「徐々にペースアップを図っていますが、ここまで大きな変化はありません。
乗り込みを重ねていき、本州へ送り出せる態勢を整えていきたいところです。
馬体重は490キロです」(空港担当者)
24/8/28 NF空港
この中間はウォーキングマシンでの調整を行っています。
「この中間、少し右前に疲労が出てきていたようなので、無理なくペースを緩めるようにしています。
蓄積していた疲労が表面化してきた可能性もあるので、しばらく楽をさせてからの運動再開を検討していければと考えています」(空港担当者)
24/9/4 NF空港
この中間はウォーキングマシンでの調整を行っています。
「引き続き、経過を確認しながら進めるようにしています。
しっかりと回復を促し、改めて乗り運動を開始していくことができればと思います。
馬体重は500キロです」(空港担当者)
24/9/12 NF空港
この中間は週1日、屋内坂路コースでハロン17~18秒のキャンター1本登坂しています。
また、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。
「この中間から運動を再開しています。
軽めの内容からスタートさせているので、様子を見ながら動かしていければと考えています」(空港担当者)
24/9/18 NF空港
この中間は週3日、屋内坂路コースでハロン16~18秒のキャンター1本登坂しています。
また、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。
「状態を確認しながら少しずつメニューの強化に努めています。
じっくり負荷をかけていき、移動へ向けて態勢を整えていきたいところです。
馬体重は508キロです」(空港担当者)
24/9/25 NF空港
この中間は週3日、屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター2本登坂しています。
また、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。
「脚元のケアを施しながら進めてきましたが、いい意味で変化はありませんでしたので、ハロン15秒ペースへ移行しています。
様子を見ながら着実に動かしていきたく思います」(空港担当者)
24/10/3 NF空港
この中間は週3日、屋内坂路コースでハロン14~16秒のキャンター2本登坂しています。
また、残りの日は軽めの調整メニューをこなしています。
「徐々にペースアップを図るようにしていますが、問題なく対応してくれています。
この調子で動かしていき、改めて移動のタイミングを模索していければと考えています。
馬体重は504キロです」(空港担当者)
24/10/10 NF天栄
10日にNF天栄へ向けて移動しました。
「引き続き、順調に推移していましたので、このタイミングで一先ず天栄へ向けて送り出しています。
デビュー2戦目へ向けて、状態を探りながら動かしてもらう予定です」(空港担当者)
24/10/15 NF天栄
軽めの調整を行っています。
「北海道からこれから寒さが徐々に増してきて存分な調教がしづらくなるということもありますし、現地での乗り込みもまずまず進められている状況にありました。
そのことから、目標が決まっているわけではないものの本州へ移動させて準備を進めていこうということになり、先週いったんこちらへ移動してきています。
まず体調を見るように軽めの運動、そして天栄のトレッドミルに慣らすよう馴致をしていますが、問題なさそうなので、入厩へ向けて乗り込みを進めていきます」(天栄担当者)
24/10/16 尾関厩舎
16日に美浦トレセンへ帰厩しました。
「先週、NF空港からNF天栄へ移動させて、到着後、様子を見るように動かしてもらっていました。
北海道にいる頃、10月中には帰厩の態勢は整うと思うと聞いていて、天栄へ移動後もいい意味で変わりなさそうでしたから、それならばということで、このタイミングで帰厩させていただくことにしました。
予定を決めているわけではないですし、夏以来になりますから、動かしながら状態を探りつつ目標を定めていくつもりです」(尾関師)
24/10/31 尾関厩舎
30日は軽めの調整を行いました。
31日は美浦Wコースで追い切りました(67秒2-52秒3-37秒6-11秒6)。
「今朝は金子ジョッキー騎乗で追い切っています。
まだフレームがしっかりしておらず、トモの緩さもあってフットワークが理想より伸びてこない部分はありますが、全体的に見ればしっかり動くことはできています。
そのあたりは短期間で変わるものではないですし、プラスに考えれば今後の伸びしろ部分がある中で調教負荷を掛けられているので、悪くないと言えるでしょう。
競馬は東京開催後半を見ているので、引き続きじっくり本数を乗りながら仕上げを進めていきます」(尾関師)
24/11/7 尾関厩舎
6日は軽めの調整を行いました。
7日は美浦Wコースで追い切りました(81秒9-66秒6-52秒0-37秒7-11秒7)。
「先週の感じから来週くらいで行けるかなと思い、目標を3週目のマイル戦において進めていくことにしました。
それで、今週は1週前でもありますし、それなりにしっかりとやれればと考え、ドゥレッツァ含めた3頭での併せ馬にしています。
セラトーンが3番手から進むことにしたのですが、先頭を行くドゥレッツァが少し力み加減だったこともあって前半から速い流れを追いかけることになった分、置かれ気味になってしまいました。
それでも5ハロンで66秒6の終い1ハロン11秒7という速い時計でまとめられました。
騎乗者のサイズは3頭のなかでセラトーンが一番大きかったですし、負荷という点では3頭のなかで一番求められたのかなと思います。
少し硬さがあって、ダクを踏ませているとチョコチョコという捌きにもなりがちなので注意は必要ですが、走り出し、大きめのキャンターへ移行すると気にならなくなりますし、今日もいいフットワークで走ることができていますから、しっかりケアしながらいい状態に持っていけたらと思っています。
レースのジョッキーですが、横山武史ジョッキーに依頼をしたものの先約があって調整しようとしたけれどもできなかったということで他をあたることになりました。
その日はG1開催日の裏ということもあり乗り役に限りはあったのですが、岩田パパが乗れることになりましたのでお願いしています」(尾関師)
17日の東京競馬(2歳未勝利・芝1600m)に岩田康騎手で出走を予定しています。
24/11/14 尾関厩舎
13日は美浦Wコースで追い切りました(66秒6-52秒0-37秒5-11秒5)。
14日は軽めの調整を行いました。
「当該週ということも踏まえつつ、水曜日に追い切りを行っています。
他馬と一緒に入って先行の形の追い切りで結果単走になりましたが、時計的にも動き的にも良かったかなと思えましたよ。
硬さはありますが、先週より今週のほうが良さそうに思えました。
乗り出し時は硬さがあるものの、調教を終わった後のダクは今回のほうが明らかに良く思えましたし、コンディションも上々です。
先週の追い切り後、右前脚の球節に傷をつくっていて気を付けてケアしながら調整していますが、何とか乗り越えてくれたかなと感じています。
まだ小さな傷は残っていますが、そこが感染して体調を崩すようなことはありませんから、このままキープしてレースへ向かうことができればと思います」(尾関師)
17日の東京競馬(2歳未勝利・芝1600m)に岩田康騎手で出走いたします。
調教タイム
24/10/19
助手 美浦W・稍
67.1 – 52.0 – 37.8 – 11.8 馬ナリ余力
24/10/24
助手 美浦W・稍
68.2 – 53.4 – 38.7 – 11.5 馬ナリ余力
レッドアウレア(古馬1勝)強めの内0.7秒先行同入
24/10/27
助手 美浦坂・良
58.3 – 42.6 – 28.2 – 14.0 馬ナリ余力
24/10/31
金子光 美浦W・稍
67.2 – 52.3 – 37.6 – 11.6 一杯に追う
レッドアヴァンティ(古馬3勝)馬ナリの内0.8秒追走同入
24/11/3
助手 美浦坂・重
56.4 – 41.1 – 27.3 – 13.6 馬ナリ余力
24/11/7
助手 美浦W・良
81.9 – 66.6 – 52.0 – 37.7 – 11.7 強めに追う
スクレイピング(二未勝)一杯の内0.8秒追走0.2秒遅れ
24/11/10
助手 美浦坂・良
56.5 – 41.1 – 26.8 – 13.3 馬ナリ余力
24/11/13
助手 美浦W・良
66.6 – 52.0 – 37.5 – 11.5 強めに追う
感想
11/17の東京競馬
(2歳未勝利・芝1600m)
に出走します!
7月に札幌新馬戦でデビュー。
緩さが残る状態、さらにスタートで
出遅れたものの、最後は脚を使って
3着と今後が楽しみになる結果でした。
放牧後、ペースアップしていきますが
8月下旬に右前に疲労感が出たため、
楽をさせて経過を確認しながら進める
ことに。
9月に軽めの内容から運動を再開。
その後もケアを施しながら少しずつ
進めていき徐々にペースアップ。
その後は順調に推移し、10月に帰厩。
動かしながら状態を探りつつ目標を定めて
いくこととなりました。
追い切りではトモの緩さもあって理想より
伸びてこない部分がありますが、全体的に
見ればしっかり動くことができているとの
評価。岩田康騎手で11/17の東京競馬へ
向かうこととなります。
硬さもあるもののコンディションは上々で
力を発揮できる状態にあるかな。
放牧先で疲れが出たり、トモの緩さや硬さが
あるなど、課題も残る状態ですが、無事に
2戦目に進めることができてまずは良かった!
追い切りを重ねるごとに上向いている様子
なので、現時点での力をしっかりと発揮して
良い走りをしてくれることに期待!( ᐛ )و
※クラブ公式情報・画像はキャロットクラブの許可を得て掲載しております。
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