キャロットの3歳牡馬、
セラトーンの近況です。
2/15の東京競馬
(3歳未勝利・ダ1600m)
に出走します！
前走は行き脚がつかず、最後は
脚が上がってしまい13着と厳しい
結果。レース後は背腰をはじめ
疲労を感じさせる状態で、じっくり
進めることに。
幸いガクッと来ることなく進められ
1月中旬に帰厩しました。
前走の物足りなさも踏まえ、今回は
ダートへ条件を変更しての挑戦。
2/8のレースを予定していましたが
相手関係を踏まえてスライドし、
2/15のレースに出走することに。
初ダートとなりますが、適性を見せて
好走してくれることに期待！
近況を確認していきます！
コンテンツ
セラトーン
3歳 牡馬
父:Saxon Warrior
母:シェイリーンⅡ
(BMS:Rip Van Winkle)
(美浦)尾関 厩舎
生産：パカパカファーム
近走成績
近況
24/11/20 尾関厩舎
２０日は軽めの調整を行いました。
「先週の競馬ではいい結果を残すことができず申し訳ありません。
縦長の展開で持つところをつくれず…という合わないパターンになって良さを出せませんでした。
走り切れてなさそうに思えたのですが、タフな競馬だったからかそれなりに疲労感があり、特にトモなどに疲れを見せています。
脚元自体は問題ないものの回復を図る期間は必要そうです。
今後についてはいったん放牧に出して現地での状況を見ながらとは思っていますが、硬いところがありますし、展開面やその他もろもろの助けが必要なところもあるのかもしれませんから、ダートという選択肢も入れて考えていきたいです」（尾関師）
24/11/27 ＮＦ天栄
２７日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。
「レース後は、今週まで手元に置いて馬体のケアに努めてきたことで、レース直後よりも馬体のシルエットは戻ってきています。
それでも、やはり硬さはまだ残っている状況のため、本日、放牧に出しています。
乗り進めていくと見せてくる部分もあるでしょうから、まずはしっかり状態を見てもらいながら立ち上げてもらいます」（尾関師）
24/12/3 ＮＦ天栄
軽めの調整を行っています。
「２戦目で前進が見られるのではないかと思っていたのですが、思うような走りにならなかったですね…。
硬さもある現状で調整の難しさがあるのは否めませんが、素質的には悪くないと思っているので何とかしていきたい気持ちです。
こちらに来てからはまず軽めのところからスタートしていて、様子を見ながら大丈夫そうなら徐々に乗り進めていければと考えているところです」（天栄担当者）
24/12/10 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路で軽めのキャンター調整を取り入れています。
「時間をかけて様子を見ていますが、脚元のほうはとりあえず大丈夫かな、硬いけれどこの馬なりでとどまっているかな…とは感じています。
ただし、背腰に関しては想像以上にくたびれていたようで、少し回復に時間を要しています。
軽めに動かすことから始めてはいますが、馬体と相談しつつ、もちろんケアしながら少しずつ乗っていけたらと思っています」（天栄担当者）
24/12/17 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１５秒のキャンター調整を取り入れています。
「この中間も乗ってはいるものの、先週、疲れの見られる背腰の治療を行っています。
今週も乗ってはいますが、坂路に入ってもあまりハードなものにはせず、１５－１５前後くらいにとどめています」（天栄担当者）
24/12/24 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１５～１７秒のキャンター調整を取り入れています。
「引き続き脚元と相談しながらジックリと乗るようにしています。
時には１５－１４くらいまで行くこともありますが、あまり多くしすぎると背腰を含めて体がしんどくなるかもしれませんから、そのあたりは馬体と相談しながら柔軟にメニューを組んでいきます。
馬体重は５０３キロです」（天栄担当者）
25/1/7 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては周回コースもしくは坂路でハロン１４～１５秒のキャンター調整を取り入れています。
「大きな負担にならないよう慎重に、そして坂路だけでなく周回コースでの速めも採り入れながら動かしてきています。
幸い、ガクッと来てしまうことはありませんでしたね。
もちろん、これまでもこの後も背腰を含めて馬体のケアは入念に行っていきますが、何とかこのまま送り出す態勢を整えていきたいです」（天栄担当者）
25/1/14 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては周回コースもしくは坂路でハロン１４～１５秒のキャンター調整を取り入れています。
「強めの調教を課した分だけ背腰を中心とした馬体のケアが必要にはなってきますが、速めを基本コースで行うようにしていることもあってか、今のところ保つことができていますね。
尾関調教師とも相談した結果、２月の東京開催戦を目指していければと思っていますので、このまま送り出せるように態勢を整えていきたいです」（天栄担当者）
25/1/15 尾関厩舎
１５日に美浦トレセンへ帰厩しました。
「背腰を中心に馬体のケアをしながらの乗り込みではありましたが、軌道に乗ってきているようでしたね。
それで、東京開催を視野に入れていくことにしました。
体がしっかりとしてくればまた変わってくるのではないかなと思いますが、前走の内容があまりにも物足りないものになりましたし、今度はダートも検討してみるつもりです」（尾関師）
25/1/23 尾関厩舎
２２日は軽めの調整を行いました。
２３日は美浦Ｗコースで追い切りました（８５秒２－６７秒４－５２秒７－３８秒３－１１秒８）。
「先週帰厩して東京開催を目標に調整を進めています。
早ければ開幕週から考えようかと思っていましたが、先週末の時点で馬体、動きともに重めだったこともあり、今後の仕上がり具合次第で２週目以降を目指していくことにしました。
今朝は２頭併せで先行しましたが、最後はちょっと遅れましたね。
相手は来週予定でしっかりやった分の差はありましたが、セラトーン自身の動きとしても、まだトモがしっかり入ってこない感じで、それに連動して前肢の捌きも硬めに思えました。
息遣いを含めてこれから本数は必要になるかなと思えましたが、今日やった分、上向いてくれると思いますし、ダート１６００ｍ戦は毎週組まれているので様子を見ながら判断していきたいです」（尾関師）
25/1/30 尾関厩舎
２９日は軽めの調整を行いました。
３０日は美浦Ｗコースで追い切りました（８４秒８－６７秒４－５２秒２－３７秒８－１１秒８）。
「今朝追い切りを行いました。
３歳１勝クラスの馬との併せで、セラトーンが追走して内より伸ばして最後に併入という内容です。
帰厩後１回追い切った分か後ろから行かせた分か、気合いが入り、動きも良かったですね。
反応もしていましたよ。
硬さに関してちょっと気にして見ていましたが、進めてきている中で悪い変化は見せません。
前回から時間を空けたのも良かったのかなと感じます。
また、先週は見た目も息も重いものだったのですが、息の入りに関してはだいぶ良くなってきたかなと思えます。
この様子なら最短で来週の競馬を考えていけるのではないかなと見ています」（尾関師）
早ければ２月８日の東京競馬（３歳未勝利・ダ１６００ｍ）に出走を予定しています。
25/2/6 尾関厩舎
５日は美浦Ｗコースで追い切りました（８４秒５－６７秒６－５２秒７－３８秒２－１１秒８）。
６日は軽めの調整を行いました。
「今週の競馬を視野に入れていたので追い切りは水曜日に長めの設定で行っています。
動きは良く、やる気のある走りを見せていましたね。
体調は良さそうです。
ただ、先週段階から情報は掴んでいたのですが、おそらく今のダートの未勝利戦のなかでおそらく１番手、２番手と言っていいくらいに強いのではないかと思われる馬が同じレースを使うようで、実際、昨日出た想定を見ても変わらずエントリーしてきそうでした。
セラトーン自身、初ダートになる分わからないものの、それを抜きにしてもその馬にぶつけるのはちょっとな…と思いました。
メンバー的には魅力に思えた１４００ｍ戦へ回ることも考えたのですが、体を見ると、体型もあるかもしれませんがそれでもちょっと立派に見えなくもないですし、１週さらに乗り込むこと自体がマイナスになるとは思わないので、しっかり調整して来週に備えていきます」（尾関師）
今週の出走は見送り、今のところ１５日の東京競馬（３歳未勝利・ダ１６００ｍ）に出走を予定しています。
25/2/12 尾関厩舎
１２日は美浦Ｗコースで追い切りました（６７秒３－５２秒５－３８秒５－１２秒４）。
「先週の競馬も考えていたくらいなので、追い切り自体はそこまでハードに課す必要もありませんでした。
また、直線でビッシリと動かすことによって反動が出て硬さが増すようなことは避けたかったですから、全体的に動かして負荷をかけようと考えて追い切りを設定しています。
他馬たちとの関係もあって、今回はセラトーンに先頭を行ってもらうことにしたのですが、それによってちょっとフワフワしてしまいました。
ここ数週、気合いの入った走りをしていたので大丈夫かなと思ったのですが、ちょっと見込みと違いましたね…。
ただ、だからと言ってまともに動かせなかったわけではありませんし、狙い通りに適度な負荷をかけるということはできていますので、これで競馬へ向かいたいと思います。
鞍上は北村ジョッキーにお願いしましたので、いろいろ感じ取ってもらい今後に活かしていけたらと思っています」（尾関師）
１５日の東京競馬（３歳未勝利・ダ１６００ｍ）に北村宏騎手で出走を予定しています。
調教タイム
25/1/18
助手 美浦坂・良
57.0 – 41.7 – 27.3 – 13.3 馬ナリ余力
25/1/23
助手 美浦Ｗ・良
67.4 – 52.7 – 38.3 – 11.8 強めに追う
バーンズベリー(三未勝)強めの外0.9秒先行0.1秒遅れ
25/1/26
助手 美浦坂・良
55.9 – 40.4 – 26.7 – 12.8 馬ナリ余力
25/1/30
助手 美浦Ｗ・良
67.4 – 52.2 – 37.8 – 11.8 一杯に追う
コルチェスター(三歳１勝)馬ナリの内0.5秒追走同入
25/2/2
助手 美浦坂・稍
52.5 – 38.5 – 25.7 – 13.2 馬ナリ余力
アンダーザブリッジ(三未勝)馬ナリに0.1秒先行0.1秒先着
25/2/5
助手 美浦Ｗ・良
84.5 – 67.6 – 52.7 – 38.2 – 11.8 強めに追う
感想
2/15の東京競馬
(3歳未勝利・ダ1600m)
に出走します！
前走は行き脚がつかず、追走にも
脚を使ってしまい、最後は余裕が
なくなって13着と厳しい結果。
レース後は疲労感を見せており、
背腰の回復に時間を要しましたが
慎重にじっくり進めたことで、
ガクッと来ることなく徐々に軌道に
乗るように。
その後もケアを行いつつ乗り込み、
1月中旬に帰厩しました。
東京開催を目標とし、前走の物足りなさ
を踏まえ、今回はダート戦へ臨むことに。
早ければ開幕週の出走も視野でしたが、
追い切りではトモがしっかり入ってこない
感じがあり、息遣いも含め本数を重ねる
必要が…とのことで、様子を見ながら
レースを検討していくこととなりました。
その後の追い切りで動き、反応、息の入り
が良化。順調にきており、2/8のレースを
予定していましたが、相手関係を踏まえて
スライドの判断。2/15のレースに出走する
こととなりました。
直近の追い切りではフワフワしてしまった
とのことで気がかりですが、力を発揮する
ことができるといいな！
初ダートとなりますが適性を見せて前進を
図ることができると嬉しい！
デビュー3戦目、今後に向けて光が見える
好走を期待したい( ᐛ )و
※クラブ公式情報・画像はキャロットクラブの許可を得て掲載しております。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました♪
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