キャロットの2歳牡馬、
ウィットサンデーの近況です。
6月初旬にゲート試験に合格し
その後は放牧へ。カッカしやすい
性格であることから、内面が上がり
すぎないよう、丁寧に立ち上げ。
上手くいけば夏の終わりか秋序盤
のデビューも、とのことでしたが
その後も順調に進み、9月上旬の
中山開催を目指すことになりました！
近況を確認していきます！
ウィットサンデー
2歳 牝馬
父:ミッキーアイル
母:メリート
(BMS:Redoute’s Choice)
(美浦)黒岩 厩舎
生産：ノーザンファーム
近況
22/7/19 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４～１５秒のキャンター調整を取り入れています。
「１本目から動けてはいますが、メリハリという点では物足りなくも感じます。
体の使い方、弾み具合というところももっと良くなってほしいなと思いますし、気持ちがやや先行している状況で、もう少しコントロールできるように持っていけたらという理想を持っています。
内面が上がりすぎてしまわないように、今は速くても１５－１４くらいにとどめて丁寧に乗るようにしていて、整うのに少し時間を要すようならば夏に拘らず秋でもという思いを持ちながら接しています」（天栄担当者）
22/7/26 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４～１５秒のキャンター調整を取り入れています。
「調教自体はコンスタントに行えていますが、力みやすいことにプラスして、前捌きに硬さがあるが故に両首も硬くなっています。
大きなトラブルというわけではないのですが、獣医師とも相談しながらケアをしているところで、少しでもいい状態に持っていけたらと思っています」（天栄担当者）
22/8/2 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４～１５秒のキャンター調整を取り入れています。
「精神面、肉体面の成長を図るようにジックリと対応していまして、今週も同様の考えで接しています。
いくらかいいかなと思えるようにはなっているので、最短で夏の終わり、おそらく秋口になると思いますけれども、初戦へ向けて進めていけたらと考えています。
馬体重は４９４キロです」（天栄担当者）
22/8/9 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４～１５秒のキャンター調整を取り入れています。
「粗削りな面は残るものの、調整の進み具合は悪くありません。先日、黒岩調教師が来場された際に、見ていただきつつ９月のデビューで相談しています。
まだ具体的に決まっているわけではないものの、もしかしたら近いうちに移動することになるかもしれませんので、体調管理に気をつけて接していきます」（天栄担当者）
22/8/10 黒岩厩舎
１０日に美浦トレセンへ帰厩しました。
「先週天栄へ行き状態を確認してきました。
新潟での出走プランも考えられなくはなさそうでしたが、今週からまた暑さがぶり返してきたり、地域によって大雨が降ったりと気候が安定しない状況が続いています。
また、今から新潟での出走を目指そうと思うとおのずと開催の終わりあたりを目指すことになるのですが、例年多くなりがちです。
中山でもいいのではないかと思いましたので、大体そのくらいの９月あたまのデビューを目指していくことにし、さっそく今週連れてくることにしました。
まずはゆったりと動かして改めて慣らして、馬のコンディションを見ながら少しずつ始めていければと考えています」（黒岩師）
22/8/17 黒岩厩舎
１７日は美浦南Ｗコースで追い切りました（８３秒８－６８秒２－５２秒６－３８秒０－１１秒８）。
「血統的なこと、そしてゲート入厩時の印象から、気持ちが先行する様子が目立っていないかどうかを心配していたので、慎重に対応していました。
それで日曜日から時計になるところをやり出した際も用心したのですが、こちらの想像と異なり、鞍上が促して少しずつスピードアップしていくような走りを見せていました。
そして今朝はウッドチップコースに入り、長めからスタートして前の馬を見ながら進めて終いを伸ばすような形を求めてみたところ、今回もある意味で余裕のある入りでした。
見方によってはまっすぐに気持ちが向いていないとも言えるかもしれませんが、勝手に突っ走っていく感じでなかったことに好感を持てています。
求めていくと徐々に加速することはできていて直線では伸ばせていましたからね。
とは言え、課題がないわけでもありません。
まだしっかりと走り切れていない印象はありますし、ハミを取る位置がやや前目で、顎を引き、体をしっかりと収縮して走るフォームにはなっていませんでした。
簡単に改善できるものではありませんけれども、そのあたりを少しずつでも良くしていけるように持っていけたらと思っています。
また、今日やった後に特に精神面が変わってくる可能性も考えられます。
今でも、牝馬らしく、調教後の食事量が少なかったりと心細い面がありますので、様子をよく見ていかながら調教のペース配分等を決めつつ徐々に進めていきます」（黒岩師）
状態次第で変更になる可能性はありますが、今のところ９月１１日の中山競馬（２歳新馬・芝１６００ｍ）あたりを目標にしています。
調教タイム
22/8/14(日) 助手 美南坂・重
58.4 – 43.0 – 28.2 – 13.8 馬ナリ余力
22/8/17(水) 助手 美南Ｗ・良
83.8 – 68.2 – 52.6 – 38.0 – 11.8 強めに追う
ロゴデザイン(新馬)馬ナリの内0.3秒追走0.2秒遅れ
感想
6月の初旬にゲート試験に合格し、
放牧先では内面が上がりすぎないよう
丁寧に進めてきました。
当初、上手くいけば夏の終わりか
秋のデビューを考えていけそう、
とのことでしたが、その後も
順調に進み、9月上旬の中山開催
を目標に設定しました。
少し前の更新で出ていた前捌きや
両首の硬さは改善が見られたかな…！
不安のない状態で進めることが
できればと思います。
黒岩先生の手元でまずはゆっくり
慣らしてから、少しずつ進めて
いっていただけるようなので、
コンディションを見つつデビュー
に向かっていってくれれば！
追い切りの感じは良かったようで、
好感があるとコメントが。まだ課題
もあり、今後の精神面の変化も気に
なるところですが、ひとまずデビュー
に向けて着実に進められているようで
なにより！( ᐛ )و
引き続き異常なく順調にいって、
無事にデビューを迎えてくれる
ことを楽しみにしています！
※クラブ公式情報・画像はキャロットクラブの許可を得て掲載しております。
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