シルクの2歳牝馬、
バレドラパンの近況です。
10/20の東京競馬
(2歳未勝利・芝1600m)
に出走します!
7/27の新潟芝1400mの新馬戦では
幼さが出てしまい14着と厳しい結果。
心身ともに成長を促すため放牧へ。
放牧先で落鉄し、それを踏んでしまった
とのことでペースを落としましたが、
その後は痛みがぶり返すことなく、
10/20の東京競馬を目標に10月初旬に
帰厩しました。
追い切りでは前向きさに欠けるところを
見せて不安があるものの、全体的な動き
は良化傾向。
前走は厳しいレースとなりましたが、
2戦目となる今回は成長と巻き返しに
期待したい!
近況を確認していきます!
コンテンツ
バレドラパン
2歳 牝馬
父:モーリス
母:クードラパン
(BMS:ダイワメジャー)
(美浦)奥村武 厩舎
生産:白老ファーム
近走成績
近況
2024.07.27
7月27日(土) 新潟2R
2歳新馬 (混)[指定] 芝1400m
C.ルメール(55.0kg) 14着 5人気
C.ルメール騎手「特に変な癖というのはありませんでしたが、道中は押しても進んでいかなかったですね。全くハミを取ってくれませんでしたし、他馬を怖がっている様子も窺えました。それにこの距離は忙しいですし、ワンペースなところがあるので、現状はダートの方が良いのかもしれませんね」
2024.07.31
在厩場所:ノーザンファーム天栄
30日(火)に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。
奥村武調教師「新潟競馬場への輸送は無事にこなすことが出来ましたし、装鞍もスムーズにこなして、レースに向かう雰囲気は悪くなかったかなと思います。
返し馬ではやや気が乗った様子で走っていたものの、いざレースに行くとスタート後は進んで行かず、後ろからの競馬になってしまいました。
坂路での普通キャンターだとグッとハミを取って走って行くものの、追い切りでは追い出すとハミを取ってくれなかったりと、幼さを見せていたのですが、競馬でも同じ様な形になってしまいましたね。
それでも、まだ気持ちと馬体のバランスが上手く噛み合っていない状況でも、最後まで気持ちを切らさずに走ることが出来ていましたし、この時期に実戦を経験できたというのはプラスに捉えたいと思っています。
トレセンに戻って状態を確認したところ、右前球節に軽い傷腫れがあったものの、大きな異常は見られません。
心身共に成長を促した方が良いですし、昨日ノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきました」
2024.08.09
在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「こちらに戻ってきて状態を確認しましたが、脚元を含めてこれと言った問題はありませんでした。
しばらくはトレッドミルでの運動で様子を見ていたものの、乗り運動に移行しても大丈夫そうだったので、現在はミニトラックでのハッキングを行っています。
新馬戦ではまだ心身共に幼い部分を見せてしまいましたし、じっくりと鍛えていきたいと思います。
馬体重は454kgです」
2024.08.16
在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「その後は周回コースでの軽めのキャンターを経て、今週から坂路コースでの乗り込みへと移行しています。
現在は週3回15-15ペースで駆け上がっていますが、これくらいであればまずまずの手応えで最後まで走れていますね。
更なるペースアップを視野に入れながら、乗り込みを強化していければと思います。
馬体重は458kgです」
2024.08.23
在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「今週の登坂回数は週2回だけですが、両日14-14ペースで坂路コースを駆け上がっています。
ペースを上げた後もまずまずの手応えで登坂できていますが、もう少し全体的に動きに力強さが出て来てもらえればという印象がありますね。
これくらいのところで乗り進めつつ、ベース強化を図っていきたいところです。
馬体重は462kgです」
2024.08.30
在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「今週は週3回坂路コースでの乗り込みを行っており、その内の2回は14-14ペースで、残りの1回は15-15ペースで駆け上がっています。
まだ動きの質は上向かせていく必要がありますが、脚元等の健康状態は問題ありませんから、このまま緩めずにしっかり乗り込んで鍛えていきたいですね。
馬体重は461kgです」
2024.09.06
在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「この中間は週2回坂路コースでの乗り込みを行っており、両日15-14ペースで駆け上がっています。
先週に比べると坂路での調教の負荷は少し落ちていますが、脚元等に異常はありません。
ただ、動きの方にはまだ頼りなさが残りますし、少しずつベースを整えていきたいところです。
馬体重は458kgです」
2024.09.13
在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「今週は周回コースでのハッキングとトレッドミルでのキャンターを行っています。
この中間に落鉄してしまい、それを踏んでしまったのを気にしていたので、その後はペースを落として調整しています。
乗り運動を行えているように、大きく痛みが出ているわけではありませんから、今後も状態に合わせて乗り進めていければと思います。
馬体重は460kgです」
2024.09.20
在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「今週は週2回坂路コースでの乗り込みを行っており、その内の1回は14-13ペースで、残りの1回は14-14ペースで駆け上がっています。
徐々にペースを上げられているように、鉄を踏んでしまったことによる痛みはもう無さそうですね。
この調子でしっかりと乗り込んで、ベースを整えていければと思います。
馬体重は469kgです」
2024.09.27
在厩場所:ノーザンファーム天栄
天栄担当者「この中間も順調に坂路調教を継続しています。
今週は週に3回坂路調教を行い、2回は14-13、1回は14-14を行いました。
全体的な調教強度を上げているように、動きは上向いていますし、脚元の痛みもぶり返すことはありません。
そろそろ奥村武調教師と相談し、帰厩の段取りを組んでもらおうと思っています。
馬体重は458kgです」
2024.10.02
在厩場所:美浦トレセン
1日(火)に美浦トレセンへ帰厩しています。
奥村武調教師「ノーザンファーム天栄で速めのところを交えながら乗り込むことが出来ていたようですし、昨日の検疫で戻させていただきました。
牧場では落鉄して釘を踏んでしまったと聞いていますから、脚元を含めてよく確認しましたが、大きな問題は無かったので、早速本日より乗り運動を開始しています。
次走については、10月20日の東京・芝1,600m(牝)を予定していますから、良い状態で出走できるように調整していきたいと思います」
2024.10.10
在厩場所:美浦トレセン
奥村武調教師「9日に芝コースで併せて追い切りを行いました。
道中はバレドラパンが追走して行き、直線では内に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。
本来はWコースで追い切る予定だったものの、降雨の影響でかなり馬場が悪くなってしまったので、本馬場での追い切りに切り替えました。
丸田恭介騎手に跨ってもらったのですが、
『頼りないわけでは無いのですが、前向きさに欠けると言うか、もっとハミに向かって行ってもらいたいですね』
と話していました。
水分を含んで走り辛い部分があったのかもしれませんが、ウッドチップよりはマシだったと思いますし、その中でも道中はモコモコした走りで進みがあまり良くなかったですね。
追い切り後の息の感じは悪くなく、心肺機能の問題では無さそうですし、もっと前向きさを引き出せるように調整していければと思います」
2024.10.17
在厩場所:美浦トレセン
奥村武調教師「17日にWコースで併せて追い切りを行いました。
道中はバレドラパンが先行して、直線では外に進路を取って脚を伸ばすと、最後は馬体を並べてゴールしています。
5ハロンから70.0秒と全体の時計はあまり目立ちませんが、ラスト1ハロンは11秒台をマーク出来ていますし、直線ではしっかりとしたフットワークで走ることが出来ていましたね。
走りに一本調子な部分はあるものの、先週に比べると全体的な動きは良化傾向にあると思います。
それに、前走は暑さの影響か体力的にまだまだだったのか、レース当日はやや馬体が萎んで見えた部分がありました。
それに比べると、今回は馬にフレッシュさがありますし、この馬なりにしっかりしてきているところもあるように思います。
一度競馬を経験したことによる上積みも見込めますし、2戦目で変わり身を見せてくれればと期待しています。
なお、鞍上は団野大成騎手で出馬投票させていただきました」
調教タイム
2024.10.04
助 手 美浦坂稍
61.2 – 45.1 – 29.0 – 14.2 馬ナリ
2024.10.06
助 手 美浦W稍
72.4 – 55.8 – 40.2 – 12.5 位置[6] 馬ナリ
2024.10.09
丸田恭 美浦芝不
69.8 – 53.3 – 38.5 – 12.2 位置[2] 強め
マイネルケレリウス(古オープン)馬ナリの内0.4秒追走同入
2024.10.11
助 手 美浦坂良
61.5 – 45.5 – 29.3 – 14.4 馬ナリ
2024.10.14
助 手 美浦W良
71.0 – 54.7 – 39.0 – 11.8 位置[6] 馬ナリ
カラヴァジェスティ(新馬)強めの外0.2秒先行同入
2024.10.16
助 手 美浦坂良
62.3 – 45.5 – 29.7 – 15.1 馬ナリ
2024.10.17
助 手 美浦W良
70.0 – 53.6 – 38.5 – 11.9 位置[5] 末強め
レッドキリアン(新馬)直強めの外0.8秒先行同入
感想
10/20の東京競馬
(2歳未勝利・芝1600m)
に出走します!
デビュー戦の7/27新潟芝1400m戦では
押しても進んでいかず、他馬を怖がって
いる様子も。忙しい印象もあり、14着と
厳しい結果でした。
追い切りでも幼さを見せていましたが、
それが実戦でも出てしまったとのこと。
次戦は心身ともに成長を促してから臨む
ためにレース後は放牧に出ました。
放牧先では脚元等の健康状態に異常は
見られず、乗り込みを重ねます。
9月中旬に落鉄し、それを踏んでしまった
とのことでペースを落としましたが、
その後は鉄を踏んでしまったことによる
痛みがぶり返すことはなく、ペースアップ。
10/20の東京競馬を目標に、10月初旬に
帰厩しました。
追い切りでは前向きさに欠けるところが
見られて不安もあるものの、全体的な
動きは良化傾向とのこと。
前走のレース後コメントでは、ワンペースな
ことからダートの方が良いかも…と進言が
ありましたが、今回は距離延長の芝競争へ。
まだ適性を試すことができる時期なので、
まずは今回の条件でどこまでやることが
できるのかしっかり確認したいところ!
前走は厳しいレースとなりましたが、
今回は成長と巻き返しに期待したい!
2戦目での前進を楽しみにしています!
※クラブ公式情報・画像はシルク・ホースクラブの許可を得て掲載しております。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました♪
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