【シルク募集】2024年度の結果分析

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2024年度のシルク募集の分析です。

今回は
・いくら実績があるとどのくらいの頭数を確保できたのか
・いくら実績があると当選確率何%の馬を確保できるのか
・実績ごとに選択肢に入る馬のデータ(測尺や厩舎等)

を見ていき、次年度に活かせるように
したいと思います!

今年度の結果としては実績80万以下
の層での確保幅が大きく広がる傾向
となりました。

また、抽選の仕組み上、低実績で確保
できる馬でも一般抽選となると当選確率
が低くなり、実績枠での確保が強いという
傾向は引き続いています。

今回は今年度の傾向を押さえるために、
持っている実績別で
・何頭確保できたのか
・全体の何%をカバーできたのか

についても過去と比べて振り返っていきたい
と思います!

それでは詳しく見ていきます!

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2024年度募集概要

スケジュール

情報公開・申込受付

■募集馬情報公開:
7/12(金)

カタログ発送:
7/19(金)
1次募集申込受付期間:
7/20(土)10時~8/2(金)17時締切
申込結果発表

8/8(木)夕方頃予定

中間発表

■中間発表①:
7/24(水)
中間発表②:
7/28(日)
■中間発表③:
8/1(木)

出資者決定方法

割当方法

■総口数500口
 ①出資実績による決定(300口)
 ②抽優馬の抽選による決定(①の残口+200口)
 ③通常の抽選による決定(②の残口)

口数の取り扱い

■1~5口の申込:
申し込んだ口数で当選か落選

■6~10口の申込:
 ①出資実績 で当選した場合は申し込んだ口数で当選
 ②③抽選 で当選した場合は5口で当選
  ※落選の場合は0口となり、4口以下での当選とはならない

頭数制限

申込みは一人当たり最大10頭まで

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出資検討記事

募集馬検討

美浦入厩馬

No.1~45、美浦入厩の募集馬の
検討記事はこちらでまとめました。

栗東入厩馬

No.46~83、美浦入厩の募集馬の
検討記事はこちらでまとめました。

申込結果

中間発表

2024年度募集の中間発表まとめです。

ランクインした馬について、リストの
測尺や厩舎成績等の情報と並べつつ、
申し込み状況を整理しました。

また、昨年度の中間発表で名前が出た
募集馬が

  • 最終でどの程度票を集めたのか
  • 当選確率はどうだったのか

についても参考で振り返りました。

中間発表③(8/1)

参考として昨年度の中間発表③と最終結果から
・総申込数順位ごとに、最終の必要実績がどうだったか
・実績金額ごとに、どのあたりの順位で勝負になるか
も整理しました。

中間発表②(7/28)

中間発表①(7/24)

2023年度募集振り返り

昨年度(2023年度)のシルク募集の
実績ボーダー、当選確率等の一覧はこちら。
今回の記事の2023年度バージョンです。

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2024年度募集の実績分析

シルクの出資者決定方法は実績制で
あるため、人気馬に何頭も出資したい
なら実績を積みまくる!!
しかないのが現状。

低実績だと人気馬は抽優で1頭確保
できるかどうかといったところで
選択肢は少なく厳しい仕組み。

ただ、その中で試行錯誤するのも
楽しみの1つかと思っていて、

  • このくらいの実績だと何頭が選択肢に入ったのか。
  • それらの馬はどんな特徴があったのか。
  • その後の活躍は…!

といったことを考えたり追いかけたり
する楽しみも味わえたら思います。

また、あと●●万あればここまでいけた!
ということがわかっていれば
追加募集や次年度の立ち回りも
変わってくるかと思います。

例えば追加募集で申し込むかどうか
本当に迷った際に、実績の上積みを
すべきかどうかが判断材料の1つに
なったりと…
その時に情報がないからといって
みすみす手放すのはもったいない!
と思うので…
今年度の結果をあらかじめ分析・整理して
おいて後々の判断に活かそう!

というのが今回の趣旨です( ᐛ )و

実績の金額ごとに

  • どんな馬が確保できたのか
  • その馬は実績が足りず抽選で狙うと確率何%?

といったことを見ていきます!

※当選確率も出していますが、実際には
 抽優に指定した馬が実績枠で確定している場合
 があります。

 抽優票の票数がそのまま引かれて一般抽選に
 回るわけではないため、当選確率は実際には
 もう少し高くなります。

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制度変更でどう変わったか

持っている実績別で何頭確保できたのか、
全体の何%をカバーできたのかを表に
しました。

2024年度は概ねどの層でも確保幅が
広がる傾向、特に実績80万以下の層
で大きく広がる結果となりました。

無風当選の頭数が増えた影響もあり
そうですが、全体の50%をカバーする
ために必要な実績額は2023年度と比較
してもさらに下がる結果となりました。

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1.実績無し

ここからは2024年度募集において、
実績の金額ごとに確保できた馬の頭数や
特徴について見ていきます!
まずは実績が無い場合。

①確保できる馬の数、人気、当選確率

実績無しの場合、無風当選の
20頭(全体の24%)が確実に出資
できる馬でした。
モシーンの23は500票ピッタリと
いうことで縁起が良い( ˙ᵕ​˙ )

過去の傾向を見ると無風当選は
2021年度:5頭(7%)
2022年度:3頭(4%)
2023年度:11頭(14%)
でした。
今回は20頭(24%)と、これまでよりも
無風当選の幅が大きく広がりました。

②確保できる馬のデータ

牝馬が多いことが特徴的。
測尺は小さめで馬体重が軽い馬が
目立ちます。

牡馬は2頭で、牡馬としては低価格。
アルアインとサトノアラジン産駒で
それぞれ416kg、393kgと馬体重が
軽く、募集時の測尺も小さいです。

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2.実績~50万

①確保できる馬の数、人気、当選確率

50万の実績だと
無風当選の20頭に加えて7頭、
計27頭(33%)が確保できる馬になります。

人気が下位の馬が多いですが
実績無しで一般抽選だと確率50%
を切る馬も多くいて、運が必要に
なるような数字。
モーベットの23は当選確率約20%
と一般抽選での確保は厳しめ。

過去の傾向を見ると50万の実績だと
2021年度:無風5頭+実績9頭で計14頭(19%)
2022年度:無風3頭+実績10頭で計13頭(17%)
2023年度:無風11頭+実績12頭で計23頭(30%)

が確保できました。

②確保できる馬のデータ

無風と比べると厩舎成績の良さが
目立ちます。
ほぼ牝馬である点は共通。
唯一の牡馬であるトロシュナの23は
1月生まれながら404kgと小柄。
・牡馬は少なくとも実績50万以上が基準
・測尺不安やメジャーどころではない種牡馬など

 の要素があれば50万以下でもワンチャンある
と言えそうです。

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3.実績50~100万

①確保できる馬の数、人気、当選確率

100万の実績だと計47頭(57%)
確保できる馬になります。

人気は30~50位あたり。
人気はそこまででも実績ボーダーが
高めだったアーモンドアイの23は
一般当選の確率が相対的に高めに
なりましたが、その他はなかなか
厳しい確率。

抽優の票数が多めで一般抽選まで
回らなかった馬も目立ち、
回ってきたとしてもほぼ絶望的な
確率となる馬も。
ここを実績枠でおさえることが
できるのは大きいと感じます。

過去の傾向を見ると100万の実績だと
2021年度:計29頭(40%)
2022年度:計27頭(35%)
2023年度:計42頭(55%)
が確保できました。
2022年度までは
・人気下位30頭(35%)くらいを実績で確保する
 ためには100万がボーダーになる
という傾向でしたが、
2023年度は広がり、
・人気下位40頭(55%)くらいを実績で確保する
 ためには100万がボーダーになる
という傾向に。
2024年度も
・人気下位45頭(55%)くらいを実績で確保する
 ためには100万がボーダーになる
という傾向でした。

実績100万で人気下位55%くらいを確保
できるという傾向はそのままでしたが、
人気下位50%を確保するための必要実績
2023年度は90~100万ほどだったところ、
2024年度は80万と、
100万未満の実績帯では確保幅が大きく
広がる結果となりました。

②確保できる馬のデータ

牡馬が増えたことが特徴的。
キタサンブラック、エピファネイア、
ロードカナロア、コントレイルなど
種付料が高く期待が大きい種牡馬も
増えました。

・測尺に不安が少ない中価格帯の馬
・馬体重が軽かったり、募集総額が
 高額といった要素があるものの、
 夢を求められる馬
が多い印象です。

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4.実績100~150万

①確保できる馬の数、人気、当選確率

150万の実績だと計59頭(71%)
確保できる馬になります。

総申込で上位人気だった
セルキスの23は実績118.2万、
ローエキスキーズの23は実績125.6万
とボーダーはそこまで高くなく、ここを
確保できるのは強いと感じました( ˙ᵕ​˙ )

また、多くが抽優が200口を超えて、
一般抽選では運があっても出資が
叶わない馬が増えてきました。

過去の傾向を見ると150万の実績だと
2021年度:計39頭(53%)
2022年度:計44頭(57%)
2023年度:計54頭(70%)
が確保できました。
2022年度までは
・人気下位45頭(57%)くらいを実績で確保する
 ためには150万がボーダーになる
という傾向でしたが、
2023年度は
・人気下位55頭(70%)くらいを実績で確保する
 ためには150万がボーダーになる
という傾向に。
2024年度も
・人気下位59頭(70%)くらいを実績で確保する
 ためには150万がボーダーになる

という傾向でした。

②確保できる馬のデータ

測尺に目立った不安のない馬が多いです。
厩舎成績も基本的に前年20勝以上で、
トップクラスの厩舎も目立ちます。

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5.実績150~200万

①確保できる馬の数、人気、当選確率

200万の実績だと計63頭(76%)
確保できる馬になります。

この実績帯の馬は一般抽選では
当選確率0%で
出資不可能。

2024年度は150~200万の実績帯に
入る馬の必要実績が170万台に集中
する結果となりました。

過去の傾向を見ると200万の実績だと
2021年度:計49頭(66%)
2022年度:計50頭(65%)
2023年度:計58頭(75%)
が確保できました。

②確保できる馬のデータ

全頭高価格帯の牝馬。
大舞台の夢を見ることができる
種牡馬の産駒です。

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6.実績200~300万

①確保できる馬の数、人気、当選確率

300万の実績だと計68頭(82%)
確保できる馬になります。

一般抽選では出資不可能、
抽優でも当選確率60%以下
となる馬
も確保できます。

過去の傾向を見ると300万の実績だと
2021年度:計62頭(84%)
2022年度:計60頭(78%)
2023年度:計64頭(83%)
が確保できました。
実績300万で全体の8割をカバーできる
という傾向です。

②確保できる馬のデータ

中価格帯で、募集総額と比べて
期待値が高そうな馬が多い印象です。

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7.実績300万~500万

①確保できる馬の数、人気、当選確率

500万の実績だと計74頭(89%)
確保できる馬になります。

抽優でも当選確率50%以下
となる馬
がほとんどです。

過去の傾向を見ると500万の実績だと
2021年度:計68頭(92%)
2022年度:計68頭(88%)
2023年度:計71頭(92%)
が確保できました。
実績500万で全体の9割をカバーできる
という傾向は過去から続いています。

②確保できる馬のデータ

実績が届かない場合は抽優で
1頭確保できれば御の字の馬たち。

8.実績500万~

①確保できる馬の数、人気、当選確率

②確保できる馬のデータ

今年度の募集における最上位人気馬たち。

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まとめ

①確保できる馬の数、全体のカバー率は

 <2024年度>83頭
 ◆実績無:20頭(24%)
 ◆ 50万:27頭(33%)
 ◆100万:47頭(57%)
 ◆150万:59頭(71%)
 ◆200万:63頭(76%)
 ◆300万:68頭(82%)
 ◆500万:74頭(89%)

 <2023年度>77頭
 ◆実績無:11頭(14%)
 ◆ 50万:23頭(30%)
 ◆100万:42頭(55%)
 ◆150万:54頭(70%)
 ◆200万:58頭(75%)
 ◆300万:64頭(83%)
 ◆500万:71頭(92%)

 <2022年度>77頭
 ◆実績無:3頭(4%)
 ◆ 50万:13頭(17%)
 ◆100万:27頭(35%)
 ◆150万:44頭(57%)
 ◆200万:50頭(65%)
 ◆300万:60頭(78%)
 ◆500万:68頭(88%)

②人気上位50頭(上位60%)の馬は
 一般抽選では当選は厳しい

③低実績で確保できる馬でも
 抽優申込が多い場合は
 一般当選は厳しい

④牡馬は少なくとも実績50万以上が基準。
 測尺不安やメジャーどころではない種牡馬など
 の要素があれば50万以下でもワンチャンある

⑤人気下位43頭(50%)くらいを実績で
 確保するためには80万がボーダー
 →上位40頭くらいを除けば出資可能

⑥人気下位47頭(55%)くらいを実績で
 確保するためには100万がボーダー
 →上位35頭くらいを除けば出資可能

⑦人気下位60頭(70%)くらいを実績で
 確保するためには150万がボーダー
 →上位25頭くらいを除けば出資可能

こんな感じでしょうか( ˙ᵕ​˙ )

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感想

今年度は
・無風当選の頭数UP
・実績別では特に80万以下での確保幅が広がる

という結果になりました。

また、仕組み上、実績での確保は強い!
という点は同じ。
500口のうち300口が実績、
200口が抽優→残口が一般
となるので、抽優が200口を
超えると一般での当選が絶望的に。

高実績で馬の選択肢が大きく広がるのは
もちろん、低実績で確保できる馬も
一般抽選だと確率が厳しいことが多く、
そこを100%で出資できる
のは大きいと
感じました( ᐛ )و

50万の実績でも、実績無しと比べると
100%の確率で出資できる馬の数が
20頭→27頭。
100万の実績だと全体の55%を超える
47頭が100%出資できる馬となり、
この差は大きいと改めて感じました。

大盛況のシルク第1次募集、出資検討、
票読み、申し込みとお疲れさまでした!
個人的には出資検討から結果の検証まで、
楽しい時間を過ごすことができました!

また検証の記事も見ていただけると
嬉しいです(*^^*)

 


ここまでお読みいただき、ありがとうございました♪
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