キャロットの2歳牝馬、
リッスンクロースの近況です。
デビューは7/27の新潟ダート1200m戦。
砂を被ると頭を上げてしまい、道中は
走りがバラバラに。直線ではジリジリと
した伸びで7着まででした。
放牧へ出た後、9月の中旬に帰厩して
10月の東京競馬を目指すこととなりました。
追い切りでは体が前後に伸びてしまう
課題を見せていますが、それでも時計は
良く、ポテンシャルの高さを感じます。
実戦で能力を発揮できれば楽しみで、
今回はさらなる前進に期待したい( ᐛ )و
近況を確認していきます！
コンテンツ
リッスンクロース
2歳 牝馬
父:ルヴァンスレーヴ
母:セレナズヴォイス
(BMS:Honor Code)
(美浦)林 厩舎
生産：白老ファーム
近走成績
近況
24/7/27 林厩舎
２７日の新潟競馬ではまずまずのスタートから道中は先団を見ながらレースを進める。
直線ではジリジリ脚を使うものの、前も止まらず７着まで。
「最後まで脚は止まってはいないのですが、ジワジワした伸びで上位に迫ることはできませんでした。
初戦で内枠からのスタートということもあり、砂を被ると頭を上げるような仕草を見せていました。
本質的にもう少し距離があった方がいいかもしれませんが、今日の経験は決して無駄にはならないでしょう。
また、２戦目に期待したいです」（ルメール騎手）
「初めての実戦でしたから、内枠で砂を被った際の反応などが未知数でしたが、そのあたりの不安が出てしまいましたね。
頭を上げるような形になってしまい、道中は走りがバラバラになっていました。
ストライドの広いタイプですから、もう少しノビノビと走らせてあげたかったのが本音です。
残念な結果に終わってしまいましたが、１２００ｍのスピードを経験できたのはプラスになるでしょうし、また次回以降で巻き返しを図ることができればと考えています」（林師）
デビュー初戦を１番人気で迎えましたが、内々で砂を被り、思ったようなレース運びができたとは言えない形になってしまいました。
上位勢に迫ることはできませんでしたが、本馬自身も最後まで脚は止まっていませんでしたので、経験を重ねての次回以降の巻き返しに期待したいです。
今後については美浦トレセンへ戻っての状態次第で判断していく予定です。
24/7/31 林厩舎
３１日は軽めの調整を行いました。
「先週は思うような結果を出すことができず申し訳ございませんでした。
レース後の様子ですが、ガタッと来た様子は今のところなさそうですが、脚元に関しては異常こそないもののスッキリとした綺麗な脚つきの馬でもないので、右膝、両前脚の球節など、時間をかけてよく確認してからいったん放牧に出し、リセットしてから次の競馬を目指していければと考えています」（林師）
24/8/3 ＮＦ天栄
３日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。
24/8/6 ＮＦ天栄
軽めの調整を行っています。
「デビュー戦は期待を持っていましたが、残念な結果となってしまい申し訳ありませんでした。
レース後大事ないことを確認いただいたうえで週末に帰ってきていますよ。
まだ日が浅いため軽めのメニューに終始していますが、様子を見ながら少しずつ立ち上げて次走へ向かっていければと考えています」（天栄担当者）
24/8/13 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１５秒のキャンター調整を取り入れています。
「先週は入場してきて間もないタイミングだったこともあり軽めに終始していましたが、その後から乗り出し、少しずつ進めていますよ。
今週は坂路にも入れているので、問題なければこのまま乗り込んでいきます」（天栄担当者）
24/8/20 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４～１５秒のキャンター調整を取り入れています。
「先週のうちから坂路にも入っていましたが、以降も変わりはないですよ。
まだ幼さが残る馬ですし、焦らずジックリと動かしながら体調を整えて、次の競馬へ向かっていければと思っています」（天栄担当者）
24/8/27 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４～１５秒のキャンター調整を取り入れています。
「コンスタントに動かしてきています。
今のところ体調等は変わりなく、まずまず順調と言えるでしょう。登坂時のペースを少しずつ上げ始めたところでもあるので、このまま進めていけるかどうかよく見ていきます」（天栄担当者）
24/9/3 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４～１５秒のキャンター調整を取り入れています。
「日を選びつつ１５－１４程度を採り入れていますが、特に変わりはなくここまで来ていますね。
この様子ならば…と思えるので、これからはさらに負荷を高めていけるように動かしていきたいと考えています」（天栄担当者）
24/9/10 ＮＦ天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン１４～１５秒のキャンター調整を取り入れています。
「この中間もまずまず順調と言える状況ですよ。
今朝来場された林調教師にも見ていただきまして、相談した結果、次開催での出走を前提に考えていければという話にもなりましたから、このまま乗り込んでいきたいです。
馬体重は４４７キロです」（天栄担当者）
24/9/15 林厩舎
１５日に美浦トレセンへ帰厩しました。
24/9/19 林厩舎
１８日は軽めの調整を行いました。
１９日は美浦Ｗコースで追い切りました（６９秒３－５３秒３－３７秒７－１１秒１）。
「天栄での状況を確認すると次の東京開催あたりを目指していければということになりましたので、２週目に組まれている牝馬限定戦を中心に見ていけたらと考えていました。
今週は変則スケジュールの関係で検疫がいつもより少ないこともあり、少し早いタイミングではあったのですが先週のうちに入れさせていただいて、こちらで調整をスタートさせています。
今朝追い切ったのですが、道中の折り合いは良かったです。
ただ、馬なりで動けるようにつくりたいところ、若干、前後に伸びてしまうようところがあったため終いを少し促す内容です。
それでいて終い１１秒１という時計でまとめてくるのですから、ポテンシャルが高いのは確かだと思います。
この能力を如何にレースで発揮できるかでしょうし、少しでもいい質の走りができるように持っていけるように調整していきます」（林師）
今のところ１０月１３日の東京競馬（２歳未勝利・牝馬限定・ダ１４００ｍ）に出走を予定しています。
24/9/25 林厩舎
２５日は美浦Ｗコースで追い切りました（６８秒１－５２秒０－３７秒３－１１秒５）。
「先週の追い切り後もできるだけ体を収縮して使えるように丁寧に動かしてきています。
そのうえで改めて今朝追い切りを行いまして、前の馬を見ながら進めて直線で伸ばすようにしました。
時計を見てもわかる通りそれなりに動けていますし、決して悪いわけではないのですが、まだ改善まではいかず、終いは少し促す必要がある走りでもありました。
簡単に改善できるものでもありませんから、今後も地道に接して良くしていけるようにしたいと考えています」（林師）
１０月１３日の東京競馬（２歳未勝利・牝馬限定・ダ１４００ｍ）に出走を予定しています。
調教タイム
24/9/19
助手 美浦Ｗ・重
69.3 – 53.3 – 37.7 – 11.1 一杯に追う
スート(古馬１勝)強めの内0.4秒追走0.2秒先着
24/9/22
助手 美浦坂・稍
54.9 – 39.2 – 25.2 – 12.4 末強め追う
ティピティーナ(二未勝)馬ナリを0.2秒追走同入
24/9/25
助手 美浦Ｗ・良
68.1 – 52.0 – 37.3 – 11.5 強めに追う
ローズボウル(古馬３勝)一杯の内0.4秒追走0.8秒先着
感想
7/27の新潟ダート1200m戦でデビュー。
砂を被ると頭を上げるような仕草を見せ、
道中は走りがバラバラに。
直線ではジリジリと脚を使うも、前も
止まらず7着まででした。
レース後は軽めのメニューから徐々に
立ち上げ、順調にペースアップ。
9月上旬には次開催を視野に帰厩する
運びとなり、9月中旬に帰厩しました。
追い切りでは体が前後に伸びてしまう
課題を見せる状況。できるだけ体を収縮
して使えるように丁寧に動かしている
ものの、まだ改善とまではいかず。
簡単に改善できるものでもないとのことで
この点は今後も地道に接していくことと
なりそうです。
それでも時計は良く、ポテンシャルの
高さを感じさせます。レースではいかに
能力を発揮できるかがカギとなりそうで、
前走の経験も活かしつつ、力を発揮して
前進を目指したい！
課題は残りますが、少しでも良くして
レースに臨むことができるといいな！
再来週の出走に向けて引き続き異常なく
進めることができますように( ᐛ )و
※クラブ公式情報・画像はシルク・ホースクラブの許可を得て掲載しております。
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