キャロットの2歳牝馬、サーマルウインドの近況です。
馬名の由来は熱上昇風。
上昇気流に乗るような活躍を祈念
ということで、響きも由来も
カッコよくてとても良い名前！
ここまで良いペースで進んでおり
早期入厩となりましたがアクシデント発生…！
更新内容を確認してみましょう。
サーマルウインド
2歳 牝馬
父:ドレフォン
母:ラフィエスタ
(BMS:スペシャルウィーク)
(栗東)奥村武 厩舎
生産：ノーザンファーム
近況
21/5/13 ＮＦ天栄
１３日にＮＦ天栄へ向けて移動しました。
「順調に乗り込みを進めることができている現状を踏まえ、早めに本州へ移動させて入厩へ備える形になりました。
天栄到着後の状態や検疫次第で具体的な入厩の段取りを組んでいくことになりそうです」（空港担当者）
21/5/18 ＮＦ天栄
周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。
「トレセンへの入厩に備えて先週末にいったんこちらへ移動してきました。
北海道で見たときの印象と少し異なり、体が少し締まっているかな…と感じるので、ゆっくり動かしながら心身にゆとりを持たせられるようにしているところです。
今後のスケジュールはまだ聞いていませんが、おそらく今週もしくは来週あたりには入るのではないかと思います」（天栄担当者）
21/5/22 奥村武厩舎
２１日に美浦トレセン・奥村武厩舎へ入厩しました。
21/5/26 奥村武厩舎
２６日は軽めの調整を行いました。
「いくらか線の細さが見られる牝馬ということもあって、早めに北海道から天栄へ移動して現地でゆったりとさせて体調を整えてもらっていました。
当初は検疫を確保できていなかったのですが、先週末の空きをキープでき、金曜日に入れています。
そして週末から少しずつ動かし出していましたが、どうも右前脚を中心に歩様が良くありません。
ずっと良くないわけではないものの、一度躓いたりしてスムーズさを欠くとそこから気にし出して悪い状態が続いてしまいます。
時間が経つと消失して元に戻りますが、また似たようなことがあると歩様に出しますね…。
今朝も最初はスムーズでしたが、止め際から気にし始め、無理せず終えて厩舎に帰ってしばらくして確認するとそこまで見せなくなっているという様子でした。
一人の乗り手だけではなく他も乗せ、また、よく手伝ってくれている丸田ジョッキーにも跨ってもらったのですが、皆、同じく
“う～ん…。今は無理しないほうがいいですかね”
という感じです。
すぐに消失することもあって気にしない人もいるレベルに今はあり、大きな問題というほどでもないとは思います。
おそらくトウ骨、深管、ソエの類かという感じで、これまでの疲れから来るものかなという気もしますが、現状のままゲートからしっかり出したりしていくと今の症状が増してしまうように思えます。
もう少し様子を見てから天栄とも相談し、最終的に判断しますが、深刻なものになる前に切り替えたほうが好ましいかな…とも考えています」（奥村武師）
21/5/27 ＮＦ天栄
２７日にＮＦ天栄へ放牧に出ました。
感想
募集時からすでに仕上がりが進んでおり、
同期の中でも早いタイミングで移動。
馬格もあり、坂路ハロン14秒ペースも
堪えることなくこなしていたとのことで
成長は順調そうでした。
プロフィールの未来予想図のように
早めの始動からJBC2歳優駿を皮切りに
大活躍を期待…！していたのですが、
入厩後の更新で状況が一転…！
歩様に異常とのことで放牧に出ることになりました。
容体はまだわかりませんが、
大事に至らないことを願います。
ここまで良いペースで順調に
来ていただけに残念ですが、
まだ２歳の５月。
無理せずここからまた仕切り直して
無事にデビューしてもらえたら嬉しいです。
※クラブ公式情報・画像はキャロットクラブの許可を得て掲載しております。
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