キャロットの3歳牝馬、
サーマルウインドの近況です。
前走は世代重賞のNZTに挑戦。
その後は春の疲れを労いつつ…
ということでじっくり立ち上げ。
歩様、息遣いがイマイチな状態が続き、
8月にようやく状態が上向きに。
その後も首の負担など懸念点が
ありましたが、9月に帰厩!
帰厩後も歩様が怪しく、波がある
状態で今後も慎重に見定めていく
ことになりそう。
更新内容を確認していきます!
コンテンツ
サーマルウインド
3歳 牝馬
父:ドレフォン
母:ラフィエスタ
(BMS:スペシャルウィーク)
(栗東)奥村武 厩舎
生産:ノーザンファーム
平地:2勝クラス(2-0-0-3)
近走成績
近況
22/8/2 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「春の疲れと昨今の暑さもあってか徐々に進めていても正直、ピリッとしない様子に映っていました。
ただ、今週動かしてみた際、ようやくいい頃のものに思えるようになってきましたね。
状態はこれからまだまだ上がってきそうに思えるので、焦らず時間をかけて良化を図っていけたらと思います。
馬体重は533キロです」(天栄担当者)
22/8/9 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「天候に波があり体調管理に気を遣う状況にありますけれど、幸いにも体調は今のところ安定していますよ。
調整のほうも馬場コンディションを見ながらジックリと行っており、状況はまずまずです。
すぐの出走とはいかないものの、可能ならば10月くらいには考えられるように持っていけたらという目標を掲げています」(天栄担当者)
22/8/16 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「体調の変化に細心の注意を払いつつ調整を進めていますが、変わらずに来ることができています。
とは言え、ようやく調子が上向いてきたというのがここ数週で、いい状態で送り出す態勢を整えるにはもうしばらく時間は必要に思えます。
当初は中山開催での出走を考えられればという思いを持っていましたが、いくらか時間が足りない印象なので10月の東京もしくは新潟開催での出走を視野に進めていきたいと思っています」(天栄担当者)
22/8/23 NF天栄
軽めの調整を行っています。
「感じが良くなってきたのでこのまま進めていけるかなと見ていたのですが、この中間、歩き等を見ていると再びひと息に思えます。
“もしかすると首などに負担がかかっていて、またその兼ね合いもあってかトモの歩様もぎこちないように思える”
と先日診てもらった北海道の獣医師からアドバイスを受けていますので、その際に受けた指示のもと治療を行い、経過を見ているところです」(天栄担当者)
22/8/30 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「先週は治療とその後の経過観察として充てていましたが、悪い印象はなかったので今週は元のメニューに戻して動かしています。
まだ何とも言えませんけれど、状況が後退することはないので、治療の効果はあるのかなという気もしています。
引き続き慎重に様子を見ながら動かしていきます」(天栄担当者)
22/9/6 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「先週に続いて今週も日によっては15-15前後のものを織り交ぜながら動かしています。
オーバーワークは避けなければいけませんから慎重に対応していますが、今のところ悪くはありません。
今後についてはまだ何とも言えませんけれども、まずは4回東京開催中に向かえるか否かを探っています。
馬体重は539キロです」(天栄担当者)
22/9/13 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「慎重に様子を見ながら調教を課していますが、いい意味で安定していますね。
このままならば4回東京開催中の出走を考えられそうかなと見ています。
その旨を奥村調教師にも伝えさせていただきましたが、もちろんこの後もしっかりと見ていかなければいけませんので、状況如何で改めて相談していくつもりです」(天栄担当者)
22/9/18 奥村武厩舎
18日に美浦トレセンへ帰厩しました。
22/9/22 奥村武厩舎
21日、22日は軽めの調整を行いました。
「東京開催を目標に、先週末に帰厩させています。
今週はトレセンが変則日程になるので、昨日軽く乗って、今朝時計を出すことを考えていたものの、昨日の調教前の状態チェックで前肢が頼りない歩様をしていました。
時間の経過と共に落ち着いたのと、あくまでも馬体、歩様を解す狙いで軽く坂路を上がったところ、調教後に再度気になる歩様になり、一時はしっかり負重できていないこともありました。
獣医師に脚先から上部まで細かくレントゲン検査を行ってもらいましたが、骨膜が少し出ている箇所こそあったものの、原因らしい原因は特定できませんでした。
ここのところは特段気になりませんでしたが、トレセンに初めて入厩した昨年の春と同じような波のある状況です。
ハッキリとしないだけに気持ちは晴れないですし、ご心配をお掛けして申し訳ございませんが、今朝のチェックでは何ら気にすることなく、シャキシャキと歩けていたくらいですから、何とも言えないですね…。
東京開催を目標に戻していますが、まずは状態の変化を見極めつつ、週末から時計を出すことができるか判断していきます」(奥村武師)
感想
3歳春時点で2勝と良いペースで
勝ち星をあげ、NZTにも挑戦。
その後は放牧に出て、春の頑張り
を労いつつじっくり進めることに。
一時は6月の出走も視野に入りましたが
歩様がぎこちなくなり、慌てて
進めず、様子を見ることに。
夏場は息遣いがイマイチとなり
動きも物足りない状態。
その後ようやく上向いてきましたが
今度は首に負担がかかり、歩様が
一息。その後は治療の効果が
あってか、良い意味で安定。
9月に帰厩しました。
帰厩後も歩様が頼りなくなりますが
原因は特定できず。
初めてトレセンに入厩した時のような
状態に波がある状態とのこと。
これまでも課題を抱えての調整が
多かったですが、今回も一筋縄では
いかないことになりそう…!
今後も慎重に見定めつつ進めることに
なりそうですが、なんとか良い状態で
安定してレースに臨むことができれば
と思います( ˙ᵕ˙ )
※クラブ公式情報・画像はキャロットクラブの許可を得て掲載しております。
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