距離短縮で春雷Sを目標に! サーマルウインド近況(24/03/19)

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キャロットの5歳牝馬、
サーマルウインドの近況です。

昨年はリステッドの信越Sで優勝。
12月には重賞のターコイズSに
出走して6着でした。
明け5歳の始動戦は2/17の
京都牝馬S(G3・芝1400m)を予定
して栗東まで移動していましたが、
脚元の不安が出て見送りに。

その後は悪化は見られず、慎重に
乗り進めて調整。3月中旬に帰厩し
次走は距離を短縮して4/14の春雷S
を目標に設定しました!

近況を確認していきます!

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サーマルウインド

5歳 牝馬
父:ドレフォン

母:ラフィエスタ
(BMS:スペシャルウィーク)
(美浦)奥村武 厩舎

生産:ノーザンファーム

近走成績

近況

23/12/20  NF天栄

20日にNF天栄へ放牧に出ました。

「先週は思うような結果を残すことができず申し訳ありませんでした。
逃げたり、先行したりする形はこれまでもありましたが、前に馬を置く形でも完全に前がオープンというのは宏司曰く初めてだったらしく、中間の気の入り方もあって力みが目立つ内容になってしまいましたね…。
追い切りのとき、馬場入りでゴネる仕草を見せていたのが競馬へ向かう際に露骨に出したわけではないものの、レースの最中、鞍上の指示に対して少しだけ耳を絞るような素振りがあったということもでもあり、気難しさが出てきている印象も受けました。
マイル戦も対応可能な条件でしょうが、現状からすると馬と喧嘩をして機嫌を損ねてしまうのは良くないかな、それならば1400mのほうが現状はベターかなと言う話にもなっています。
レース後、歩様自体はこの馬なりです。
球節をはじめ脚元のチェックはしましたが、こちらもレースを経て大きく変わることはないので、放牧に出して、現地で改めて状態を見てもらいながら今後について考えていきたいです」(奥村武師)

23/12/26  NF天栄

トレッドミル調整を行っています。

「先週半ばに帰ってきています。
力んだ分消耗が大きくなり馬体への反動がどこまで出ているかとちょっと心配はしていたのですが、幸いにも今のところ大きな不安は出てきていません。
前回帰ってきた時よりも馬体の傷み自体は少ないかもしれないなと思うくらいですよ。
ただ、時間が経って変わっても不思議ではありませんから、この後も用心して見ていきます」(天栄担当者)

24/1/9  NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。

「前走後の疲れは多少なりともありましたけれども、歩様を含めて概ねこの馬なりと思える状況にありますよ。
最初は運動メインで体をジックリと動かしてきまして、それから少しずつ上げていこうとしているところです」(天栄担当者)

24/1/16  NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては周回コースもしくは坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。

「様子を見つつ、徐々に乗り進めてきています。
馬場状態等を考慮して、普段コースで速いところを取り入れることが多いのですが、今週は坂路に入って14-14くらいを乗るようにしていますよ。
可能であれば来月中のレースを最短プランとして考えていければと思っていますし、今後の状況を見ながら相談していきます」(天栄担当者)

24/1/23  奥村武厩舎

23日に美浦トレセンへ帰厩しました。

「奥村調教師と相談した結果、最短で京都牝馬Sを目指していくことになり今日送り出しました。
こちらでの状況は、体は戻ってきて悪くない状態になりましたが、精神的にはもうひとつ変えられなかったですね…。
速いところ行くということがわかると渋るような素振りを見せていました。
あまり詰め込まず苦しさを少しでもなくすようには配慮し、70-40も実質1本だけに留めました。
その70-40のときも追って追ってということはせずほぼ持ったままでフィニッシュさせるようにし、気持ちの面で少しでも余裕を持たしたつもりなので、何とかトレセンでもスムーズに行ってくれたらという思いでいます」(天栄担当者)

24/1/24  奥村武厩舎

24日は軽めの調整を行いました。

「近走の内容を踏まえて現状は1400mのほうがこの馬にとってリズムよく運ぶことができるだろうということで、前走後から京都牝馬Sというのはプランとしてあがっていて、天栄の状況を確認するとビッシリと乗り込んだというわけではないようでしたけれども対応は可能そうということでしたので、今週入れさせていただくことにしました。
今日は軽めのメニューで様子を見ていますが、欲を言えば体の張り感などがもっと出てきてほしいな…という状態に思えます。
精神面に配慮して強いところをセーブしている分その張り感にも出ているのでしょうね。
ただ気持ちへ配慮してもらえたことは助かりますし、何とか苦しさを出さずに調整していければと思っています。
今回は京都が目標ということもあり、直前まで乗れるようにするために栗東へ持っていくつもりです」(奥村武師)

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24/1/31  栗東TC

31日は栗東CWコースで追い切りました(85秒6-69秒0-52秒2-36秒7-11秒5)。

「先週、無事に栗東へ到着し、現地での調整をスタートすることができていますよ。
慣れない環境とあって最初は馴染ませながら慎重に進めていて、今朝も無理なく動かしてあります。
動き自体は問題ないものの、少し歩様が心もとなく見せるので、そのあたりの変化を見ていかなければいけません。
1週前となる来週あたりにできれば私も現地へ行って見てこようと思ってもいます」(奥村武師)

2月17日の京都競馬(京都牝馬S・牝馬限定・芝1400m)に出走を予定しています。

24/2/4  栗東TC

「水曜日の追い切りを無事に行え、週末にかけて軽く動かしつつ様子を見ていましたが、土曜日の午後になって左前脚の球節の内側に腫れが出てきてしまいました。
直ぐにエコー検査を行ったところ、繋靭帯と種子骨靭帯の付着部が太くなっていて、負担が掛かっていることが分かりました。
歩き自体は元々気になるところがある馬で、この症状が出て以降、極端に悪くなってはいません。
それでも、負担の掛かっている箇所を考えると無理はできませんので、相談の上、京都牝馬Sは見送り、馬の状態と馬運車の状況を見ながら放牧に出させていただきます。
休養期間に関してはまだハッキリとしたことは言えませんが、靭帯の芯をくっていることはなかったので、少しでも早い回復につながってほしいです。
この度はご心配をお掛けしてしまい、誠に申し訳ございません」(奥村武師)

24/2/7  栗東TC

7日は軽めの調整を行いました。

「栗東トレセンへ行って、直接状態を確認してきました。
楽をさせている分、腫れは引いていますが、左前内繋側にまだ張りと熱感は残っている状況です。
移動自体は問題ない状態のため、今週中にこちらから直接NF天栄へ放牧に出させていただく予定ですが、時間の経過とともに変わった様子が出てこないか、天栄サイドでも慎重に状態を見ていただきます」(奥村武師)

24/2/8  NF天栄

8日にNF天栄へ放牧に出ました。

24/2/13  NF天栄

ウォーキングマシン調整もしくはトレッドミル調整を行っています。

「残念ながら脚元の不安が出たということで予定していた京都牝馬Sへの参戦を見送り、栗東から直接こちらへ帰ってきています。
こちらでも改めて状態と、その変化を確認することから始めていきますが、いずれにせよすぐの競馬を考えることはありませんから、このままこちらで調整していくか、北海道に移すかなども様子を見つつ検討していくことになると思います」(天栄担当者)

24/2/27  NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。

「今朝は角馬場で解すようにジックリ乗って、それから周回コースでハロン15秒程度のキャンターを取り入れています。
脚元は引き続き気を付けて進めていますが、乗り進める中で悪い方への変化はないですね。
必要に応じて緩急をつけていきますが、順調ならこのまま調教本数を重ねて、次走目標を立てていける状態にしていきたいです」(天栄担当者)

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24/3/5  NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。

「検査上、異常はなかったものの、脚元は完全にスカッとしているわけではありません。
それなので日々状態を慎重にチェックしながらジックリと動かすようにしています。
先週あたりから15-15を採り入れ、段階的にあげていければと考えているところです。
馬体重は538キロです」(天栄担当者)

24/3/12  NF天栄

トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。

「慎重に見極めながらの調整ではありますが、今のところ変わりはないので順調と言えるかなと見ています。
適度に負荷をかけられるようにもなっていますし、このまま進めていきます。
次走に関しては、この後来場される奥村調教師とも相談していきます」(天栄担当者)

24/3/19  奥村武厩舎

19日に美浦トレセンへ帰厩しました。

「先日、奥村調教師が来場され状態を見ていかれました。
そして、次のレースについても相談しました。
脚元をはじめ、いい意味で変わりなく来ることができたかな…と思いましたし、無事に送り出すこともできましたので、何とかいい走りを見せてもらえたらと願っています」(天栄担当者)

「脚元の様子はひとまず悪くないようで、探りながらではあったものの乗り進めてもらえていました。
そのような中、次のレースについて相談がありまして、前走の内容から1600mよりは1200mのほうがベターではないかという結論に至りまして、使えるようならば春雷Sを目標にしていきましょうということになりました。
レースは今開催の最終週なので、逆算して今週入れさせていただき、明日より少しずつ動かしていこうと思っています」(奥村武師)

調教タイム

24/1/28

助手 栗東坂・良
57.8 – 42.0 – 26.9 – 13.0 馬ナリ余力

24/1/31

助手 栗東CW・良
85.6 – 69.0 – 52.2 – 36.7 – 11.5 馬ナリ余力

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感想

前走はターコイズS(G3)で6着。
気持ちの面でいっそう気を遣う状態で、
レースでも耳を絞り、余計に脚が使え
なかったとのことでした。

レース後の歩様、脚元の状態に大きな
異常は見られない状態。
放牧に出てからも大きな不安は出ず、
傷みも前回よりも少ないと思えるほど
とのことでした。
その後、速いところ行くとわかると
渋るような素振りを見せるなど、
精神面が気がかりでしたが配慮して
調整し、1月の下旬に帰厩しました。

京都牝馬Sを目標とし、事前に栗東TCへ
移動。追い切りをこなしていましたが、
左前脚の球節の内側に腫れが見られ、
京都牝馬Sは見送ることに。
場合によっては北海道への移動も選択肢
となりそうでしたが、その後は悪化する
ことなく乗り進めることができました。

3月19日に帰厩し、これから少しずつ
動かしていくことに。前走の内容から
マイル戦よりは1200mの方が合いそう
とのことで、4月14日の春雷Sを目標と
して設定しました!

脚元の不安が出たと更新があったときは
ヒヤリとしましたが、長いお休みとは
ならずに次走へ向けて進めることが
できてまずはひと安心。
状態はスッキリというわけではなさそう
なので不安も残りますが、大きな異常が
出ることなく調整を進めて春雷Sへ臨む
ことができますように。

無事にレースに向かい、短距離戦で良さ
を発揮して、選択肢が大きく広がること
を期待したい!
引き続きまずは無事に、無事に進めて
いくことができますように。


※クラブ公式情報・画像はキャロットクラブの許可を得て掲載しております。

 


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