1/19の中山・ジャニュアリーS
(OP・ダ1200m)
に出走したサーマルウインド
のレース振り返りです。
前走10/26のスワンSは気持ちの問題か
追っても反応がなく、16着と悩ましい
結果。その後は12月の競馬を目指すこと
となり、カペラSを目標としていましたが
除外となり、今回のレースへ臨むことと
なりました。
初めてのダート戦。引退が迫る中での
イチかバチかのチャレンジになりますが、
OP・重賞でも勝負になる力は持っている
と思うので、良い走りを見せてくれること
に期待の一戦でした!
レース結果を振り返ります!
サーマルウインド
6歳 牝馬
父:ドレフォン
母:ラフィエスタ
(BMS:スペシャルウィーク)
(栗東)奥村武 厩舎
生産:ノーザンファーム
レース前近況
25/1/16 奥村武厩舎
16日は軽めの調整を行いました。
「脚元がちょっとむくみやすいところがありますが、それは今回入厩してからずっとで、追い切りを経て見られるようになってきたというものではありません。
レースですが、ジョッキーとも話をして両方考えられるならダートを使ってみたいという意見で一致しました。
キックバックなど外的要因によって気持ちが削がれる可能性はあるものの、搔き込みなどを見ていると対応してもいいように思えます。
生粋のスプリンターでないこの馬にとって時計が少しでもかかることに魅力がありますし、6歳牝馬とあって実質ラストチャンスかもしれないなかのイチかバチかの面はありますが、ダートで新味が出てほしいと願いこちらへ向かわせてください」(奥村武師)
19日の中山競馬(ジャニュアリーS・ダ1200m)に北村宏騎手で出走いたします。
レース後コメント
25/1/19 奥村武厩舎
19日の中山競馬ではまずまずのスタートから促して道中3、4番手を追走するも、勝負どころで徐々にポジションを下げてしまい16着。
「ゲートはまずまず出てくれポジションを確保しに行きましたが、結構早いタイミングから耳を絞ってしまいスピードを維持することができませんでした。
また、キックバックに関して序盤はそこまで気にする感じはなかったものの、ターコイズSに乗せてもらった時よりも息遣いが粗く、余計に気持ちの面で苦しくなってしまった印象です。
いい走りをお見せできず申し訳ございません」(北村宏騎手)
近走の内容からもブリンカーを着用してダート戦に条件を替えた一戦でしたが、スタート後の向こう正面の時点で耳を絞ってしまい、最後までスピードを維持するのが難しくなってしまいました。
今後は今日の結果や現状を踏まえつつ、方針を協議していきます。
25/1/21 引退
「日曜日の競馬は、ご心配をおかけしてしまい誠に申し訳ございませんでした。
レース直後の歩様や心房細動等は見られず、やはり早々に耳を絞って気難しさを前面に出してしまったことに尽きると思います。
近走の内容からブリンカー着用、そしてダート替わりで何とかいい方に変わればと送り出しましたが、ジョッキーが言っていたように息遣いを含めて内面で徐々に余裕がなくなっていることで、気持ちの部分も余計に辛くなってしまったのか、違った走りを引き出すことができませんでした。
今回、タイムオーバーで離れての入線となり、また近走の内容や結果を踏まえてレース後に相談し、ここで引退することが決まりました。
新潟のオープン特別を勝ったことはもちろん、オープンで2着だった時の勝ち馬の成績からも、サーマルウインドも重賞を勝てる馬と感じていただけに厩舎として非常に悔しく、申し訳なく思っていますが、ここまでご声援いただきました会員の皆様、そして6歳春まで走り抜き、オープンクラスで頑張ってくれたサーマルウインドには感謝の気持ちでいっぱいです」(奥村武師)
競馬や調教の中で幾分、気難しい面を見せるようになっていたため、今回は少しでも集中できるようブリンカーを着用し、また血統の可能性にも賭けてダート条件での変わり身を期待しましたが、結果的にはレース序盤から耳を絞って難しさを見せてしまいました。
近走の内容、そして牝馬の引退時期である6歳3月までは残り少なく、今後期間内に万全の状態で確実に使えるという保証はない状況です。
以上のことから奥村武調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することとなりました。
会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。
レースの感想
結果は16着でした。
スタートから積極的に促して
いきますが、進みがイマイチで
3,4番手に。勝負どころで位置を
下げていき、直線では大きく後方へ。
大差での16着となりました。
促すも進んでいかず、早いタイミングで
耳を絞ってスピードを維持できなかった
とのこと。最後は大きく下がっていって
16着と、良いところが見られない内容に
なってしまいました。
ダートで変わり身に期待でしたが、懸念
されていた気持ちの問題が出て厳しい結果。
引退の判断となり、これがラストランと
なりました。
デビュー前から脚元の不安に言及されていて、
その後もスッキリしない状態が続きました。
気持ちの課題も常に抱えながらでしたが、
確かな能力でリステッド勝ち、重賞にも挑戦
と本当に頑張ってくれました。ありがとう!
ここまでの競走馬生活お疲れさまでした!
心身ともに課題を抱える中でも向き合って
能力を引き出していただいた奥村武先生、
スタッフの皆さまにも感謝!
引退は寂しいですが、無事に6歳春まで
走り抜くことができて良かった!
この後は繁殖入りすることになるかな。
夢を次に繋げられるよう、引き続き無事に
頑張ってほしい( ᐛ )و
※クラブ公式情報はキャロットクラブの許可を得て掲載しております。
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