療養から1年半 アリーヴォ近況(23/12/22)

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シルクの5歳牡馬、アリーヴォの近況です。

昨年の宝塚記念後、脚元に不安が
出たことにより、北海道で療養へ。

今年の9月、1年3か月ぶりに乗り
運動を再開( ᐛ )و
その後も順調にペースを上げて、
12月にはハロン16秒まで対応。

脚元はスッキリとまではいかず、
まだ本来の走りには程遠い状態…
とのことで、復帰はまだまだ先に
なりそうだけど、ここまで大きな
異常なく進めることができていて
まずはひと安心。

近況を確認していきます。

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アリーヴォ

5歳 牡馬
父:ドゥラメンテ

母:エスメラルディーナ
(BMS:Harlan’s Holiday)
(栗東)杉山晴紀 厩舎

生産:ノーザンファーム

近走成績

近況

2023.07.07

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間は両前浅屈腱のエコー検査を行いました。
獣医師からは
『少しずつ回復してきているので、次のステップへ移っても良いでしょう』
との事でしたし、週半ばよりトレッドミルでの運動を開始しています。
とは言え、まだ脚元の不安はありますので、暫くはダクで様子を見ようと思います。
馬体重は538kgです」

2023.07.14

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「トレッドミルでダクとウォーキングマシンでの運動で進めているのですが、脚元の状態に大きな変化はありません。
それでも運動後は水冷治療を行うなど、しっかりとケアを続けており、今後も再発防止に取り組んでいきます。
また、体重は幾らか減っているように若干余分なものが取れてきた印象を受けます。
馬体重は536kgです」

2023.07.21

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「先週まではトレッドミルでダクを行ってきましたが、この中間はキャンターへ移行しています。
今のところ患部の状態は特に変化なく進めることが出来ていますね。
ただ、依然として運動後は水冷治療を行って入念にケアをするようにしており、今後も馬の状態を見ながらペースアップを図りたいと考えています。
馬体重は536kgです」

2023.07.28

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間はトレッドミルでキャンターとダクを隔日で行っています。
動かしている時間は先週よりも長めに取れていますし、脚元の状態も良い意味で変わりはありません。
ただ、依然としてスッキリとはしていないですので、今後も細心の注意を払って進めていきます。
馬体重は540kgです」

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2023.08.04

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「先週と同様にトレッドミルでキャンターを行っています。
この中間は少しペースを上げてみたのですが、捌きの硬さは増していませんし、歩様もこの馬なりには安定していますね。
暑さにも負けることは無いですから、この調子で少しずつ負荷を高めていきます。
馬体重は540kgです」

2023.08.11

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「ひとまず脚元の状態は問題ありませんでしたし、先週から更にトレッドミルのペースを上げています。
ただ、無理は禁物ですから週3回のキャンターの内、週1回だけペースアップしており、今後も1歩ずつステップアップしていきたいと思います。
馬体重は536kgです」

2023.08.18

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間は週3回トレッドミルでキャンター、週2回トレッドミルでダク、残りの日はウォーキングマシンでの運動を行っています。
脚元に関しては良くも悪くも変わらない状況ですが、ある程度のペースで動かすことが出来ているのは良い傾向です。
馬体重は536kgです」

2023.08.25

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「その後もトレッドミルでの運動を継続しています。
具体的に申しますと、週2回はダクを5分間、週2回はキャンターで3分間ほど動かしています。
キャンターでのペースは徐々に上げることができており、その中でも脚元の状態に変化はありません。
どうしても慎重にならざるを得ませんが、少しずつでも良いので負荷を上げていきたいところです。
馬体重は542kgです」

2023.09.01

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間は週6回トレッドミルでキャンターを行っています。
少しずつ負荷を高めるようにしていますので、歩様が乱れることはないものの、患部は若干熱を帯びることはありますね。
ただ、水冷治療は欠かさず行っていますし、今後もケアを続けていけば問題ないでしょう。
馬体重は538kgです」

2023.09.08

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「先週に続いてこの中間も毎日トレッドミルでキャンターを行っています。
ただ、脚元の事を考えて、速いペースと遅いペースを隔日で動かすようにしています。
歩かせると多少の硬さはあるものの、運動中は気になりませんし、順調に進めることが出来ていますね。
もう少しこのメニューで調整を図る方針です。
馬体重は536kgです」

2023.09.15

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「引き続きトレッドミルでの調整を進めていますが、この中間は週1回一番速いペースで動かすことが出来ています。
脚元に関しては多少浮腫む時があるものの、運動後のケアをしっかりと行ってあげれば問題ないレベルです。
少しずつではありますが、乗り運動への下地は整ってきています。
馬体重は532kgです」

2023.09.22

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「先日、獣医師に定期的なエコー検査を行ってもらったところ、経過は良好との報告を受けましたので、近々乗り運動を再開する予定となりました。
時間は掛かりましたが、その甲斐あってようやくここまで漕ぎつけました。
ただ、当然ですが今後も慎重に進めていく方針に変わりはありません。
馬体重は550kgです」

2023.09.29

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「エコー検査の結果が良好だったことから、予定通りこの中間からは乗り出しを開始しています。
週2回坂路コースでハロン18~19秒くらいのところに止めており、久々の坂路入りで物見をするところはあったものの、走り自体は悪くなかったですね。
脚元の状態を見ながら慎重に負荷を掛けていきます。
馬体重は548kgです」

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2023.10.06

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「先週から乗り出しを開始していますが、この中間も週2回登坂させており、18-17ペースを基本に進めています。
乗っていない日はトレッドミルで速めのところを行うなど負荷を十分に掛けることが出来ていますし、代謝が上がって馬体の張りや艶も良化してきています。
それに、腹回りを中心に少し引き締まってきているのも良い傾向ですね。
馬体重は540kgです」

2023.10.13

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間は坂路調教の回数を週3回に増やしています。
ペースはハロン18~19秒と速いものではありませんが、調教後も歩様が硬くなることはありませんね。
ただ、右前の繋靭帯部分には少し腫れが出やすくなっていますし、引き続きよく注意して進めていきます。
馬体重は550kgです」

2023.10.20

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間も坂路調教を続けています。
週2回ハロン18秒くらいのところで進めているのですが、乗っていない日もトレッドミルで動かすようにしているため、心肺機能は少しずつ高まってきたかなと思います。
ただ、体には緩みが目立っていますし、脚元のことを考えてもう少し絞っていきたいですね。
馬体重は550kgです」

2023.10.27

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「引き続き週2回坂路調教を行っているのですが、ペースを上げてハロン17秒まで脚を伸ばしています。
脚元の状態を見ながら慎重に進めているものの、乗り出してからここまで腫れが酷くなることはありませんね。
体も絞れてきましたし、来月もこの感じで徐々に負荷を高めていきます。
馬体重は542kgです」

2023.11.03

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「先週とほぼ同様のメニューで進めています。
飼い葉食いが良くて体重こそ増えてしまっているものの、見た目は大きく変わりませんし、筋肉が付いてきたと見て良いでしょう。
脚元の状態にもよりますが、今月はもう少し負荷を強めていく予定ですので、引き続きベースアップに努めてまいります。
馬体重は552kgです」

2023.11.10

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間は週2回坂路調教を行っており、ハロン17秒を切るくらいで登坂しています。
この馬にとっては物足りない内容のようで、楽な手応えで駆け上がってきます。
また、残りの日はトレッドミルで速めのところをこなしていますから、心肺機能も徐々に高まってきていますよ。
馬体重は546kgです」

2023.11.17

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「先週と同様に坂路コースではハロン17秒くらいで登坂しており、残りの日はトレッドミル中心で動かすようにしています。
少しずつ体重が減ってきているように馬体も幾らかシャープになってきましたし、気配は上々です。
脚元の状態を見ながらペースアップのタイミングを計っていきます。
馬体重は544kgです」

2023.11.24

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間も調教メニューに変わりはなく、坂路コースではハロン17秒ペースで動かしています。
まだ体つきには余裕があるため良い頃の走りには程遠いものの、息遣いなど中身は少しずつ整ってきましたし、何より乗り始めてから脚元の状態に変化がないのは良いことですね。
来月はもう少しペースを上げてみたいと思います。
馬体重は548kgです」

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2023.12.01

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間は週2回坂路調教を行っており、その内の週1回はハロン16秒ペースまで上げています。
重賞を勝っている馬ですからペースアップには難なく対応してくれていますし、脚元の状態にも大きな変化は見られませんね。
ただ、腱はスッキリとしている感じでは無いですので、今後も入念にケアを行いつつ乗り込んでいきます。
馬体重は544kgです」

2023.12.08

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「先週よりも坂路の登坂回数を増やしており、週3回ハロン16~17秒ペースで登坂しています。
脚捌きの硬さは若干有るものの、動き自体は問題ありませんし、まずまず良い走りを見せていますね。
脚元の状態も大きく変わりませんので、この調子で無理のない程度に乗り込んでいきます。
馬体重は546kgです」

2023.12.15

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間は週3回の坂路調教を行っており、16-16ペースで動かしています。
まだこのペースですから動けてはいるのですが、本来の走りには程遠いですし、上体の重たさを解消していかなければなりません。
脚元に関しては依然としてスッキリしているとは言えないものの、負荷を掛けても変わりないのは良い傾向です。
馬体重は544kgです」

2023.12.22

在厩場所:ノーザンファーム空港
担当者「この中間も坂路調教を行っていましたが、週半ばよりリフレッシュのためウォーキングマシンでの運動に止めています。
ここまでコンスタントに乗り込んできたので少し脚元に疲れが溜まってきていますし、ある程度長めに休みを取らせたいと思います。
また、ボディコンディションは段々と良くなってきているように、健康状態は問題ありません。
馬体重は542kgです」

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感想

昨年6月の宝塚記念出走後から
長い療養期間に入っています。

無理がないペースで、運動後の
冷却治療も施しながらじっくりと
進め、今年の9月には1年3か月ぶり
となる乗り運動の再開に漕ぎつける
ことができました。

その後は10月下旬にはハロン17秒、
12月にはハロン16秒までペースを
上げることができています。
ただ、本来の走りには程遠く、さらに
引き続き脚元はスッキリしない状態…
とのことで復帰の目途はまだまだ先に
なりそうです。今後も辛抱強く進めて
いくことになるかな!

乗り運動が始まってからも大きな
異常なく進めることができていて、
まずはひと安心。
復帰までまだ時間がかかりそうだけど、
ここまで順調に頑張ってくれていて感謝!
今後も問題なく復帰に向けて進めて
いくことができますように( ᐛ )و

直近の更新ではリフレッシュ期間を
設けるとのことで、少しに長めに休み
をとる様子。
再びターフを全力で駆ける姿を楽しみに
引き続き焦らずに見守っていきたい!


※クラブ公式情報・画像はシルク・ホースクラブの許可を得て掲載しております。

 


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