キャロットの4歳牝馬、
サーマルウインドの近況です。
3/26の中山・春興S
(3勝C・芝1600m)
に出走します!
前走は強い勝ち方で2勝Cを突破!
引き続き歩様には波がある状態で
順風満帆とはいかなかったけど、
慎重に進めていただいてレースへ。
更新内容を確認していきます!
コンテンツ
サーマルウインド
4歳 牝馬
父:ドレフォン
母:ラフィエスタ
(BMS:スペシャルウィーク)
(栗東)奥村武 厩舎
生産:ノーザンファーム
平地:3勝クラス(3-1-0-3)
近走成績
近況
22/12/15 NF天栄
「先週はしっかり走り切って結果を残してくれただけに、レース後の状態チェックは念入りに行っています。
歩様に関しては、正直硬さがあって良いとは言えませんが、追い切り後にも多少見せてはいた部分でもあり、良く言えば変わった感じはありません。
脚元は、左前脚のトウ骨部分と右トモの筋肉に疲れがあって、痛みに敏感なタイプと言うこともあって獣医さんのチェックの際に反応もありますが、幸いにもレントゲン検査による異常は見られません。
また、それ以外には右前脚にソエが見られるので、ここはしっかりリフレッシュ期間を設けようと思います。
今回は特に気にならなかったものの、蹄も敏感になってしまうことがありましたから、競馬から時間が経って緊張が解れたタイミングでどう見せるか、NF天栄でもしっかり経過を観察してもらいます」(奥村武史)
14日にNF天栄へ放牧に出ました。
22/12/20 NF天栄
軽めの調整を行っています。
「前走はよく勝ってくれましたね。
会員の皆様おめでとうございました。
前回、自信をもって送り出せたとは言えなかっただけにホッとしました。先日来場された奥村調教師の話を聞いても不安定なところはあったということでしたし、脚元に関しては今回も用心して見ていかなければいけないでしょう。
実際のところ、日によって歩様に波がある状態です。
膝まわりや腕、肩にも負担がかかりやすいのかな…と感じますので、入念にケアしながら進めていけたらと考えています」(天栄担当者)
23/1/10 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「入場当初は歩様が不安定で悩ましいと思っていたのですが、ようやく安定してきました。
ただ、大丈夫と言い切れるわけではありませんので、先日来場した北海道の獣医師にも診ていただきました。
あわせてケアのポイントを聞いたところなので、乗り進めながらも慎重に対応していきたいです。
馬体重は542キロです」(天栄担当者)
23/1/17 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「引き続き、歩様の変化の有無をよく見ながら対応しています。
幸いにも一時よりは安定している状況にあって調教を継続できていますし、負荷も少しずつ高め出しているところです。
油断は禁物ですからこの後も用心していきますが、何とか春時期の出走が可能になるように持っていけたらと思っています」(天栄担当者)
23/1/24 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「不安定になりがちな歩様ですが、今のところは変わりがありません。
前の歩様が乱れやすいですが、それは前だけの問題というよりもトモから来るものではないかとも感じているので、前ばかりを見ず、トモ、特に右トモの変化に注視し、入念に馬体のケアを行いながら調整するようにしています。
無理のない程度に動かすことができていますが、競馬へ向かうための調教負荷はこれからとなることから、競馬は4月前後くらいになるのではないかな…と現時点ではイメージしています」(天栄担当者)
23/1/31 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「この中間もいい意味で変わりがないことから、今週より馬場にて70-40を採り入れ始めました。
まだ始めたばかりなのでこれからですし、調教負荷を増した分、馬体へかかる負担も増してきますから、反動等がないかを慎重に見極めながら進めていきます」(天栄担当者)
23/2/7 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「引き続き、慎重に探りながら動かしている状況ですが、変わりなく来ることができています。
本腰を入れた調整を始めたところですし、しばらく乗ってから具体的なことを詰めていければと思っています」(天栄担当者)
23/2/14 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「後肢への負担のかかり具合を慎重に見ていますが今のところ安定しているので、日によって15-14、そして70-40ほどのメニューを採り入れるようにしています。
今後も用心が必要ではありますが、適鞍にも限りがあるので、ひとまず3月末のレースを最短目標にしていければと思っているところです。
馬体重は538キロです」(天栄担当者)
23/2/21 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によってはハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「調教を継続することができており、この馬として見るとまずまずと言える状況にありますね。
ただ、先日受けた獣医師チェックでは前回も指摘を受けた右トモを再度治療しておいたほうがいいと言われましたので、改めて対応して態勢を整えていくようにします」(天栄担当者)
23/2/28 奥村武厩舎
28日に美浦トレセンへ帰厩しました。
「この馬の場合、原因が特定しづらいハ行を呈すことがありますが、こちらとしては特にトモが苦しくて前に負担が来るのではないかと考えて馬体のケアを施しつつ調整を進めてきました。
入場当初その不安が出ていたので順風満帆だったとは言えないものの、最近はコンスタントに動かすことができました。
乗り込み量や負荷という点ではもう少し補う必要があるでしょうし、そのあたりのことも踏まえて奥村調教師と相談した結果、このタイミングでトレセンへ入れていただけることになりました。
約1ヶ月の期間をかけてトレセンでトレーニングしてもらって競馬という形になる予定なので、何とか無事に乗り越えてもらえたらと思っています」(天栄担当者)
23/3/1 奥村武厩舎
1日は軽めの調整を行いました。
「火曜日に帰厩したばかりなので、今朝はまだ軽めの調整です。
歩様はこの馬ベースで考えるとスムーズに見せていますし、このまま様子を探りつつ、週末くらいから時計になるところを開始していきたいです。
競馬は開催替わりのマイル戦を見ていきます」(奥村武師)
26日の中山競馬(春興S・芝1600m)に出走を予定しています。
23/3/8 奥村武厩舎
8日は美浦南Wコースで追い切りました(86秒7-69秒7-54秒0-39秒5-12秒2)。
「歩様の変化には特に気を付けて先週末、今週と進めていますが、今朝の歩きは引き続き落ち着いて見せていたので、2週前を想定してコース追いを取り入れています。
そうは言っても70-40程度でベースを整えるイメージの内容ですが、問題なく動けていましたよ。
調教中だけでなく、厩舎での雰囲気自体も悪くないですし、この調子で本数を重ねつつ動ける態勢を整えていきたいです。
競馬は前走でも跨ってもらった北村宏司ジョッキーに依頼しています」(奥村武師)
26日の中山競馬(春興S・芝1600m)に出走を予定しています。
23/3/15 奥村武厩舎
15日は美浦南Wコースで追い切りました(69秒0-53秒7-38秒9-11秒4)。
「今朝は北村宏司ジョッキーに跨ってもらい追い切っています。
道中はマイネルケレリウス(3歳1勝クラス)の後ろに入れて運びましたがしっかり折り合っていましたし、コーナーの走りのバランスも悪くなかったですね。
最後は促すとスッと反応できており、口向きを含めて前走前よりもいいイメージを持てています。
ここまでは歩様を含めて特段変わりなく来ていますが、今日やった分の反動が出る可能性もあるので、引き続きしっかりとケアを施しながら来週の競馬へ向かっていきたいです」(奥村武師)
26日の中山競馬(春興S・芝1600m)に北村宏騎手で出走を予定しています。
23/3/22 奥村武厩舎
22日は美浦南Wコースで追い切りました(83秒5-66秒8-51秒9-36秒5-11秒6)。
「先週はジョッキーが乗って負荷を掛けた分、その後の歩様に少し硬さは見られましたが、この馬ベースで考えると十分に保てていますね。
今朝は単走で67秒を切るくらいで終いを伸ばす内容ですが、3コーナーで少しハミを噛んで速くなったものの、まだ我慢は利いていましたし、終いまで楽に動けていたのは良かったですね。
今回は昇級初戦ですが、得意のコースなのでいい走りを期待したいです」(奥村武師)
26日の中山競馬(春興S・芝1600m)に北村宏騎手で出走を予定しています。
調教タイム
23/3/5(日) 助手 美南W・良
74.6 – 57.6 – 40.7 – 12.6 馬ナリ余力
23/3/8(水) 助手 美南W・良
86.7 – 69.7 – 54.0 – 39.5 – 12.2 馬ナリ余力
23/3/12(日) 助手 美南W・良
71.3 – 55.3 – 39.3 – 12.1 G前仕掛け
23/3/15(水) 北村宏 美南W・良
69.0 – 53.7 – 38.9 – 11.4 馬ナリ余力
マイネルケレリウス(三歳1勝)一杯の内1.6秒追走0.4秒先着
感想
3/26の中山・春興S
(3勝C・芝1600m)
に出走します!
前走は北村宏騎手とのタッグで
強い内容で2勝Cを突破!
その後は歩様に硬さ、ソエも
見られてじっくりリフレッシュ
することに。
歩様に波があるのは相変わらずで
入念にケアしながら慎重に進める
ことに。獣医師のチェックを経て、
トモにも再治療を施して2月末に帰厩。
その後1か月手元で調整いただき、
レースへ向かうこととなりました!
帰厩後も歩様の変化に注意して進め、
硬さは見られるものの十分保てている
とのこと。
スッと反応できていて、口向きを含めて
前走よりも良いイメージでレースに臨む
ことができそう!
鞍上は前走に引き続き北村宏騎手!
前走もバッチリエスコートいただき、
継続騎乗はありがたい(*^^*)
追い切りにも跨っていただいて、
準備万端!ハンデ戦で負担重量は
54.0と恵まれたわけではない感じが
しますが、力を発揮できれば好勝負
になるはず!
歩様に不安を見せ続けて、順風満帆
とはいえない中だけど、スタッフの
皆さまや奥村武先生に丁寧に接して
いただいてなんとかレースまで漕ぎ
つけることができたかな!
2023年の初戦、ケアと期待に応える
良い走りを見ることができたら嬉しい!
※クラブ公式情報・画像はキャロットクラブの許可を得て掲載しております。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました♪
良ければ↓押していただけますと励みになります(*^^*)
にほんブログ村 一口馬主ランキング
コメント