キャロットの5歳牝馬、
サーマルウインドの近況です。
10/26の京都・スワンS
(G2・芝1400m)
に出走します!
前走6/30の北九州記念では12着。
厳しい結果となりましたが、
体調や脚元に異常があったわけでは
なさそうで、その点はひと安心。
放牧先では体調が凄く良いというわけ
ではなく、用心しながら進めることに。
その後はまずまず順調と言える状況となり、
徐々にメドを立てていき、10月初旬に
帰厩しました。
今回も事前に栗東に入って現地で調整。
カイバ食いが細くなるなど、繊細な面を
見せますが、直前の追い切りでは心身
ともに上向いた様子が感じられる状態。
テンハッピーローズやルガルなど、
これまで戦ってきたライバルが大きな
舞台で活躍を見せています。
サーマルウインドも続いて重賞の舞台
での活躍を期待したい!
近況を確認していきます!
コンテンツ
サーマルウインド
5歳 牝馬
父:ドレフォン
母:ラフィエスタ
(BMS:スペシャルウィーク)
(美浦)奥村武 厩舎
生産:ノーザンファーム
近走成績
近況
24/7/3 栗東TC
3日は軽めの調整を行いました。
「返し馬の雰囲気は良いかなと思えましたが、中山のときと異なって序盤から進みが悪かったですね…。
気難しさが出たかなと思いましたがその点については言及がありませんでしたし、それ以外に体調のほうを気にしていたのですが、今のところガクッと来ている感じはなさそうです。
レース前にようやく毛が抜けてきてはいたものの、全体的に毛足が長く熱がこもりやすい状態でもありました。
それでも、熱中症のような症状は見せなかったですし、返し馬では元気があったから、体調面に因るものと安易に結び付けられませんが、人間もそうですがこういう気候だと前向きに全力でとなれないところもあるでしょうから、そのあたりが影響した可能性は少なからずあったのではなかろうか…と見ています。
レース後は栗東に戻して軽く動かしながら様子を見ているところですが、脚元は変わりなさそうです。
この暑いなかに移動ばかりを繰り返しても可哀想かなと思いますし、状態把握のためにも今週いっぱいはそのまま現地で様子を見て、少し余裕を持たせたうえで美浦に戻してから天栄へ放牧に出そうと考えています」(奥村武師)
24/7/11 奥村武厩舎
10日に美浦トレセンへ移動しました。
11日は軽めの調整を行いました。
「先週いっぱいは栗東で様子を見て体調も変わりなさそうなことを確認できましたので、昨日美浦へ戻しました。
結構暑いのですが、体温の目立った上昇などなく、輸送による疲れも今のところはなさそうです。
いつも確認している箇所も異常はなく、歩様も大丈夫そうでしたので、近々天栄へ放牧に出して現地で改めて見てから乗り進めてもらおうと思っています」(奥村武師)
24/7/13 NF天栄
12日にNF天栄へ放牧に出ました。
24/7/17 NF天栄
軽めの調整を行っています。
「小倉では思うような走りを見ることができず残念に思っていました。
厩舎のほうでは栗東に行ってからも色々工夫しながら対応してくださり、順調に行っていたようだっただけに期待したのですが、独特な展開に上手く適応できなかったですかね…。
もっとやれて良いはずですから、巻き返すことができるようにしていきたいです。
先週の金曜日に帰ってきたばかりですが、脚元等に問題はなさそうに思えますから、体調や精神面をよく見ながら少しずつ動かしていきたいと考えています」(天栄担当者)
24/7/23 NF天栄
軽めの調整を行っています。
「ガクッと来ているわけではないものの、トモ、そして前脚と負担がかかりやすい馬なので用心していかなければいけないと捉えています。
それなので、ウォーキングマシンやトレッドミルも多用しつつ、慎重に立ち上げて今後のことを検討していけるように持っていけたらと思っています」(天栄担当者)
24/7/30 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行っています。
「先週あたりまでは基本、運動メインにしてジックリと体を動かしていましたが、変化を見ていく意味でもこの中間より軽く乗り出しています。
ただ、毛が長く、見た目的に体調が凄く良いとは感じないですね…。
熱中症などにもなりかねませんから用心し、無理のない程度のものから徐々に進めるように動かしていきます」(天栄担当者)
24/8/6 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「入場後からここまで時間をかけて立ち上げてきました。
幸い、ガクッと来てしまうことはなく、疲れが徐々に癒えてきたかな…と思えるようにはなっていますので、これより坂路にも少しずつ入れて調整のピッチを上げていきたいです」(天栄担当者)
24/8/13 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン15秒のキャンター調整を取り入れています。
「坂路調教も織り交ぜ始めて以降、ガクッと来てしまうことはありません。
とはいえ、トモ、前脚ともに疲れやすく、歩様に出やすい馬でもありますから、この後も用心しながら進めていきます」(天栄担当者)
24/8/20 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「細心の注意を払いながら乗っていて、今のところいい意味で変わりないかなと思えます。
それで、じわりじわりと乗り進め、負荷を高めていこうとしているところですよ。
次走はもう少し先の秋競馬になると思いますので、この後も急かし過ぎず丁寧に動かしていきます」(天栄担当者)
24/8/27 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「引き続き用心しながら乗っていますが、様子は悪くないので、だいぶ立ち直ってきているかなと思えますね。
前走後、結構疲れているように見えていたので、少しホッとしました」(天栄担当者)
24/9/3 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「体調が持ち直してきて、それ以降、ガクッと来ることはないですよ。
最高気温自体は落ち着いてきていますが、雨天や湿気が高い日がありますから、体調管理に気を付けて慎重に対応していきます」(天栄担当者)
24/9/10 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「体調管理に細心の注意を払いながら調整してきていますが、今のところ変わりはなく、まずまず順調と言える状況にあります。
もう少しこちらで乗り込んでいきたいですが、徐々にメドを立てていければという思いでいます。
馬体重は540キロです」(天栄担当者)
24/9/17 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「体調に対して今回特に気を配ってきましたが、元々の歩様と言いますか、トモを中心とした馬体面のケアも必要になるので、慎重に丁寧に取り組んできています。
その甲斐あってか、まずまずかな…と思える状況になりつつありますし、これからはさらに負荷を高めていけるように動かしていって、詳細を詰めていきたいです」(天栄担当者)
24/9/24 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン14~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「まずまず軌道に乗ってきているかなと思えることもあり、段々と負荷を高めるように乗り進めてきていますよ。
このような状況にあるので奥村調教師には、目標のひとつとしてスワンSを考えていけるかもしれませんということをお伝えしています」(天栄担当者)
24/10/1 NF天栄
トレッドミル調整か周回コースで軽めのキャンター調整を行い、日によっては坂路でハロン13~15秒のキャンター調整を取り入れています。
「メンタル面に気を遣う必要があるので用心しながら対応していますが、ここ最近のなかではだいぶ安定していて、様子は良いですね。
そのことから乗り込み量という点でもここ最近のなかでは特に補えていますし、良い感じに来ていると思いますよ」(天栄担当者)
24/10/2 奥村武厩舎
2日に美浦トレセンへ帰厩しました。
「心身共に気を遣うところはありましたが、ここ最近の天栄での乗り込み状況を踏まえつつ、スワンSを目標にこのタイミングで戻しています。
まずは歩様を中心に状態をしっかり確認して、明日から運動を開始していきます」(奥村武師)
24/10/9 奥村武厩舎
2日は美浦Wコースで追い切りました(70秒2-54秒3-39秒0-11秒8)。
「体がちょっと立派かもしれないという話を聞いていて、天栄計測時が557キロで入厩してから550キロくらい。
ただ、これから稽古をしていく、そして輸送をすることを考えたらちょうどいいくらいかなと思えるシルエットでもあり、そこまで気になりません。
目標をひとまずスワンSに置けそうと思えたこともあり、今回も栗東へ入って現地で調整しようと考えていますが、脚慣らし程度にと思い、今朝いちばんで美浦のウッドチップコースにて時計を出しています。
70-40程度ですが、何ら問題はないですね。
息遣いはそこまでクリアではない馬ですが、今朝の様子を確認してもいい意味でいつもと変わらないかなと感じましたよ。
この後の無事を確認できれば今週中に栗東へ運びます」(奥村武師)
26日の京都競馬(スワンS・芝1400m)に出走を予定しています。
24/10/16 栗東TC
16日は軽めの調整を行いました。
「先週の追い切り後の無事を確認した後、栗東トレセンへ移動させました。
すでに半マイル58秒くらいのところを乗っていて、明日以降改めて追い切りを始めていこうと考えているのですが、環境の変化に少し敏感になり、カイ食いが少し細い状況です。
大きな体ですが、繊細な一面を持っていてこれまでもそういった変化を見せていましたから早めの移動を選択したわけですが、今回も同様ということで、胃薬を投与したりして少しでも身になるような状況に持っていけるように調整していきます」(奥村武師)
26日の京都競馬(スワンS・芝1400m)に出走を予定しています。
24/10/23 栗東TC
23日は栗東CWコースで追い切りました(82秒0-66秒3-51秒6-37秒2-11秒7)。
「前回乗ってもらった川田ジョッキーは今週東京で乗れないようだったので、団野くんにお願いしました。
それで先週の追い切り、そして今朝も跨ってもらっています。
動き自体は悪くなく無事に調教を終えられたという報告をスタッフからも受けていますよ。
先週金曜日に見に行ったのですが、やはり環境が変わりカイバの食いが細くなって美浦で見たときよりもスッキリとしていて、やはりこれだけ変化するか…と思っていたのですが、特にトモまわりに張りが出てきて今週状態が上向いてきたということでもありました。
また、先週の追い切り時はイレ込みがちょっと目立っていたものの今週はいくらかマシになっていて心身ともに上向いてきていることを確認できましたので、予定通り今週のレースへ向かいたいと思います。
前回に続き重賞ですし、今回は1400m戦になりどこまでかという部分はありますが、何とかいい走りを見せてもらえたらと思っています」(奥村武師)
26日の京都競馬(スワンS・芝1400m)に団野騎手で出走を予定しています。
調教タイム
24/10/6
助手 美浦坂・稍
58.1 – 42.0 – 27.4 – 13.2 馬ナリ余力
24/10/9
助手 美浦W・不
70.2 – 54.3 – 39.0 – 11.8 馬ナリ余力
24/10/14
助手 栗東坂・良
58.7 – 43.3 – 28.2 – 13.3 馬ナリ余力
24/10/17
団野大 栗東CW・良
81.3 – 66.6 – 52.3 – 37.6 – 11.3 馬ナリ余力
ティニア(古オープン)末強めの内0.3秒追走同入
24/10/20
助手 栗東坂・良
61.2 – 44.4 – 29.0 – 14.2 馬ナリ余力
24/10/23
団野大 栗東CW・良
82.0 – 66.3 – 51.6 – 37.2 – 11.7 馬ナリ余力
感想
10/24の京都・スワンS
(G2・芝1400m)
に出走します!
前走の6/30北九州記念では12着。
エンジンがかからず、3コーナー手前から
手応えが悪くなり、直線でも伸びを欠く
内容でした。厳しい結果となりましたが
体調や脚元に異常があったわけでは
なさそうで、その点はひと安心。
放牧先ではガクッと来ているわけでは
ないものの、体調が凄く良いというわけ
ではなく、用心しながら進めることに。
体調が持ち直した後はまずまず順調と
言える状況となり、徐々にメドを立てて
いくこととなりました。
帰厩直前の状態は、最近の中ではメンタルが
安定しており、それに伴って乗り込み量も
特に補えていた…とのことで、良い感じに
調整を進めることができたようです。
乗り込み状況を踏まえてスワンSを目標に
10月初旬に帰厩しました。
今回も事前に栗東に入って現地で調整。
カイバ食いが細くなるなど繊細な面を
見せますが、直前の追い切りでは心身
ともに上向いている様子。
鞍上は団野騎手で、サーマルウインド
とは初コンビ。
気性面の難しさもありますが、上手く
エスコートいただけると嬉しい!
テンハッピーローズやルガルなど、
これまでしのぎを削ってきたライバルが
GⅠの舞台で活躍。サーマルウインドも
ライバルに続いて重賞の舞台での活躍を
期待したい!
心身ともに気を遣う状況が続きそうですが、
なんとか良い状態でレースに臨んで力を
発揮、勝利を掴むことができるといいな!
※クラブ公式情報・画像はキャロットクラブの許可を得て掲載しております。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました♪
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