キャロットの2023年度募集馬(2022年産駒)の出資検討です!
今回で栗東入厩予定馬はラスト!
No.87~No.92、
サトノアラジン
ダンカーク
ハービンジャー
バゴ
Frankel
Saxon Warrior
産駒の募集馬について!
- 種牡馬について
- 母の代表産駒の成績
- 厩舎について
の3点の切り口からまとめ、検討します。
ストレスフリーな一口馬主ライフを目指して、
特に厩舎との相性を重視しながら考えます!
出資馬がお世話になったことがある
厩舎はその時の印象を交えて記事に
していくので、ミスマッチを防ぐため
の参考になれば幸いです(*^^*)
また、キャロットについては継続的な
出資のため、将来の母馬優先も意識
して検討したいと思います。
昨年度兄姉がキャロットで募集された
募集馬は、昨年度の兄姉の最終的な
抽選ランクについても振り返ります!
2023年度募集概要
スケジュール
情報公開・申込受付
■募集確定馬リストの公開:
8/10(木)
■カタログ電子版と募集馬動画、
測尺・予定育成牧場一覧表の公開:
8/22(火)夕刻
■第1次募集申込受付期間:
9/1(金)10時~9/6(水)17時締切
■第1次募集申込結果発表:
9/15(金)夕刻
■1.5次募集申込受付期間:
9/19(火)正午~9/20(水)正午
■1.5次募集申込結果発表:
9/21(木)午後
■第2次募集申込受付期間:
9/25(月)10時~9/27(水)17時
■第2次募集申込結果発表:
9/29(金)夕刻
中間発表
■中間発表①:
9/4(月)18時頃
■中間発表②:
9/5(火)18時頃
出資者決定方法
割当方法
■総口数400口
①母馬優先(200口)
②最優先希望枠
③一般出資枠
口数の取り扱い
申込総口数が募集口数を上回った募集馬については
出資可能口数の上限は原則的に5口
出資検討記事
新規入会チャレンジ関係
2023年度における新規入会チャレンジについて!
2022年度に行われた制度変更を押さえつつ、
2022年度の最終結果から、候補となった馬の
特徴等を整理し、新規入会チャレンジの可能性
を考えました。
昨年度行われた制度変更については
- 新規入会の場合に重要となった変更点をピックアップ
- 新規入会ベースで2022年度と2021年度の制度の対比
昨年度の結果については
2022年度募集において新規まで回ってきた
募集馬の頭数、中間人気、特徴のチェック
を行って新規入会の可能性や狙い目に
ついてまとめています。
出資のスタンスについて
出資申込みのスタンスについて
以下の記事で整理しました!
2023年度の募集申込も
ストレスフリーな一口馬主ライフを目指す!
をテーマにします!
そのために大事だと考えている
- 厩舎との相性
- 新種牡馬、未出資の種牡馬の産駒への出資
を軸として検討していきます。
2022年度募集振り返り
昨年度(2022年度)のキャロット募集の
募集結果、抽選ランクは以下の記事で
まとめました!
出資検討
- 種牡馬について
- 母の代表産駒の成績
- 厩舎について
の3点をまとめ、検討します。
1.種牡馬についてはその種牡馬の印象、
産駒の出資経験がある場合は
その産駒の成績を振り返ります。
3.厩舎については
今までお世話になったことがある厩舎は、
その時の印象と個人的に感じた相性をもとに。
お世話になったことがない厩舎は、
近年の成績から考えます(*‘∀‘)
今回は栗東入厩のNo.87~92の募集馬について!
サトノアラジン
現役時は抜群の切れ味で
主にマイルで活躍しましたが
中距離もそれなりにこなしました。
産駒は2021年にデビュー。
現状では芝よりもダートの勝率が
高いです。
ダートではウェルカムニュースや
ディパッセがOP入り。
芝では1400m戦でグラスミヤラビ、
1200m戦でレディバランタインが
OP入りを決めています。
今後は産駒の重賞での活躍が楽しみです!
種付料とサイアーランキング
2019年:種付料100万
2020年:種付料100万
2021年:種付料100万 サイアーランキング116位
2022年:種付料100万 サイアーランキング44位
出資経験
なし
No.87 ヴィートマルシェの22
父:サトノアラジン
(BMS:フレンチデピュティ)
牝馬 3/1生 募集総額3000万
(栗東)矢作芳人厩舎
母馬優先:有
提供牧場:ノーザンファーム
主な産駒
マルシュロレーヌ
2016年産駒 牝馬
父:オルフェーヴル
22戦9勝 [9-2-2-9]
主な勝ち鞍:BCディスタフ(G1)
矢作芳人厩舎について
厩舎成績
2019年度:54勝(2位)
2020年度:53勝(1位)
2021年度:52勝(2位)
2022年度:59勝(1位)
代表的なクラブ管理馬
リスグラシュー(キャロット)
バスラットレオン(広尾)
パンサラッサ(広尾)
出資経験
セラディーン(キャロット)
1戦0勝 未勝利引退
No.87 感想
母はキャロットの募集馬で
通算成績は9戦1勝。
母産駒の成績は優秀で
マルシュロレーヌの他、
中央5勝で地方でも活躍した
グレナディアーズや、
中央4勝のリリーバレロ、
中央5勝に加えてマーキュリーC、
佐賀記念を勝ったバーデンヴァイラー
等、複数勝利馬が多くいます。
預託先は姉のマルシュロレーヌも
管理した矢作厩舎。トップレベル
の実績を持ち、勝ち上がり率、
重賞馬の割合も高水準。
各クラブの活躍馬を管理しています。
広尾TCのパンサラッサ、
バスラットレオンをはじめ、
DMMのラヴズオンリーユーでの
海外挑戦と快挙も印象深いです。
また、連闘や続戦の比率が高く、
出走回数が多いことが特徴。
出資馬が走る姿をたくさん
見ることができて、一口馬主的
にはそこも楽しみなポイント!
キャロットのセラディーンで
お世話になりましたが、ケガ
により一戦で無念の引退。
長くお世話になることができず
残念でした。
リアルインパクト産駒の姉、
マルチャレアルの2022年度募集
における抽選ランクは
・当選:母優一般、×無し最優先
・抽選:一般
でした。
ダンカーク
代表産駒はJBC2歳優駿勝ち馬の
アイスジャイアントや、グリーンCC
勝ち馬のメイショウテンスイ、
障害G1で活躍したレオビヨンドなど。
産駒は芝、ダートともに中距離以下での
活躍が目立ちますが、レオビヨンドや
シークレットランなど長距離に対応する
産駒も。
産駒は重馬場での成績が良く、
道悪が得意なのも特徴的です。
種付料とサイアーランキング
2019年:種付料120万
2020年:種付料120万
2021年:種付料100万
2022年:種付料70万
出資経験
なし
No.88 ペルレンケッテの22
父:ダンカーク
(BMS:ディープインパクト)
牡馬 4/17生 募集総額3000万
(栗東)寺島良厩舎
母馬優先:有
提供牧場:ノーザンファーム
主な産駒
ミルテンベルク
2021年産駒 牝馬
父:モーリス
1戦1勝 [1-0-0-0]
寺島良厩舎について
厩舎成績
2019年度:35勝(19位)
2020年度:32勝(21位)
2021年度:36勝(14位)
代表的なクラブ管理馬
メディーヴァル(ターファイト)
キングズソード(ユニオン)
出資経験
プロトアステール(シルク)
1戦0勝 現役
No.88 感想
母はキャロットの募集馬で
通算成績は16戦4勝。
芝の1400mで4勝をあげました。
寺島厩舎は8年目。年間勝利数は
30前後で優秀な成績をキープ。
連闘の割合が高いことが特徴的です。
今村騎手が所属しており、起用が
多いことはあらかじめ認識して
おいた方がいいかな( ᐛ )و
出資馬のプロトアステールは
出遅れが響いてデビュー戦3着。
適性を見定めつつ、相手関係も
考慮して狙っていただいたように
思います。
2022年度に募集された
モーリス産駒の姉である
ミルテンベルクが母産駒の
中央初勝利を飾りました。
ミルテンベルクの2022年度募集
における抽選ランクは
当選:一般
で、第1次募集終了時点で
残口数133口、1,5次募集で
満口となりました。
ハービンジャー
代表産駒はペルシアンナイト、
ディアドラ、ノームコア、
ブラストワンピースなど。
産駒は芝、特にマイル~中距離
路線での活躍が目立ちます。
3歳世代ではファントムシーフ、
エミューが世代重賞を制して
クラシックに挑戦。
3歳世代に続き、今後も産駒の
活躍に期待がかかります!
種付料とサイアーランキング
2019年:種付料600万 サイアーランキング8位
2020年:種付料600万 サイアーランキング13位
2021年:種付料400万 サイアーランキング15位
2022年:種付料400万 サイアーランキング13位
出資経験
アングレーム(キャロット)
13戦1勝 引退
No.89 パドゥヴァルスの22
父:ハービンジャー
(BMS:エピファネイア)
牡馬 2/9生 募集総額3600万
(栗東)武英智厩舎
母馬優先:有
提供牧場:ノーザンファーム
主な産駒
初仔です。
武英智厩舎について
厩舎成績
2019年度:19勝(78位)
2020年度:14勝(115位)
2021年度:29勝(30位)
2022年度:33勝(21位)
代表的なクラブ管理馬
ロンドンデリーエア(グリーン)
ゲーテローズ(サンデー)
ミルテンベルク(キャロット)
出資経験
なし
No.89 感想
母はキャロットの募集馬で
通算成績は4戦2勝。
2歳8月の芝1200mの新馬戦で
デビュー勝ち。
ファンタジーSで10着。
かささぎ賞で9着の後向かった
芝1600mの3歳1勝Cで2勝目を
あげましたが、屈腱炎により
4戦で引退となりました。
武英厩舎は6年目でクラブ馬の比率
は低め。2021年度は29勝と好調、
2022年度はキャリアハイの33勝。
メイケイエールの活躍もあり、
軌道に乗っているようで今後も
躍進に期待大( ᐛ )و
新馬戦を快勝、3歳1勝Cを
3馬身差で圧勝して活躍が
期待された母の初仔。
母のポテンシャルを受け継いで
活躍してくれることに期待!
バゴ
代表産駒はクロノジェネシス。
秋華賞、宝塚記念(2勝)、有馬記念を
制し、輝かしい成績を残しました。
他の活躍産駒はビッグウィークや
ステラヴェローチェなど。
芝の中距離での活躍が目立ちますが、
長距離では菊花賞馬のビッグウィーク、
短距離ではクリスマスやタガノアザガル
などが活躍し、幅広い距離適性を見せて
います。
ダートではトップウイナーがOP入り
の活躍を見せていますが、基本的に
条件戦までで芝の方が良績。
キャロットではバイオレントブロー
の活躍が印象的。近年のキャロット
募集ではレアな種牡馬で要注目( ˙ᵕ˙ )
種付料とサイアーランキング
2019年:種付料50万
2020年:種付料50万
2021年:種付料100万
2022年:種付料100万
出資経験
なし
No.90 ビットレートの22
父:バゴ
(BMS:スペシャルウィーク)
牡馬 1/30生 募集総額3000万
(栗東)池添学厩舎
母馬優先:有
提供牧場:ノーザンファーム
主な産駒
クエイヴァー
2020年産駒 牝馬
父:ヘニーヒューズ
6戦0勝 [0-0-0-6]
池添学厩舎について
厩舎成績
2019年度:33勝(22位)
2020年度:33勝(20位)
2021年度:33勝(22位)
2022年度:40勝(12位)
代表的なクラブ管理馬
サラキア(シルク)
カテドラル(キャロット)
出資経験
エスメラルディーナの22(シルク)
デビュー前
No.90 感想
母はキャロットの募集馬で
通算成績は26戦2勝。
主に芝の短距離で活躍しました。
池添厩舎はクラブ馬、社台グループ
生産馬の比率がとても高い厩舎。
キャロットやシルクの高額馬も
複数預託されています。
年間勝利数は30勝前後、昨年度は
40勝で上位に。
馬質の高さもあるかもしれませんが、
勝ち上がり率、重賞馬の割合も高水準。
クラブ馬が多い中でも出走数は高い
数字のため、その点も魅力的。
ドレフォン産駒の兄、
エクサビットの2022年度募集
における抽選ランクは
当選:母優一般、×無し最優先
抽選:一般
でした。
Frankel
代表産駒はソウルスターリング、
モズアスコット、グレナディアガーズ等。
イギリス産馬で通算成績は14戦14勝。
G1で10勝と、現役時はとんでもない
成績をおさめています。
種牡馬としても活躍し、アダイヤーや
ハリケーンレーン、スノーランタン
などの活躍馬を送り出しています。
種付料も上がっていき、2022年には
20万ポンド(3000万円超え)、2023年
には27.5万ポンドで、日本円にすると
4500万円超えと驚愕の値段。
セレクトセールでも産駒が1億円超え
で取引されるなど、引き続き注目を
集めています。
日本でもすでに活躍馬を送り出して
いますが、今後もさらなる大物の
誕生に期待が膨らみます( ᐛ )و
出資経験
なし
No.91 インピードの22
父:Frankel
(BMS:Bated Breath)
牝馬 1/26生 募集総額5000万
(栗東)高野友和厩舎
母馬優先:無
提供牧場:ノーザンファーム
主な産駒
日本でデビューした産駒はいません。
高野友和厩舎について
厩舎成績
2019年度:40勝(11位)
2020年度:29勝(32位)
2021年度:36勝(13位)
2022年度:28勝(32位)
代表的なクラブ管理馬
レイパパレ(キャロット)
スタニングローズ(サンデー)
ナミュール(キャロット)
出資経験
アッファシナンテ(キャロット)
1戦0勝 現役
No.91 感想
母はイギリス産馬で未出走。
高野厩舎はクラブ馬率が高く、
勝ち上がり率、重賞馬輩出率ともに
優秀。年間の勝利数も多く、実績は
申し分なし!
レイパパレやファルコニア、
スタニングローズなど、クラブの
活躍馬も多く送り出しています。
ガシガシ鍛える印象で、脚元が
しっかりした強い馬であると
相性が良いイメージ。
お世話になっているキャロット馬の
アッファシナンテは早めのデビュー
となりましたが、新馬勝ちは叶わず。
今後の活躍を楽しみにしたい!
2020年産の兄Kerpowは
イギリスで4戦0勝。
2021年産、Kingman産駒の兄、
キングズブレスはサンデーで
募集総額7000万円で募集。
2023年産、ロードカナロア産駒の
弟はセレクトセール(2023年当歳馬)
にて9460万(税込)で取引されました。
兄弟が高額で募集、取引されており
さらにFrankel産駒で大物感も感じる
夢を乗せられそうな募集馬( ᐛ )و
Saxon Warrior
アイルランドの名牝メイビーが日本に
送られ、ディープインパクトと交配し、
日本で誕生しました。
離乳後にアイルランドに送られた後、
日本産馬として初のイギリスクラシック
制覇の快挙を成し遂げました!
主な勝ち鞍は
英2000ギニー(G1)、
レーシングポストトロフィー(G1)。
産駒はBCジュヴェナイルターフを
制したVictoria Roadをはじめ、
2歳で早速重賞を制する活躍を
見せる馬が複数と種牡馬として
上々の滑り出し。
日本ではダズリングブレイヴなど
3頭が3歳未勝利戦で勝利をあげて
います。
出資経験
なし
No.92 エルヴァスⅡの22
父:Saxon Warrior
(BMS:Catcher In The Rye)
牡馬 3/2生 募集総額4400万
(栗東)長谷川浩大厩舎
母馬優先:無
提供牧場:ノーザンファーム
取引価格:3520万(税込)
(2023年 セレクトセール)
主な産駒
デビューした産駒はいません。
長谷川浩大厩舎について
厩舎成績
2019年度:7勝(161位)
2020年度:11勝(145位)
2021年度:15勝(103位)
2022年度:20勝(68位)
代表的なクラブ管理馬
イティネラートル(社台)
ウインミニヨン(ウイン)
出資経験
モルレー(シルク)
5戦0勝 未勝利引退
No.92 感想
母はアルゼンチン産馬で
通算成績は11戦5勝。
コパデプラタインテルナシオナル(G1)、
カルロスPロドリゲス賞(G2)で優勝。
長谷川浩大厩舎は5年目。
成績は右肩上がりで、
2022年は年間20勝に到達。
今後も躍進に期待です!
出資馬ではシルクのモルレーが
お世話になりました。
初戦は不利を受けつつも4着と好走
を見せましたが、その後は厳しい
結果。非力さと気性面の課題から、
力を出し切れない悔しいレースが
続きました。
調整も馬体減や気性面を考慮してか
軽い仕上げでレースに向かっていた
ことはもどかしい点でした。
2021年に輸入されて初の産駒。
2023年産はキタサンブラック産駒
のようです。
情報少なめで未知数な点が多いですが
測尺、馬体面の懸念点は少なそう。
早速活躍とイッパツがある可能性
もあって気になります( ˙ᵕ˙ )
以上、2023年度キャロット本募集
栗東入厩予定馬、No.87~No.92
についての出資検討でした!
今回で栗東入厩馬編はラスト!
次回は地方入厩馬について検討
していきます!
また見ていただけると嬉しいです(*^^*)
※クラブ公式情報はキャロットクラブの許可を得て掲載しております。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました♪
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