アクロアイト引退

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キャロットの4歳牝馬、
アクロアイトの引退が決まりました。

追い切りでは不安が残り
半信半疑で迎えたデビュー戦は
不安を払拭する快勝!
2戦目はリステッド競争に出走して
見せ場充分の好走を見せてくれました。

その後3歳の夏に屈腱炎が判明。
療養生活が長く続くことに。
復帰を心待ちにしていましたが
喉の異常も見つかり、
引退することとなりました。

今回はアクロアイトのデビューからの
レースと近況を振り返ります。

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アクロアイト

アクロアイト20210429

4歳 牝馬
父:ハーツクライ

母:ウィーミスフランキー
(BMS:Sunriver)
(美浦)大竹 厩舎

生産:ノーザンファーム

競争成績

振り返り

出資申し込み 

ハーツクライ産駒に
活躍を期待していたことと、
兄のザヴォルドルフがデビュー時
話題となっていたことから
興味が沸いて申込をしました( ˙ᵕ​˙ )

1戦目 

2020/02/09
東京の3歳新馬戦(芝1800m)でデビュー。

まずまず好スタートから先団ついて
道中は3,4番手の好位を追走。

最終コーナーからジワっと進出。
直線で追い出されると良い脚ですぐに先頭へ。
その後もしぶとく脚を使って粘り切り、
デビュー勝ちを決めました( ᐛ )و

16頭立て1着。

2戦目 

2020/05/03
リステッドのスイートピーS(芝1800m)へ。

好スタートから促して好位へ。
道中は4番手を追走。
リズムよく運び、手応え充分で直線へ。

直線では追い出しを待つほどの
余裕が見られましたが、
追い出してからはトップスピードの
差が出たか、後続の追い上げを
凌ぐことができず…!

それでも格上挑戦で大きく差のない競馬で
今後が楽しみになる内容でした!

18頭立て6着。

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近況

21/10/17 引退

「トレッドミルでの調整をコンスタントに行い、最近ではスピードをそれなりに出してしっかりと負荷をかけられるようになっていました。
脚元の様子も悪くなく順調に来ていたのですが、ここに来て息遣いが気になり出しました。
以前にも多少気になるところがあったようですが、目立つようになっていることから検査を行ったところ、喉なりの症状が見られ、オペが必要な状態であることがわかりました。
ここからオペとなると乗り出しがさらに遅れてしまい、順調に行ったとしても再始動は春かそれ以降になってしまうのは否めません。
脚元やトモの状態がようやく良くなってきたと思えるようになってきていただけに残念でなりません。
復帰させてあげられず申し訳ございません」(空港担当者)

「長期間、休養に充ててもらっていることで脚元の状態は良さそうなものの、喉が気になり、検査したところ良くない状態であることがわかったと連絡をもらいました。
お休み前にも息遣いにいくらか粗さがあるという話を天栄から聞いていましたが、お休み期間中に体も変化して症状が顕著化してきてしまったのかもしれません。
デビュー前の調教の様子だとどうなのか…と心配のほうが大きい状況でしたが、それでいてデビュー勝ちを収めてくれました。
続くスイートピーSでは勝つことこそできなかったものの見どころある走りをしてくれましたので、不安なく行けていればと思うと残念でなりません。
底を見せていないとも言えるだけに苦渋の決断ではありますが、脚部不安再発の恐れがあることに加えて喉の不安が加わるとなると休養前と同等もしくはそれ以上のパフォーマンスを発揮できる保証があるとは言い難く、また、引退時期までに何走できるか…という状況にあることを考えると無理を強いることはできないと思いました。
会員の皆様には復帰をお待ちいただいていたと思うのですが、再び競馬場で走る姿をお見せできず申し訳ございません」(大竹師)

成長を促すように時間をかけてじっくりと育成がなされ、2歳の10月に初めて入厩するとゲート試験をすぐに合格し、その後のNF天栄での乗り込みもまずまず順調に進みました。
始動は年明けになりましたが、思うように動ききれず半信半疑な中で向かったものの蓋を開けると見事に勝利してくれました。
一度使ったことで状態がさらに上向き、馬も自信がついたか調教の動きも良くなっていましたのでどれだけやれるかと思いつつ送り出したスイートピーSでは見せ場たっぷりの走りを披露してくれました。
その後は自己条件から地道に行こうとしていたところで右前浅屈腱炎を発症してしまったため、復帰できることを願いつつ長期休養に入り、脚元の様子を見ながら調整を進めてきたところ、ここに来て息遣いがより気になり出し、検査を行ったところオペを必要とする状態であることが判明しました。
ここからオペを挟むと乗り出しは早くて年内にできるかどうかという状況になり、順調に進んだとしても復帰は春以降になってしまいます。
来年5歳になりますので、引退期限までに数戦できるかどうかという状況になることが考えられます。
また、脚元の不安が再発する可能性もあり、喉に関してもオペをして完全に不安がなくなるという保証もないことから総合的に判断し、大竹正博調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念することになりました。
会員の皆様におきましても残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。
なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。

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感想

ゆったりとした成長曲線を描き、
ゲート試験のための入厩は
2歳10月の下旬でした。

入厩後もまだしっかりしていない、
芯が入っていないところがある
など時間がかかりそうな
コメントがありましたが、
疲れを見せる前にゲートをこなして試験合格。
成長待ちの部分もあるとのことで
無理はせず11月頭には放牧に出ました。

そんなこんなでデビューへ向けた入厩は3歳の1月初旬に。
そこでもまだしっかりしていないと
コメントがあったり、追い切りも
重心が前に行きすぎたり、もたついたりと
あまり良い内容ではありませんでした。

使いつつの成長に期待しながら
なんとか整えられたか…といった完成度で
デビュー戦を迎えました。

そこまでの経緯からデビュー戦は
大きな期待を持つことはできませんでしたが
蓋を開けてみてびっくり!
好走を見せてくれました!

その後はリフレッシュを経て、
リステッドのスイートピーSへ出走。
格上挑戦ながら目途がたつ
良い内容の走りを見せてくれました。

自己条件で活躍しつつ徐々に
ステージを上げていくことができれば!
と思ったのですが、
3歳6月に帰厩した後、
7月に屈腱炎が判明。

回復力と今後の活躍に期待を寄せ、
復帰を目指して療養することとなりました。

ここから長い療養生活が続き、
4歳5月には股関節を痛めてしまう
さらなるアクシデント。
治療を施しつつ、その後も粘り強く
復帰に向けて運動を続けましたが
10月に喉なりが判明。

パフォーマンスの低下と、復帰できても
数戦しかチャンスがないこと等を勘案して
引退することとなりました。

デビュー戦では不安を押しのけて快勝。
2戦目も形になる内容でセンスを感じられました。
戻ってきてまたきっと
良い走りをしてくれるはず
と思っていましたが、
残念ながら復帰は叶わず。

大竹先生には完成度がまだまだな
中でもなんとか整えて出走、
デビュー勝ちへ導いていただき感謝!

屈腱炎による異常を察知して
無理をさせなかったことも
ありがとうございました( ˙ᵕ​˙ )

スタッフの皆さまも
復帰に向けて粘り強く接していただき、
ありがとうございました!

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アクロアイト、お疲れさまでした!
デビュー戦での快勝、
トライアルへの挑戦と
ゆったりとした成長からは
想像もできなかった
ワクワクをありがとう!

底を見せず、不完全燃焼な
競走馬生活になりましたが
今後は繁殖に上がるとのことなので
母として充実した余生を過ごして
もらえたらと思います(*^^*)


※クラブ公式情報・画像はキャロットクラブの許可を得て掲載しております。

 


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