シルクの2024年度募集馬(2023年産駒)の出資検討です!
今回で美浦入厩馬編はラスト!
No.42~No.45、美浦入厩予定の
ダノンスマッシュ
Sottsass
American Pharoah
Frankel
産駒の募集馬について!
- 種牡馬について
- 母、兄姉の成績
- 厩舎について
の3点の切り口からまとめ、検討します。
過去にシルクで兄姉の募集があった
場合は兄姉募集当時の実績ボーダー、
総申込・抽優申込の票数、順位や
当選確率がどうだったのかも
見ていきます!
コンテンツ
2024年度募集概要
スケジュール
情報公開・申込受付
■募集馬情報公開:
7/12(金)
■カタログ発送:
7/19(金)
■1次募集申込受付期間:
7/20(土)10時~8/2(金)17時締切
■申込結果発表:
8/8(木)夕方頃予定
中間発表
■中間発表①:
7/24(水)
■中間発表②:
7/28(日)
■中間発表③:
8/1(木)
出資者決定方法
割当方法
■総口数500口
①出資実績による決定(300口)
②抽優馬の抽選による決定(①の残口+200口)
③通常の抽選による決定(②の残口)
口数の取り扱い
■1~5口の申込:
申し込んだ口数で当選か落選
■6~10口の申込:
①出資実績 で当選した場合は申し込んだ口数で当選
②③抽選 で当選した場合は5口で当選
※落選の場合は0口となり、4口以下での当選とはならない
頭数制限
申込みは一人当たり最大10頭まで
出資検討記事
募集馬検討
美浦入厩馬①(No.1-3)
美浦入厩馬②(No.4-6)
美浦入厩馬③(No.7-10)
美浦入厩馬④(No.11-14)
美浦入厩馬⑤(No.15-18)
美浦入厩馬⑥(No.19-23)
美浦入厩馬⑦(No.24-27)
美浦入厩馬⑧(No.28-30)
美浦入厩馬⑨(No.31-33)
美浦入厩馬⑩(No.34-37)
美浦入厩馬⑪(No.38-41)
美浦入厩馬⑫(No.42-45)
→今回の記事になります。
栗東入厩馬
No.46~83、美浦入厩の募集馬の
検討記事はこちらでまとめています!
中間発表
2024年度募集の中間発表まとめです!
ランクインした馬について、リストの
測尺や厩舎成績等の情報と並べつつ、
申し込み状況を整理しています。
また、昨年度の中間発表で名前が出た
募集馬が
- 最終でどの程度票を集めたのか
- 当選確率はどうだったのか
についても参考で振り返っています。
中間発表③(8/1)
中間発表②(7/28)
中間発表①(7/24)
2023年度募集振り返り
昨年度(2023年度)のシルク募集の
実績ボーダー、当選確率等はこちら
の記事でまとめました!
出資検討
- 種牡馬について
- 母、兄姉の成績
- 厩舎について
の3点をまとめ、検討します!
今回は美浦入厩のNo.42~45の募集馬について!
ダノンスマッシュ
産駒は2024年デビュー。
現役時は芝の短距離戦線で活躍。
芝1200mの重賞を6勝、
芝1400mの重賞を1勝し、
短距離重賞で7勝。
高松宮記念で優勝した他、
香港スプリントでは本馬の父、
ロードカナロアと父仔制覇を
成し遂げました。
2022年に種牡馬として供用開始し、
初年度は146頭、2023年は128頭の
牝馬と配合。
スプリント戦で見せたスピードを
受け継いだ産駒の活躍が楽しみです。
種付料とサイアーランキング
2022年度:種付料220万
2023年度:種付料220万
No.42 サンデースマイルⅡの23
父:ダノンスマッシュ
(BMS:サンデーサイレンス)
牡馬 2/9生 募集総額2500万
(美浦)嘉藤貴行厩舎
生産:ノーザンファーム
主な産駒
フルーキー
2010年産駒 牡馬
父:Redoute’s Choice
32戦7勝 [7-4-3-18]
主な勝ち鞍:チャレンジC
嘉藤貴行厩舎について
厩舎成績
2022年度:16勝(101位)
2023年度:15勝(103位)
代表的なクラブ管理馬
パウオレ(ノルマンディー)
カンティーユ(ノルマンディー)
出資経験
なし
No.42 感想
母はイギリス産馬で通算成績は4戦1勝。
2010年産のフルーキーを皮切りに、
種牡馬を問わず複数勝利馬を
送り出す活躍。
嘉藤貴厩舎は2022年に開業。
初年度から16勝と良いスタート。
2023年に15勝、2024年はさらに
ハイペースで勝利を重ねていて
今後も楽しみです。
ドレフォン産駒の姉、
ジョリスリールは2022年度募集において
・実績ボーダー:38.0万
・総申込数:651(67位)
・抽優申込数:76(63位)
・当選確率:一般抽選45.1%、抽優抽選100%
でした。
本募集馬は母20歳時の産駒。
母産駒の勝ち上がり率は高く、
繁殖能力は間違いなさそうですが
活力がどうか。
本募集馬の検討数順位は40位前後で
中間程度の人気です。
Sottsass
フランス産馬で通算成績は12戦6勝。
2020年の凱旋門賞馬。
仏ダービー、ガネー賞を含め、
芝のGⅠで3勝。
芝の2000m~2400mで活躍したこと
から、クラシックディスタンスに適性の
ある産駒の送り出しに期待!
種付料は2021年に30,000ユーロ、
2022年に25,000ユーロ、
2023年は25,000ユーロで据え置き。
現在のレートだと430万円程度です。
No.43 プレインチャントの23
父:Sottsass
(BMS:Gregorian)
牝馬 2/27生 募集総額3500万
(美浦)稲垣幸雄厩舎
生産:ノーザンファーム
主な産駒
初仔です。
稲垣幸雄厩舎について
厩舎成績
2019年度:8勝(155位)
2020年度:5勝(177位)
2021年度:15勝(110位)
2022年度:18勝(87位)
2023年度:18勝(79位)
代表的なクラブ管理馬
シルブロン(シルク)
レアグリフォン(ノルマンディー)
出資経験
なし
No.43 感想
母はフランス産馬でフランスで4勝。
クリテリヨムドメゾンラフィット(GⅡ)、
エクリプス賞(GⅢ)で優勝しました。
稲垣厩舎は6年目。
2020年までは勝ち上がり率が10%台
で、年間勝利数は一桁でしたが、
2021年は15勝、2022年は18勝、
2023年も18勝と徐々に軌道に
乗ってきた状況。
勝ち上がり率も約25%まで伸び、
今後ますますの躍進が楽しみ。
フランス産馬の母の初仔、父も
産駒データが少ないソットサスで
未知の魅力が詰まっています。
本募集馬の検討数順位は75位前後です。
American Pharoah
現役時はアメリカクラシック三冠を達成。
G1で8勝、通算成績は11戦9勝と、
とんでもない成績を収めています。
スタッドインした初年度の種付料は
20万ドルと超高額。繁殖牝馬の質
にも恵まれます。
ビホールダーマイルS(G1)勝利の
As Time Goes Byや、
ニューヨークS(G1)勝利の
Marketsegmentationを送り出し
ますが、期待されているほどの
成果とまではいかず、種付料は下落。
2022年度は8万ドル、
2023年度は6万ドル、
2024年度は5万ドルとなっています。
アメリカでは徐々に評価が下がっている
と見られますが、日本では産駒が活躍。
特にカフェファラオが
フェブラリーSを2年連続で制するなど
大きな活躍も見せています。
芝で実績を残しているのはリフレイム
のみで、活躍はダートに集中しています。
出資経験
なし
No.44 ヘヴンハズマイニッキーの23
父:American Pharoah
(BMS:マジェスティックウォリアー)
牝馬 3/30生 募集総額3500万
(美浦)武井亮厩舎
生産:ノーザンファーム
主な産駒
シルフズミスチーフ
2022年産駒 牝馬
父:Into Mischief
1戦0勝 [0-0-0-1]
手術歴
2024年2月
左大腿下腿関節感染性関節炎により洗浄手術
武井亮厩舎について
厩舎成績
2019年度:28勝(33位)
2020年度:18勝(87位)
2021年度:14勝(113位)
2022年度:23勝(51位)
2023年度:32勝(19位)
代表的なクラブ管理馬
ハーツコンチェルト(グリーン)
アーバンシック(シルク)
出資経験
なし
No.44 感想
母はアメリカ産馬で北米で8勝。
ヴェイグランシーH(GⅢ)で優勝
しました。
武井厩舎はサンデー、シルク、
キャロット馬が多めに預託。
2021年は不調で14勝でしたが、
2022年は23勝と復調。
2023年は32勝とさらに活躍。
昨年度のシルク追加募集の1番人気馬
アーバンシックを管理し、京成杯2着
でクラシックにも挑戦。
フェザーモチーフ等、他のシルク馬の
活躍も見られ、今後も楽しみです。
Into Mischief産駒の姉、
シルフズミスチーフは2023年度に
G1で総額3200万円で募集。
2歳6月の小倉芝1200mの新馬戦で
デビューして4着でした。
本募集馬の検討数は情報公開初日は
65位でしたが、連日順位を上げて
現在は40位前後までランクアップ
しています。
Frankel
代表産駒はソウルスターリング、
モズアスコット、グレナディアガーズ等。
イギリス産馬で通算成績は14戦14勝。
GⅠで10勝と、現役時はとんでもない
成績をおさめています。
種牡馬としても活躍し、アダイヤーや
ハリケーンレーン、スノーランタン
などの活躍馬を送り出しています。
種付料も上がっていき、2022年には
20万ポンド、2023年には27.5万ポンド、
2024年は35万ポンドで日本円にすると
7000万円超えと驚愕の値段に。
セレクトセールでも産駒が1億円超え
で取引されるなど、引き続き注目を
集めています。
日本でもすでに活躍馬を送り出して
いますが、今後もさらなる大物の
誕生に期待が膨らみます( ᐛ )و
出資経験
なし
No.45 プリティゴージャスの23
父:Frankel
(BMS:Lawman)
牝馬 1/31生 募集総額7000万
(美浦)木村哲也厩舎
生産:Northern Farm
主な産駒
初仔です。
木村哲也厩舎について
厩舎成績
2019年度:36勝(15位)
2020年度:34勝(16位)
2021年度:28勝(34位)
2022年度:34勝(19位)
2023年度:44勝(4位)
代表的なクラブ管理馬
イクイノックス(シルク)
チェルヴィニア(サンデー)
出資経験
レイフル(キャロット)
4戦0勝 未勝利引退
No.45 感想
母はフランス産馬でアイルランドで2勝、
イギリスで1勝。フィリーズマイル(GⅠ)、
愛デビュターントS(GⅡ)で優勝しました。
預託先は木村厩舎。
NFとの連携力が魅力で、外厩仕上げ
が多い点は合う合わないが分かれ
そうですが、実績はしっかり。
出資馬のレイフルは未勝利引退と
なりましたが、目標としていた
レースに出走叶わず、スライドと
なって調子を落としたことが
痛かったように思います。
バチッと勝って、外厩での仕上げ
や出走頻度の少なさが気にならな
ければストレスは大きくないかも。
大物感漂うマル外。
募集総額7000万円は重賞での活躍を
期待したい値段ですが、種付料から
考えると安めでしょうか…。
検討数の順位は60位前後です。
以上、2024年度シルク本募集
No.42~No.45、美浦入厩予定の
ダノンスマッシュ
Sottsass
American Pharoah
Frankel
産駒についての出資検討まとめでした!
明日からは栗東入厩馬について、
引き続き検討記事を出す予定です!
また見ていただけると嬉しいです(*^^*)
ここまでお読みいただき、ありがとうございました♪
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